こんにちは、欅並子です。
ついにやってきました、有馬記念です。
昨日、枠順発表会も開催されて、いよいよほとんどの情報が出そろった形ですね。
自分ルールですが、予想は3頭にしか印つけないことにしているのが苦しくてたまりません。
今さら「有馬記念ってどんなレース?」もないですが、とりあえずいつものようにレース概要から見ていきますね。
有馬記念は、1956年に創設された「中山グランプリ」というレースが始まりです。
創設に寄与した、当時のJRA理事長・有馬頼寧氏が第1回中山グランプリ開催の翌年に急逝したため、その功績を称えるために第2回からは「有馬記念」と名称を改め行われることになりました。
ダービーで盛り上がる東京競馬場に対して、中山競馬場にはいまひとつ盛り上がるレースがないよね、作りたいよね、みたいなところから創設されたレースだったこともあり、有馬記念は創設以来一度も他場に移されることなく、中山競馬場で年末に開催されています。
最初は芝2,600メートルで行われていましたが、1966年の第11回からは現在と同じ芝2,500メートルで行われるようになりました。
「人気投票で出走馬が決まる」というのは、プロ野球のオールスターゲームからの発想のようです。ただ、芝2,500メートルという距離設定は、最近ではかなり距離が長い部類レースになりますので、「オールスター」というには少し偏ったメンバーになってしまう感は否めません。
まあ、それはそれとして、今でも年末にみんなが楽しみにする競馬のお祭りであることに変わりはありません。
では、有馬記念の過去10年のデータから、3着以内に好走しそうな馬の条件を確認していきましょう。
- 3~5歳馬
- 前走と同じ騎手が乗る、上位人気馬
- 前走は4着以内
と、こんな感じ。
馬齢については、過去10年で3歳馬が4勝、4歳馬2勝、5歳馬4勝という成績になっています。この10年、6歳以上の馬で馬券圏内に入った馬は2018年の3着シュヴァルグランだけということで、ベテランに厳しい結果になっています。
ジャスティンパレス
5枠10番 予想オッズ単勝4.8倍、1番人気です。
天皇賞(秋)で2着に来たときから、有馬では絶対買うと決めていました。
しかも、5枠10番は絶好の枠です。本命は決まりだ。
昨年は7番人気で7着だったジャスティンパレスですが、年が明けてから別馬のように立派になりました。
今年の天皇賞(秋)に出走していた馬の多くはジャパンカップを経由して有馬記念に臨んでいる中、天皇賞(秋)からの直行はこの馬だけです。
でも、昨年の有馬記念を見て思ったのは、「ジャパンカップ組は疲れている」ということ。歴代の有馬記念優勝馬を見ても、天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念というローテーションなのはキタサンブラックぐらいですもんね。
ここ最近の優勝馬は、天皇賞(秋)や菊花賞からの直行という馬が非常に多いです。(3着以内の馬に広げても、前走がジャパンカップという馬はあまりいません)
タスティエーラ
7枠13番 予想オッズ単勝5.9倍、3番人気です。
今年のダービー馬にして、皐月賞でも菊花賞でも2着。3歳馬ではやっぱりこの馬が最強なんじゃないかと思っています。楓の葉のような綺麗な額の星がとてもかわいくて、好きな馬です。
意外ですが、この馬は新馬戦以外では1番人気になったことがありません。
ダービー馬なんですからスター性がないわけではないですが、なんか、良くも悪くもクセがないというか、嫌でも視界に入ってくるようなグイグイ感がないですよね。
あと、やっぱり気になるのは鞍上が定まらないことかな。今回は、ムーア騎手が騎乗予定です。
強い馬には、本当は、信頼出来る相棒がついてて欲しいなあと思います。
ジョッキーが乗り変わっている中で、ムーア騎手は新馬以来ですが2回目の騎乗。
個人的に、マイルチャンピオンシップの時のナミュールの件が引っかかっているので、ムーアさんか…ってなっちゃうんですけどね。
枠順、やや外ですね。13番の馬の優勝といえば、2012年のゴールドシップまでさかのぼらないといけないらしいです。
スルーセブンシーズ
8枠15番 予想オッズ単勝7.3倍、4番人気です。
昨年のことを考えると、凱旋門賞帰りの馬って本調子ではないのかもと思ってしまいますが、この馬は凱旋門賞の結果も良かったですし、聞こえてくる情報によるとかなり調子はよさそうです。
宝塚記念でイクイノックスの2着に飛び込んできた脚は素晴らしかったしまた見たいです。
過去のデータで言うと海外で好走した後に有馬記念を制した馬は多数いますので、海外帰りということで割り引く必要はない、むしろ積極的に印を付けたい気持ちでいっぱいでした。でした(過去形)
やっぱり、枠の問題は大きい。。。
8枠15番で優勝した馬って、1989年のイナリワンまで遡るらしいです。ただ、1頭でもいるだけ、16番よりは良いとも言えるのかもしれませんが。
今年のチャンピオンズカップでは、わたしは「大外は来ない」というデータを信じて好き馬レモンポップを無印にして痛い目に遭いました。
今回のスルーセブンシーズ大外枠は、わたしにとっては1ヶ月を待たずに雪辱できるチャンスなのかもしれないです。(都合のよい解釈)
以上、まだまだ名前を挙げたい馬はいますが、3頭でおさめておくことにします。
今年の有馬記念は自宅でテレビ観戦することになりそうです。パドック予想がんばります。