こんにちは、欅並子です。
東西金杯の展望記事は、どちらもタイトルに「○○金杯2023」と付けてアップしてしまいました。
手にそういうクセがついてしまっているのね。ほんと、気を付けなければ。
では、今日は3日間開催の中日である1月7日(日)に中山競馬場で行われるフェアリーステークスのお話をしていきたいと思います。
フェアリーステークスは、1984年に創設された「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」が前身です。元々12月に中山競馬場で行われていました。ホープフルステークスの前身である「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス(阪神競馬場で開催)」と、東西で対をなすような形で行われていたレースでした。
元々は芝1,600メートルのレースでしたが、1991年~2007年の間は芝1,200メートルに変更されていました。フェアリーステークスという名前になったのは、1994年から。開催時期が12月から現在の1月に変更されたのは2009年からです。(2008年は12月に実施せず、2009年1月に開催されました)
その時に、施行距離が芝1,600メートルに戻されました。
では、過去10年のデータから3着以内に好走しそうな馬の条件を確認していきましょう。
- 関東馬
- 前走との間隔が中5週以上
- 前走好走馬(4着以内)
- 内枠有利
このような感じになっていますね。
過去10年の3着以内馬30頭中27頭が関東馬。結構圧倒的ですね。
余裕のあるローテーションで前走好走馬から探すとどうしても固い馬券になってしまいそうですが、昨年の優勝馬は11番人気のキタウイングでした。
この馬は前走・阪神ジュベナイルフィリーズ14着から中3週のローテーションでした。しかも、7枠14番からの発走。データと合っているのは、関東馬という点だけですね。
そもそもフェアリーステークスで単勝1番人気の馬が勝ったのは2014年のオメガハートロックが最後とのこと。今年もちょっと荒れる方向で考えるのが良いかもしれません。
では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※フェアリーステークス(G3) オッズ | 2024年1月7日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に記事を書いています。
キャットファイト
6枠9番 予想オッズ単勝4.6倍、2番人気です。
中山の芝1,600メートルを走った経験がある馬は出走馬中2頭だけで、しかも勝っているのはキャットファイトだけです。
キャットファイトの中山マイル勝ちは、2走前のアスター賞(1勝クラス)のことです。前走は阪神ジュベナイルフィリーズで10着(4番人気)でした。
キャットファイト、文字通り「ネコの喧嘩」のことかと思いきや女同士の喧嘩のことらしいですね。
阪神ジュベナイルフィリーズの展望記事でも注目馬に入れましたが、パドックではもっと良さそうな馬がたくさんいたのでこの馬には印を付けられませんでした。(結果的には正解)
関東馬なので、前走は輸送の影響もあったでしょう。今回、中山でこのメンバーであれば勝ち負けできる気がします。
ジークルーネ
7枠12番 予想オッズ単勝12.7倍、7番人気です。
新馬で1勝したばかりの馬ですし、正直いきなりはしんどいかなあとは思うのですが、東京競馬場で新馬戦を見て声援を送った馬なので名前を挙げておきます。
言わずと知れた、ですが、昨年の青葉賞優勝馬・スキルヴィングの半妹です。
東京競馬場の直線を先頭で駆け抜ける姿を見て、なんか切ないようなホッとするような気持ちになったものです。
芝1,400メートルの新馬戦から今回200メートルの距離延長、右回りも初めてだし、外枠だし、データ的には推せる要素はあまりないのですが、「気に掛けている」という点で注目馬に入れました。
スティールブルー
4枠6番 予想オッズ単勝2.5倍、1番人気です。
ここ最近1番人気の優勝はない、ということですが、そういうの全然平気な鞍上なのでやっぱりここは名前を挙げておきます。
前走、アルテミスステークス3着(4番人気)からの参戦になります。
アルテミスステークスは優勝馬・チェルヴィニアの強さが目立ったレースでした。直線ゴール直前でサフィラに交わされて3着になったのがこの馬ですね。
気になる点があるとすれば、これまでのキャリア2戦が新潟でのデビュー戦と東京のアルテミスステークスなので、右回りで小回りのコースに対応出来るかどうかということぐらいですかね。
以上、フェアリーステークスの注目馬を3頭挙げました。
この時期の3歳戦って未知数な馬ばかりで難しいですよね。