こんにちは、欅並子です。
1つ前の記事で中山金杯について書きました。今回は京都金杯について見て行きたいと思います。
京都金杯の前身は、1963年に創設された「迎春賞」というレースです。1966年に「金盃」、1970年には「金杯」と改称されました。
中山競馬場で行われる金杯と区別するために、それぞれ「京都金杯」「中山金杯」とタイトルを改められたのが1996年のことです。
京都金杯は、迎春賞として創設された時から1999年までは芝2,000メートルで開催されていましたが、2000年からは芝1,600メートルに短縮され、現在に至ります。
これも、当時の短距離路線の充実という流れの中での出来事ですよね、きっと。
京都金杯は、京都競馬場改修工事のため、2021~2023年の3回は、タイトルは「京都金杯」のまま中京競馬場で開催されました。今年、4年ぶりに京都金杯が本当に京都競馬場で開催されます。
それでは、
- 前走がオープン特別の馬
- JRA重賞6着以下からの巻き返し
- 5歳以上の牡・せん馬はハンデが重い方が好走
3つ目の話、どういうことかなって思ったんですが、負担重量56キロ以上と未満で過去成績を比べると、勝率・
一方で、
ちなみに、わたしがここで挙げる「データ」のお話はJRA公式サイトで毎週重賞競走ごとにアップされる記事を読んで書いています。
データ分析:スポーツニッポン賞京都金杯 今週の注目レース JRA
こんな風にまとめられたものを読み、そこから、自分なりの解釈や考えたことなどを書いています。
では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。※京都金杯(G3) オッズ | 2024年1月6日 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に記事を書いています。
ドーブネ
予想オッズ単勝2.9倍、1番人気です。
データ分析がまるでドーブネのことを示しているような内容だと思いました。
この馬の前走はオープン特別。
直近で出走した重賞・函館記念8着からの巻き返し。
そして、負担重量58.5キロで出走する5歳牡馬です。
元々は中距離の路線で活躍していた馬なので、「ドーブネ」「金杯」という字面だけ見て勝手に中山金杯に出るのかと思ってしまいましたが、近2走で芝1,600メートルのレースに路線変更してからリステッド競走を2連勝中なんですね。
マイルの重賞はこれが初挑戦…?
いや、朝日杯フューチュリティステークス以来ということになるようです。
わたしはこれまでドーブネが出るレースの予想では「消し」にして成功してきたほうなのですが、今回はついにドーブネ「買い」なのかなあと思っています。
パドック見てから考えようとは思いますが、この馬、パドックではいつも良く見える印象です。
トゥードジボン
予想オッズ単勝7.0倍、2番人気です。
2番人気ですが、その名前にあまり聞き覚えがない馬です。
前走3勝クラスを勝ち上がったばかり、そして、5歳牡馬で斤量55キロ。好走馬のデータ傾向からは外れた存在ですね。
それでも人気になっているのは、近2走で京都のマイル戦を連勝しているからでしょうかね。
デビュー戦はセリフォスの3着、未勝利戦ではママコチャの12着。
3戦目で勝ち上がってから、ドーブネと一緒に朝日杯フューチュリティステークスにも出走しています。
どういう経緯かはわかりませんが、出走できなかった時期があったようで、4歳の終盤でようやくオープン入りとなりました。
馬名は、ポルトガル語で「全て上手くいく」という意味だそうです。新年にふさわしい素敵な名前ですね。
セッション
予想オッズ単勝12.7倍、7番人気です。
なんか聞き覚えがある名前だなあと思ったら、昨年のNHKマイルカップのパドック予想でわたしはこの馬に◎を付けたのでした。(7番人気・13着)
このNHKマイルカップに関しては結果は散々で、3頭印を付けて1頭も馬券内に来ませんでした。敗因(この馬ではなく、わたしの)は大雨だと、当時の記録にあります。
前走は、キャピタルステークス(L)でドーブネの4着。重賞(G1)6着以下からの巻き返しといえばそうですね。データ的に言えば。
今回も、現時点の予想オッズでは7番人気。穴狙いすぎかなあ。
メイショウシンタケ
予想オッズ単勝13.6倍、8番人気です。
ちょっと見落としていて、メイショウシンタケの話ができませんでした。4頭目ですが、少しだけ触れておきます。
メイショウシンタケって、昨年のサマーマイルシリーズで不思議な活躍をした馬ですね。
サマーマイルチャンピオンに「不思議」とは失礼ですが、勝ったのは1戦目の米子S(L)だけ。あとは馬券圏外ながら、シリーズ皆勤でコツコツとポイントを稼いでチャンピオンになった馬です。
サマーマイルシリーズ最終戦だった京成杯オータムHで4着して以来、約4ヶ月ぶりの出走です。
以上、京都金杯の注目馬を、今回は1頭増やして4頭挙げました。