こんにちは、欅並子です。
今週末行われる3つの重賞のうち、今日は、3月5日(日)に行われる弥生賞ディープインパクト記念について書きたいと思います。
土曜日に重賞2つ、日曜日に重賞1つというのはちょっと珍しいですが、チューリップ賞と弥生賞を別々の日に行うための措置ということでしょうか。
これらのレースが同じ日に行われてしまうと、牡馬と牝馬で主戦ジョッキーの取り合いが起きてしまって困りますもんね。
チューリップ賞が桜花賞トライアルであるのと同じように、弥生賞も皐月賞トライアルですから、本番と同じ鞍上での走りを確かめたいところ。それはきっと陣営もファンも同じ気持ちですね。
弥生賞ディープインパクト記念は、1964年に創設された4歳馬(現・3歳馬)限定の重賞・弥生賞を前身としています。中山競馬場の芝1,600メートルで行われるレースでした。
距離やコースの変更を何度か経て、1984年からは現在と同じ中山競馬場の芝2,000メートルで行われるようになって、より「皐月賞に直結する前哨戦」との性格を強めていきました。
レース名に「ディープインパクト記念」と付けられたのは2020年から。2019年に死去したディープインパクトの功績を称えてレース名にその名が刻まれることになりました。ディープインパクトは、2歳の12月にデビューし、新馬勝ちの後、1月に若駒ステークス(OP)で2勝目。3戦目の弥生賞で重賞初勝利を挙げました。
弥生賞ディープインパクト記念は、上位3着までに皐月賞の優先出走権が与えられます。ここ10年のデータから、3着以内に入りやすい馬の傾向を確認してみましょう。
- オープンまたは1勝クラスで2着以内に入ったことがある
- 朝日杯フューチュリティステークスかホープフルステークスで7着以内
- 前走の4コーナーを2番手から7番手で通過していた
以上の内容を踏まえて、注目馬について確認していきましょう。
※弥生賞ディープ記念(G2) オッズ | 2023年3月5日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に記事を書いています。
トップナイフ
予想オッズ単勝2.0倍、1番人気です。
ホープフルステークスで2着のこの馬が1番人気ですね。
ホープフルステークスの時にわたしがパドック予想で印を付けた1頭ですね。(当時は◎○▲の印ではなく名前を挙げるだけでした)
トップナイフは7番人気でしたから、パドックでちゃんと見つけられたのは嬉しかったですね。(まー、1着ドゥラエレーデは買ってなかったんですけど)
ホープフルステークス2着に至るまでの道のりは決して平坦ではなくて、ここまでで既にキャリア7戦ですね。
データ分析の中で紹介しきれませんでしたが、実は「キャリア6戦以上の馬は勝ちきれない」というデータもあって、そこは少し気になるところです。
ワンダイレクト
予想オッズ単勝5.7倍、3番人気です。
前走、若駒ステークス(L)で2着から。新馬勝ちのみの1勝馬でキャリア2戦です。
経験したレースはどちらも芝2,000メートルのレースでした。中山コースは初めてですが、距離は大丈夫そうですね。
新馬戦も若駒ステークスも8頭立てと少頭数だったこともあり、ちょっと未知数な感じではありますが、人気になっています。
今回も10頭立てとやはり頭数少なめですから、このレースに限ってはまあ今まで通りでいいのかも。
ハービンジャー産駒ですね。非常に個人的な話ですが、ナミュールが好きになってから、なんかハービンジャー産駒が気になるようになりました。
タスティエーラ
予想オッズ単勝3.7倍、2番人気です。
前走、共同通信杯では2番人気4着でした。新馬1勝で共同通信杯に出走していたので、まだこの馬も1勝馬ですね。
共同通信杯では、わたしもパドックで実際に見ましたが、パドック予想では指名しませんでした。まあ、4着だったので指名しなくてよかったわけですが。
わたしのやり方だと、2番人気なのに指名しなかったのは見落としではなく、一応意志を持って「違うな」と結論づけたのだと思います。
これまで2戦は芝1,800メートルのレースでした。200メートル延長がどう出るか。こちらも未知数ですね。
穴馬もちょっと触れておきたかったですけど、そもそも上位人気の馬の話をしていてもなんだか穴馬っぽい感じなのでこれ以上は何も出ない感じがしました。
こういう時はやっぱりパドックでその日良さそうな馬を見つけるのが一番じゃないかな、なんて思います。当日を楽しみにしたいと思います。