こんにちは、欅並子です。
今日も阪神ジュベナイルフィリーズの注目馬について検討していきたいと思います。
データ的には、阪神ジュベナイルフィリーズでは過去5年ずっと、アルテミスステークスかファンタジーステークス、いずれかの勝ち馬が勝利しています。
今回もそうだと考えると、昨日書いたアルテミスステークス優勝馬のラヴェルか、この後書くファンタジーステークス優勝馬のリバーラさえ見てればよくない?って思っちゃったりもします。
しかし、2着や3着の馬は必ずしもアルテミスステークスやファンタジーステークスからの馬ばかりではないんですよね。
むしろ、アルテミス・ファンタジー勝ち馬のワンツーってことはあんまりないので、馬券的にはそれ以外の馬も少しは押さえておくべきと考えます。
※阪神ジュベナイルF(G1) オッズ | 2022年12月11日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
予想オッズなどはこちらを参考に記事を書いています。
リバーラ
予想オッズ単勝41.1倍、9番人気です。
あらー、人気ない。ファンタジーステークス勝ったのにね。
2着のブトンドールのほうが人気あるぐらいだけど、それでも単勝16.0倍、6番人気です。
ファンタジーステークスは、阪神ジュベナイルフィリーズと同じ阪神競馬場の芝コースで行われる前哨戦なのですが、距離が1,400メートルなんですよね。
データによると、阪神ジュベナイルフィリーズは、1,600メートル以上の距離を走って勝った実績のある馬の方が圧倒的に勝率(または3着内率)が高いです。
リバーラは、ファンタジーステークス以前に2走していますが、2走とも芝1,200メートルのレースでした。芝1,600メートルは未経験。それが大きいですね。
ファンタジーステークスの映像を見ると、スタートが良くて上手に逃げたなーと思いますが、1,600に伸びたときにどうなるか、たしかに心配なところはあると思います。
ドゥーラ
予想オッズ単勝7.7倍、4番人気です。
芝1,600メートルより長い距離での実績がある馬といえば、この馬。
きっと、長い距離での実績が評価されての4番人気かと思われます。
ドゥーラは札幌2歳ステークス優勝馬。札幌2歳ステークスは芝1,800メートルで行われるレースです。また、その前に2走、未勝利戦と新馬戦を走っていますが、どちらも芝1,800メートルでした。
逆に、芝1,600の経験がないのも珍しいといえば珍しい気がしますが、同じ札幌2歳ステークス2着馬のドゥアイズも同じパターンですね。
ちなみに、ドゥーラとドゥアイズは同じ新馬戦でデビューしていて、新馬を勝ったのはドゥアイズの方でした。
ドゥーラはドゥラメンテ産駒ですが、ドゥアイズはルーラーシップ産駒です。
ドゥラメンテ産駒は「ドゥ」の音を父からいただいた馬名の仔がめちゃくちゃ多い印象ですが、それ以外の馬のドゥ使いは紛らわしいのでちょっとやめてほしいです(勝手)
ウンブライル
予想オッズ単勝5.9倍、3番人気。
重賞勝ちもなく、距離も芝1,400メートルしか走ったことのないこの馬が3番人気なんですね。過去の勝ち馬のデータからすれば、ちょっと違う感じがする馬です。
鞍上は、前2走のC.ルメール騎手から今回は横山武史騎手に乗り替わりです。
この馬は、2018年のマイルチャンピオンシップ勝ちなどがあるステルヴィオの全妹という良血馬です。馬主さんも厩舎も同じですね。
ステルヴィオは2歳のこの時期、朝日杯フューチュリティステークスに出走して2着していますね。
この兄妹の母・ラルケットは中央で22戦4勝、3歳G3のクイーンカップ3着などの実績がある馬です。ラルケットも、新馬から2戦無敗の成績で阪神ジュベナイルフィリーズに出走していますが結果は10着(5番人気)でした。
なんだろ、ほかに何か人気になるようなひみつ情報でもあるのかな。ちょっと意外な人気です。
以上、阪神ジュベナイルフィリーズについて予習しました。
今週も、楽しみですね。