こんにちは、欅並子です。
今度は、京都牝馬ステークスの注目馬を確認していきましょう。
京都牝馬ステークスが現在の芝1,400メートルのレースになったのは2016年からなので、過去7年分のデータで確認したところ、
- 前走重賞組が中心
- スプリンターよりはマイラー
- 4歳・5歳の若い馬
以上の条件の馬が有利とされていることがわかりました。
その内容も踏まえつつ、注目馬を確認していきたいと思います。
※京都牝馬ステークス(G3) オッズ | 2023年2月18日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に書いています。
ミスニューヨーク
予想オッズ単勝8.3倍、5番人気です。
「前走が重賞」という条件ですが、さらに、その重賞で1番人気に支持されていた馬(勝った、とは言わないのがミソ)は、京都牝馬ステークスでの勝率が80%だそうです。
が、前走重賞で1番人気に支持されていた馬は今回の出走馬の中にはいないようです。
一番近い条件の馬は、ということで、前走ターコイズステークス(G3)2番人気で1着だったこの馬をまず注目したいと思います。
5番人気とは、意外な低評価にも感じますがいかがでしょうか。
ターコイズステークスは芝1,600メートルのレースで、1,600~1,800あたりを得意としている馬ですから「スプリンターよりはマイラー」という条件にも当てはまっています。
スプリンターよりはマイラー、とは言うものの、やっぱりひょっとしたら1,400は短いのかなっていう心配もあっての5番人気なのかもしれません。
よく見るとターコイズステークス2連覇していたりして、関西馬なのに中山での活躍が目立ちますね。阪神も同じ右回りですが、あまり良い結果はないようです。
3つめのデータ、年齢についてですが、過去7年では残念ながら6歳馬の優勝はありません。
ウォーターナビレラ
予想オッズ単勝2.8倍、1番人気です。
前走、秋華賞から4ヶ月の休養を挟んでの参戦です。秋華賞では10番人気で12着に終わっています。夏の終わりに札幌で行われたクイーンステークスで1番人気ながら10着に終わったことから秋華賞でも人気を落としてしまっていた形ですね。
桜花賞2着なので実力はかなりのものがあると思われますが、オークスで13着に敗れてから2桁着順が続いている状況です。2歳デビューから桜花賞まではかなりのエリート路線で来ていた馬だけに、ここで復活を期待する人は多いと思います。
得意距離はマイル以下のようですし、芝1,400メートルのここはウォーターナビレラにとって復活にはもってこいの舞台と言えそうです。
1月に行われた古馬牝馬限定重賞・愛知杯でも前走秋華賞から参戦したアートハウスが勝利しましたし、4歳牝馬強い説、ありますよね。
ララクリスティーヌ
予想オッズ単勝6.0倍、3番人気です。
阪神の芝1,400メートルは微妙に内枠が有利というデータがあります。中でも3枠がいいようです。
というわけで、この馬を選んでみました。
前走は重賞ではありませんが、東京芝1,600メートルで行われたキャピタルステークス(L)で1着、その前が阪神芝1,400メートルで行われたスワンステークスで10番人気ながら2着と穴をあけました。
この成績ですから、今回はさすがに穴というわけにはいきませんね。かなり有力馬といっていいと思います。
年齢も5歳ですし、ちょうど良いのではないでしょうか。
もう少し穴馬も見ていきたかったのですが、これがなかなか見つからなくて、ということは、人気=実力で評価されているってことなんじゃないかという気がします。
つまり。これ、本命サイドでいーんじゃない?(適当)
ひとまず、京都牝馬ステークスはこんなところです。
小倉大賞典については、明日にでもちょっと触れていけたらと思います。