こんにちは、欅並子です。
有馬記念も終わり、今年の競馬も終わった感満載なのですが、G1はあと1つあります。(いつも思うけど、なんか間抜けなタイミングよね)
ホープフルステークスは今週木曜日。2日前の火曜日にはもう枠順が発表されました。
ホープフルステークスってどんなレース?っていうのは、昨年調べて長々と書きました。数あるJRAの競走の中でも、ずば抜けて紆余曲折あったレースだと思います。
ホープフルステークスが中山競馬場の芝2,000メートルで行われるようになってから今回で10回目。G1になってからは7回目になります。
このレースで好走しそうな馬の条件を、過去9回のデータで確認していきましょう。
- 前走1着、または2着以下で1着とのタイム差が0.3秒以内
- 前走から中4週以上
- 内枠
- 関西馬
こんな感じです。上ふたつの条件だとほとんど絞れませんので、枠順の話をしましょう。
有馬記念の後で枠順の話をするのはちょっと気が進まないですが、中山の2,000メートルもやはり内枠有利のようです。具体的には1~8番枠がよさそう。
それから、中山競馬場で行われるレースなのに意外ですが、これまでにG1として行われたホープフルステークスの勝ち馬は全て栗東所属の馬でした。
2着か3着にはほぼ関東馬が入っていますが、入っても1頭だけです。そして、G1になった最初の年は、1~3着までの3頭すべてが関西馬になりました。
では、そんなデータも踏まえつつ今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※ホープフルS(G1) オッズ | 2023年12月28日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの情報をもとに記事を書いています。
ゴンバデカーブース
1枠1番 予想オッズ単勝5.3倍、2番人気です。
この馬は、今までこのレースがG1になってからは1回も勝ってないという関東馬ですね。今年はもう「今まで1回も○○してない」が覆される年なんですよきっと。
内枠が良いとは言われていますが、実は中山芝2,000の1枠1番はなかなか難しい枠。今年の皐月賞で1枠1番のソールオリエンスが勝った時はそのことも含めて驚かされました。
サウジアラビアRCでは、1番人気のボンドガール、2番人気のシュトラウスをおさえて優勝しています。サウジアラビアRCはマイルのレースですから、本来なら朝日杯FSに進むのが一般的なイメージですが、この馬はホープフルステークスを選びました。
キャリア2戦はどちらもマイルしか走ったことがなく、いきなり2,000に挑戦するというのはすこし心配な気はします。
シンエンペラー
3枠6番 予想オッズ単勝3.5倍、1番人気です。
今のところ予想オッズは少し割れ気味ですが、おそらくレースが近づくともう少し差がついているんじゃないかなという気がします。
京都2歳ステークスはリアルタイムでレースを見られなかったので改めて動画を見てみたのですが、4コーナーでかなり厳しい位置から心折れずに馬群をかわして抜け出してきたのは、ちょっとすごかったですよね。
ただ、このときとは鞍上が違う。
前走モレイラ騎手が乗って上手に重賞を勝った馬が、次走、別のジョッキーに乗り変わってどうかなっていうのは、朝日杯FSのシュトラウスでちょっと思い知ったりもしたので、そこはちょっと気になりますね。ムルザバエフ騎手なら大丈夫かしら。
センチュリボンド
8枠16番 予想オッズ単勝13.1倍、5番人気です。
ここまでは、きれいなな戦績の馬2頭の名前を挙げましたが、昨年のこのレースでは、無敗の2勝馬たちが人気を集める中、戦績にちょっぴり苦労の跡が見える馬たちが1~3着を占めました。
3頭の共通点は、「新馬を勝っていない」こと。
そこで、3頭目の注目馬は、センチュリボンドにしてみました。
人気薄を選ぼうとして新馬戦で勝てなかった馬を探したんですが、選んだのは、結局まあまあ人気サイドの馬になってしまいました。
人気なのは、きっと有馬記念で神騎乗を見せた武豊騎手が鞍上を務めていることによるものも大きいとは思います。
この馬は、新馬戦含め、キャリア3戦全てが芝2,000メートルのレースを使ってきています。直線に坂がある競馬場を経験していない点は少し気になるところではありますが、まあ、2歳戦だしね。
以上、ホープフルステークスの注目馬を確認しました。
おそらくこのレースは自宅で観戦します。パドック予想がんばります。