こんにちは、欅並子です。
今日は、阪神競馬場レポート、3回目をお届けします。
1、2回目はこちら。
UMAJO SPOTもあるよ
西ウイング3階のフードプラザ近くにUMAJO SPOTがありました。
使い方やサービス内容は、これまでにご紹介してきたUMAJO SPOTと基本的に変わりません。1時間程度の制限時間内で、無料のドリンク1杯をいただいて、テーブル席で休むことができる女性専用のスペースです。
阪神競馬場のUMAJO SPOTの特徴といえば、スペース中央に飾られている実物大の馬像ですね。おそらくいつも季節のお花で飾られているのかなと思います。華やかでいいですね。芦毛ちゃん、素敵です。
こちらのUMAJO SPOTにも手作り雑貨などのグッズ販売コーナー、スイーツの販売などもあります。
東京、中山のUMAJO SPOTも内装を頑張っていると思っていましたが、阪神も結構力が入っていると思います。
制限時間は1時間ですが、いろいろと忙しいので20分ほど休憩させてもらって競馬に戻ることにします。
パドックの方に戻るため大屋根側に出てみたら、UMAJO SPOT誘導のための特大アイドルホースがぽつねんと座っていました。
この子も芦毛ちゃんですね。UMAJOは芦毛推しでしょうか。
東京競馬場でも、UMAJO SPOT前に芦毛の特大アイドルホースが置かれていて、そちらではヴィクトリアちゃんという名前で呼ばれています。
2019年のヴィクトリアマイル優勝のノームコアが芦毛馬なのでそこからの連想かな、なんて思っていたのですが、阪神競馬場の特大芦毛アイドルホースには特にお名前がないようです。
阪神競馬場で活躍した芦毛の牝馬といえば、やっぱり宝塚記念を2回勝ったクロノジェネシスが頭に浮かびます。
あ、そうだ。クロノジェネシスとノームコアは姉妹だったのだから、やっぱりこっちはクロノジェネシスがモデルということで良いんじゃないでしょうか。(UMAJO SPOT内にあった芦毛の馬像もそれでいいのかも)
宝塚記念のタカラちゃん。と、勝手に命名してみたりして。
JRA70周年展示
帰ってきてみたら中山競馬場でも同じようなコーナーができていたので、阪神競馬場独特のイベントではなかったのですが、貴重な品が展示されていました。
ディープインパクト・菊花賞のゼッケン。武豊騎手のサイン入り。
こちらはオルフェーヴル。こちらも菊花賞の時のもの。こちらは池添謙一騎手のサイン入りです。
つまり、これら2枚のゼッケンは、三冠を達成したときのものということですね。
ターフィーショップ
パドックのウラ側って言えばいいでしょうか。
パドックのひな壇を登り切って、そのままパドックに背を向け馬場の方へ向かっていくと、下りエスカレーター(と階段)があります。そこを降りて1階にターフィーショップがあります。
お店の大きさは、東京競馬場のメモリアル60スタンドにあるターフィーショップと同じぐらいかな。
東京競馬場にはターフィーショップが3つ、中山競馬場には2つありますが、阪神競馬場はこの1カ所だけになります。
時間帯にもよると思いますが、なかなかの混雑ぶりでした。売っているものの内容は、これまで見てきたターフィーショップと大きな違いはないように思いました。
そして、メインレース
この日の阪神競馬場のメインレースは、3歳限定重賞・毎日杯(G3)でした。
今見返してみれば、ちゃんと写真撮ってた。優勝馬・メイショウタバル。
わたしの本命、ベラジオボンド(3着)。勝てなくて残念だったけど、がんばりました。
メインレースが始まる頃には雨も上がり、レースは屋内スマートシートの自席ではなく外で見ることにしました。
聞き慣れた関西の重賞ファンファーレですが、現地で聴くのもなんだか少し不思議な感じがしました。
雨が上がったとはいえ、朝からの雨で来場を控えた人も多かったのか、それほどすごい混雑にはなりませんでした。
まとめ・感想
20年以上ぶりに阪神競馬場に来てみて思ったのは、「案外覚えていない」ということでした。わたしが関西にいた頃に住んでいた場所は京都競馬場の方が圧倒的に近くて、阪神競馬場には少し行きづらかったというのもあるとは思います。
それから、わたしが競馬場に行くようになった年は阪神淡路大震災があった年で、阪神競馬場も被災してしばらく開催ができなかった期間があったことも影響しているのかもしれません。
前回、パークウインズ営業中の京都競馬場に行ったときは、スタンドから馬場へ出ただけでちょっと泣きそうになるぐらい懐かしさがこみ上げてきたものですが、阪神競馬場では、なにか初めて来る場所のような、「こんなだったかなあ…」という気持ちの方が大きかったですね。
京都に行った時は、バックストレッチの向こうに見える山の形などが特に懐かしく感じられたものですが、今回、お天気がとても悪くて景色どころではなかったのも理由のひとつになるかもしれません。
でも、まあいいんです。
今日見た阪神競馬場が、わたしの思い出の懐かしい阪神競馬場になっていけばそれでいいのですから。
というわけで、阪神競馬場レポート、以上になります。
競馬場入りが11時近くになってしまったこともあり、少し駆け足のレポートになりました。
阪神競馬場は今週末を最後に、リフレッシュ工事のためしばらくお休みの期間に入ります。(正門前に仮設の投票所を設置して勝馬投票券の発売・払戻を行う予定だそうです)
スタンドの建物はそのまま維持しつつ、中身をリニューアルして快適な競馬場に生まれ変わる予定です。
パドック側の大屋根と、その下の階段状の構造はなかなか壮観でカッコいい建築物なので、建物自体はこのまま使われるというのは嬉しいです。
フードプラザや客席などに、少し導線の悪さや居心地の悪さが感じられ、そういうところが「古い」ってことなんだと思いました。
今回の改修工事で、もう少し使いやすく快適な、現代風のつくりに生まれ変わるということですから、リニューアル後にまた機会を見つけて行ってみたいです。
以上、阪神競馬場レポートでした。