こんにちは、欅並子です。
今週はいよいよ有馬記念ウイーク。楽しみですね。
有馬記念の予想は枠順が決まってからにするとして、今日は、土曜日に阪神競馬場でお開催される阪神カップのお話からしていきたいと思います。
阪神カップは2006年に新設された重賞です。1990年代の終わりからワープしてきた出戻り組の自分にはちょっと馴染みがないレースだったりします。
舞台は阪神競馬場の芝1,400メートル。
なんかこう、アッサリしたタイトルですよね。もう少しひねったタイトルを付けるような案はなかったんですかね。(レースの特徴やら季節感やらがないので、この記事に貼りつけるアイキャッチ画像をどうすればいいか、いつも以上に困っています。)
芝1,400メートルという距離は「スプリンターとマイラー双方が一同に会して激突する新たな魅力を持つ競走」という狙いで設定されたとのこと。
そう聞くと、「そりゃいいわね」と思うと同時に、こういう芝1,400のG2を勝った実績がある馬がのちにマイルまたはスプリントのG1などに出てきた時なんかは、混乱の元になりがちだったりもするので、ちょっと厄介な距離だよねとも思います。
今年の出走馬も、狙い通りスプリンターとマイラーが集まって、面白くも悩ましいメンバー構成となっています。
このレースの過去10年のデータから、3着以内に好走しそうな馬の条件を確認していきましょう。
- キャリア27戦以内
- 前年以降のJRA重賞で連対経験がある馬
- JRAのG1で8着以内の経験がある馬
- 距離延長よりは距離短縮になる馬
こんな感じですね。これで絞るのはなかなか難しいでしょうけど、一応そういうことだそうです。
では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※阪神カップ(G2) オッズ | 2023年12月23日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらのサイトを参考に記事を書いています。
アグリ
予想オッズ単勝5.0倍、3番人気です。
この馬の取捨をどうするか、ここ数日ずっと考えています。
わたしはこの馬が結構好きで、今年のスプリンターズステークスのパドック予想でも本命にしたんですけど、あまり結果が良くなかったし、どうしようかなって。
ていうか、わたしは今年に入って阪急杯からずっと、アグリが出走するレースのパドック予想では全てこの馬を◎に推してきたのでした。(香港は、予想自体しなかったので除く)
阪急杯は勝ちましたけどその後が微妙に良くないのでちょっとどうかなあ…と。
ただ、一昨年の終わりから阪急杯までの4連勝はずっと1,400のレースで、その後、高松宮記念からずっと1,200のレースしか走ってないんですよね。
久しぶりの1,400だし、もしかしたらという期待感はあります。あと、ここで急な鞍上・ルメール騎手も、初騎乗ですがプラス材料だと思います。
なにより、これまでずっと◎打ってきたしね。多分、今回もまた本命にしちゃうかな。
ママコチャ
予想オッズ単勝3.7倍、1番人気です。
あのソダシの妹ということもあって人気がある馬ですね。スプリンターズステークスで無印にしてしまったことは、今でも反省しているポイントです。
スプリンターズステークス勝ち馬ですが、それまではどちらかというとマイルか、それこそ1,400までかもなというイメージのあった馬でした。だから、この阪神カップの舞台もむしろ得意な方だと言えるでしょう。
スプリンターズステークスで買えなかったのは、主に「パドックでの振る舞いが好みではなかった」のが原因なのですが、正直、G2クラスになるとパドックでどうこう言えるほどの差は出ないですよねw まあ、あまりにも発汗がひどいとか、目に見える問題があれば別ですけど。
わたしがパドックでいいなあと思うのは、周りを威圧するぐらいに落ち着き払って堂々と歩いている馬なのですが、ママコチャはそこまで落ち着きのある馬ではないですよね。
今回は、よほどのことがなければ、この馬にも印をつけようかなと思っています。
ララクリスティーヌ
予想オッズ単勝10.6倍、4番人気です。
スワンステークス組(5頭)から、どの馬にしようか迷いました。スワンステークスはマイルチャンピオンシップの前哨戦的なレースで、1着馬には優先出走権も与えられますが、1着馬のウイングレイテストも、そのほかの誰もマイルチャンピオンシップには進みませんでした。
スプリンターでもマイラーでもなく芝1,400というジャンルがあるのかもしれないです。
で、ロータスランドとララクリスティーヌを思いきり迷って、今回はララクリスティーヌを注目馬にします。
ロータスランドとララクリスティーヌはどちらも京都牝馬ステークス(芝1,400)勝ちの経験がある馬で、今年は、この2頭の対戦はもう5回目になります。これだけ一緒だと、そろそろレース帰りにお茶ぐらいしてるかもしれない。
対戦成績としては、4回中ララクリスティーヌが3回先着。やはりララクリスティーヌの方がひとつ若いこともあり、勢いはこちらの方が上なのではないかと思います。
枠順を見て、あとは当日パドックでもう一度迷うことにします。もしかしたら、アグリかママコチャを消してララクリとロータスを入れてもいいかもしれないです。
以上、注目馬3頭挙げてみました。
昨日、この記事を準備していた段階ではダディーズビビッドを注目馬の1頭として書いていたのですが、今日になって見てみたら出走予定馬から名前が消えていたので書き直しました。公式発表はまだなのでちょっとわかんないですね。
当日は中山競馬場のモニターでの観戦となる予定ですが、パドック予想もアップします。
※12月22日追記
ダディーズビビッド、出走するみたいです。
ダディーズビビッドは、昔大好きだったヒシアマゾンの母・ケイティーズを祖とする名門牝系の出身。(今だと「エフフォーリアの近親」という方が伝わりやすいでしょうね)
昨年の阪急杯2着の時に名前を覚えて、高松宮記念で11着に大敗したあとうっかり名前を忘れて、京王杯スプリングカップで3着に来た時に「しまった!」って思った馬。
この馬も芝1,400巧者といっていいでしょうから、この阪神カップの舞台でも無視してはいけない存在と言えるでしょう。
前走のあと軽度の骨折が発覚し、7ヶ月半ぶりの出走となりました。休養明けいきなりというのはやはり少し気になるところではありますが、パドックの様子を見て検討したいと思います。