こんにちは、欅並子です。
酷い暑さが続いていますね。
そんな中、アスクビクターモアの悲しいニュースが飛び込んできました。放牧先で熱中症とのこと。放牧というからには国内でも涼しいとされている地域にいたのではないの？と思いますが、そろそろ日本中どこ探しても涼しい場所なんかないぐらいになってしまっているのかもしれません。
そんな状況での夏競馬、どうか安全に開催されることを願います。
大事を取って今週待つの重賞を回避する馬の情報もチラホラ見かけます。環境に合わせて、いろんなことを変えていかなきゃいけない時期に来ているのかもしれません。
今週末は明日から三連休ですが、競馬はいつも通り土日に開催。
重賞は日曜日に2つ予定されています。新潟競馬場では関屋記念、小倉競馬場では小倉記念。どちらもG3のレースになります。
今日は関屋記念について展望していきたいと思います。
関屋記念の「関屋」とは、1964年まで新潟競馬場があった場所の地名に由来します。
過去に競馬場があった場所の地名に由来するレース名って結構ありますよね。阪神の鳴尾記念とか、東京の目黒記念とかね。
新潟競馬場が現在の場所に移転オープンした1966年に、4歳（現3歳）以上のハンデキャップ重賞として創設されたレースです。
創設当初は芝2,000メートルのレースでしたが、1975年以降は一部の年を除いて芝1,600メートルで開催されています。
2012年からはサマーマイルシリーズの競走となって現在に至ります。
過去のサマーシリーズを振り返ってみると昨年・一昨年はこの関屋記念優勝馬がサマーマイルシリーズのチャンピオンとなっています。（2022年ウインカーネリアン、2021年ロータスランド）
そして、2020年も関屋記念2着だったトロワゼトワルがチャンピオンになっており、やはり関屋記念はサマーマイルシリーズにとってかなり重要なレースということが言えそうです。
そんな関屋記念の、過去10年のデータから馬券に絡む馬の傾向を見てみると、
- 前走G1組と中京記念組が中心
- オープンクラスの芝1,600メートルで優勝経験あり
- 外枠有利
こんな感じです。
では、今年の出走馬から注目馬を確認してみたいと思います。
※関屋記念(G3) オッズ | 2023年8月13日 新潟11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
予想オッズなどの情報はこちらのサイトを参考にしています。
ディヴィーナ
予想オッズ単勝5.4倍、1番人気です。
現時点（8月10日午後）で1番人気の予想が出ていますが、まだまだこの数字ではちょっとよくわかんないですね。ただ、当日が近づいてもやはり割れた人気になりそうな気はします。
確かに、最近覚醒した感があるのはこの馬かもしれません。
昨年の関屋記念では13着に終わっていて、その後もなかなかパッとしない成績でここまで来ましたが近2走がヴィクトリアマイル4着、中京記念2着ですから、かなり期待感は高まっていますよね。
ただ、中京記念の映像を見てみると、セルバーグの鮮やかさが際立っていて、正直ディヴィーナちょっとどうかなーとも思ってしまったりして。
とりあえず枠順とパドックの様子で判断したいと思います。
セルバーグ
予想オッズ単勝13.2倍、6番人気です。
中京記念優勝馬なのに、案外人気がありません。
中京記念でも8番人気で、人気薄を活かしての逃げ切りという感じの勝利でした。また、中京記念はハンデ戦で55キロでの出走でした。
今回人気がないのは、まずは斤量がいきなり3キロ増の58キロになったことと、騎手の乗り替わりもあるのかなと思います。今回騎乗する吉田隼人騎手とは初コンビです。
58キロという斤量自体は初めてではないし、それで勝ったこともあります（3勝クラス）。
穴を狙うならこの馬もアリかな。あまり軽視しすぎないようにしたいと思います。
メイショウシンタケ
予想オッズ単勝47.9倍、12番人気です。
サマーマイルシリーズ第1戦の米子ステークス勝ち馬で、チャンピオン争いでは有利な位置に付けているメイショウシンタケです。前走・中京記念8着ですっかり人気を落としてしまった格好ですが、人気を落としたからこそ狙い目というのもあると思います。
ネットニュースを見てみると、調教師コメントとして「走る気になってくれれば」という言葉が紹介されていて、そんなところからもわかるとおり、なかなか気難しい馬のようです。戦績を確認してみると、これまで走った19戦中12回に「出遅れ」の記載があります。（1回「出足鈍い」アリ）まあ、出遅れても勝つときは勝つんですが。
ここ最近1走おきに勝っているので、今回は走る番、なのかもしれません。
ちょっとガッツリ買うのは怖い馬ですね。
以上、注目馬3頭挙げてみました。
どっちかというと買いづらい馬ばかり触れてしまいました。あとは当日考えたいと思います。
