こんにちは、欅並子です。
今日は、今週日曜日に中山競馬場で行われる3歳重賞・京成杯について書いていきたいと思います。
京成杯は、1961年に創設された3歳馬(当時の表記では4歳馬)限定のレースです。
創設当初から基本は中山競馬場で開催されてきましたが、時々東京競馬場に移された歴史もあります。当初は芝1,600メートルのレースでしたが、1999年に3歳重賞の距離体系の見直しがあり芝2,000メートルに変更になりました。
皐月賞と同じ舞台になったこともあり、その年のクラシック戦線を見通すための重要なレースという位置づけになりました。
昨年の優勝馬は、ソールオリエンス。デビュー2連勝で当レースを制したあと皐月賞も勝って無敗のクラシックホースとなりました。
昨年は、年明けの牡馬牝馬混合の3歳重賞は少頭数で行われる傾向がありましたが、今年は先週のシンザン記念とともにこちらもメンバーが揃いそうでたのしみです。
では、過去10年のデータから3着以内に好走しそうな馬の条件を確認していきましょう。
- 前走で新馬勝ちしていた馬
- 2戦目までに初勝利を挙げた馬
- 6着以下に負けていない馬
- 関東馬優勢
昨年優勝のソールオリエンスは新馬戦1勝で当レースを制しましたが、2着に最低人気(9番人気)のオメガリッチマンが入って高配当が出ました。
オメガリッチマンは新馬戦では9着に敗れ、3戦目でようやく勝ち上がり。中山金杯の日に行われたジュニアカップ(L)で7着のあと、連闘のような形で京成杯に出走していました。これって、全くデータに当てはまっていない馬ですよね。
3歳戦って難しいなあと思った昨年の京成杯でした。
2017年以降はずっと関東馬が勝っていますが、3着以内ということで見ると1頭は必ず関西馬が入っているので、当日印3つ付けるときには、関東馬ばかりで固めるのは危険かなと思いました。
それでは、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※京成杯(G3) オッズ | 2024年1月14日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容をもとに記事を書いています。
バードウォッチャー
予想オッズ単勝4.8倍、2番人気です。
昨年のソールオリエンスに倣って新馬1勝で参戦の馬、バードウォッチャーに注目してみます。
この馬、新馬戦を現地で見ていたみたいなんですが、自分の馬券の購入記録を見てみると全く別の馬2頭のワイドを買って玉砕していますね。ルメール騎手が乗る良血の1番人気なのになにやってんだという気持ちですが、わたしはよくそういうことをやります。
そんなにパドックでは目立っていなかったのかも知れません。
今回も、パドックで見てどう思うか個人的に気になっています。血統と騎手で、かなり人気にはなると思います。
マイネルフランツ
予想オッズ単勝15.8倍、6番人気です。
この馬も未勝利勝ちを現地で見ていました。この馬はパドックの様子も結構好きな感じだったのでなんとなく覚えています。
本命にして馬券を買っていましたが、ワイドの相手を間違えて的中ならずでした。その時は、それこそルメール騎手が乗る1番人気の馬との組み合わせで買ってたのに、そっちは来なかったんですよ。馬券って難しいね。
で、マイネルフランツですが、未勝利を勝ったあと葉牡丹賞(1勝クラス)で2着からの参戦です。
新馬戦含め、3戦とも芝2,000メートルのレースを戦ってきています。勝ったのは東京の芝2,000ですが、前走の葉牡丹賞は中山競馬場芝2,000なので、今回と全く同じ舞台で2着に好走しているというのは好材料ですね。
このレースには葉牡丹賞組がかなり多く参戦していますが、勝ったトロヴァトーレはこちらには参戦していません。(次走弥生賞を目標にしているという情報があ
りますね)
エコロマーズ
予想オッズ単勝52.7倍、15番人気です。
上記2頭は関東馬だったので1頭関西馬を入れたくて、この馬にしました。16頭いる登録馬のうち関西馬は4頭です。
現時点でのnetkeiba予想オッズ順で並べると、1番人気2番人気は関東馬、3番~5番人気を関西馬3頭が占めているという勢力図になります。
その中で、3~5番人気とされている馬からではなく、ぽつんと離れて15番人気と予想されているエコロマーズを指名。昨年のオメガリッチマンを探せ的な感じですね。
新馬勝ち後、アスター賞(1勝クラス)5着、サウジアラビアRC(G3)で5着という戦績で、他の馬たちと比べてそれほど見劣りするわけでもないかなと思います。
栗東所属ですが、これまでの3戦は福島・中山・東京と、逆に関西のレースには出走したことがない、ちょっと変わった経歴です。
以上、京成杯の注目馬3頭挙げました。