こんにちは、欅並子です。
中山競馬場は遠いからあまり行けない、などと言いつつ、前回から1ヶ月も経たないうちに高速道路を飛ばして中山競馬場に行ってきました。
というのも、ダイシンクローバーが新年早々レースに出ると聞きつけたからです。
わたしがダイシンクローバーを応援している理由は、昔々大好きだったヒシナタリーの孫だからです。
記事に書いた2022年10月16日に東京ハイジャンプ(J・G2)で3着したあと、ダイシンクローバーは11月19日には秋陽ジャンプS(OP)、12月10日には障害3歳以上OPと元気に走り続けていました。
11月19日の秋陽ジャンプSは東京競馬場で行われたレースだったので見に行きましたが、このレースでは5番人気ながら4着、複勝の馬券を握りしめて涙を飲みました。
12月10日の障害3歳以上OPは阪神競馬場でのレースだったため、観戦できず。
というか、出走の情報も掴み損ねてしまったため、当日、中山競馬場には行っていたのに馬券も買えず結果を後で知りました。この日の結果は3着。
相手がどうであっても、しっかり走って堅実な成績を残せる馬だなあという印象です。
2023年1月7日、ダイシンクローバーは中山新春ジャンプステークス(OP)に出走しました。
今回は関東のレースだから会いに行ける。
元々障害のレースが少ないということもあるのですが、関西馬のわりによく関東の競馬場に来て走ってくれるのはファンとしては大変嬉しいことです。
しかも、今回は事前の予想オッズでも2番人気ということで、ついに勝てそうな気がします。
パドックにて。とても落ち着いて歩けていますし、なんだか調子が良さそうです。
あれだけ強い相手と当たって好走してきているのですから、今回はいよいよチャンス到来という感じがします。
そして、レース。
スタートから道中ほどんど中団でじっと控えて追走し、最後3~4コーナーの谷のところですーっと前へ。最後の直線で早めに先頭に立って、外からの猛追を受けながらもゴールまで粘りきりました。
直線での伸びやかな走りには、やっぱり祖母・ヒシナタリーの面影が見えるような気がしました。
わー、勝った勝った。関係者のみなさんも嬉しそうです。
【中山8R・中山新春ジャンプS(OP)】
— netkeiba (@netkeiba) January 7, 2023
2023年最初の障害戦は2番人気ダイシンクローバーが、ヤマニンマヒアの猛追振り切っての勝利。
父キンシャサノキセキ、祖母は重賞4勝ヒシナタリーという血統。森一馬騎手×安田隆行厩舎は昨年のフリーフリッカーに続き当レース連覇。https://t.co/5HRIuN4FV4
こうしておばあちゃんの名前も出してもらえるのがまた嬉しいです。
この馬のことは昨年の10月からしか知らないのですが、その東京ハイジャンプ(J・G2)で3着したときのレース後のジョッキーのコメントにこのようなことが書かれていました。
3着 ダイシンクローバー(高田潤騎手)
「力はありますが、気性的に難しく、自分の走りがこれまで出来ていませんでした。しかし今日はこの強いメンバーを相手にこれだけやれたので、改めて力があることが分かりました。今後もいかに力を出させるかだと思います」
「気性的に難しくて自分の走りが出来ていなかった」というダイシンクローバーですが、今回、パドックやレースぶりを見て、その気性的な難しさがついに克服できてきたのかもしれないということを感じました。
気性を克服したなら、あとは「力があります」だけが残ります。
年が明けて7歳になりましたが、障害馬では7歳8歳から充実する馬もたくさんいます。飛越もとても上手ですし、むしろこれからが楽しみですね。
今後も応援し続けたいと思います。