欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

マイルチャンピオンシップ2022 手堅く上位人気馬から確認しておきます

こんにちは、欅並子です。

マイルチャンピオンシップは、歴史的に言ってほぼ固く決まるレースだと言われています。固くなかった例として蒸し返されるのが1995年のトロットサンダーが優勝した年、つまり27年前の話だったりするので、よほど固いレースなんだろうなという感じがします。

その1995年はわたしが競馬を見始めた年でもあります。

1着のトロットサンダー自体は4番人気で、それほど人気薄ではなかったのですが、2着に来たメイショウテゾロが16番人気だったことから大荒れになりました。

さあ、今年はどんなレースになるでしょうか。

 

マイルチャンピオンS(G1) オッズ | 2022年11月20日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

を参考に記事を書いています。

 

ソダシ

予想オッズは単勝4.2倍、3番人気です。

へー、ソダシは1番人気予想ではないんですね。まあ、ここ2走は1番人気で勝ててなかったですからね。

でも、ソダシはマイラーだと言われながら、近2走はマイルではありませんでした。

今回こそマイルです。ここで買わなきゃいつ買うの?と、個人的には思っています。

これまでにG1を3勝、すべてが芝1,600メートルのレースでした。

ま、ついでに言えば、全て牝馬限定レースなんですけどね。その辺りがオッズが渋くなる原因かな。

確かにね、評価が割れるのもわかりますが、パドックが問題なければわたしは本命にするような気がします。

 

サリオス

予想オッズは単勝4.0倍。2番人気です。

今年の毎日王冠ではパドックで見て「これは勝つ」と確信を持ち、期待通りに優勝してくれたので、普通に好きになっちゃいました。

鞍上は、毎日王冠で優勝に導いてくれた松山騎手ではなく、来日中のムーア騎手です。ムーア騎手とは2019年の朝日杯フューチュリティステークス優勝以来のコンビになります。

その朝日杯フューチュリティSがサリオスにとっては唯一のG1勝ちです。

マイルチャンピオンシップはこれで3度目の挑戦ですが、2020年は5着、2021年は6着とあまり良い成績とは言えませんね。

朝日杯フューチュリティSは芝1,600メートルのレースですし、主にマイルか短距離のレースをよく使ってきていますが、血統的には父・ハーツクライですし、なんとなーーく、短距離よりも芝1,800以上の方が合うんじゃないかなとか思ってしまいます。

好きな馬だけど、馬券的にはどうかなー。迷います。

 

セリフォス

予想単勝オッズ8.7倍、4番人気です。

富士ステークスの勝ち馬。

こちらも目の前で見てましたが、パドックで見つけられず惨敗したレースなのでなんとも言えない気持ちです。

セリフォスは、富士ステークスでは斤量54キロで出走していました。

同じ3歳でもダノンスコーピオンはG1勝ちがあるため2キロ増の斤量56キロで出走し、3着に入っていました。

富士ステークスを勝てたのは、斤量が軽かったからなのか? つまり、もし同じ斤量だったらダノンスコーピオンに先着できたかどうか? という話になっちゃいますよね、どうしても。

今回は3歳牡馬として一律の56キロを背負っての出走になります。どうでしょうか、セリフォスはこのメンバーでも1着になれるほどの力があるのでしょうか。

 

シュネルマイスター

予想単勝オッズ2.9倍、1番人気です。

同じ年の安田記念で3着以内に入っていた馬は、マイルチャンピオンシップでも高い確率で好走するというデータがあります。

今年の安田記念の1着馬ソングラインはこのレースには出走しませんが、2着シュネルマイスターで、3着がサリオスでした。ついでに言えば、4着はセリフォスだったということで、ちょうど安田記念組上位の3頭+ソダシで上位1~4番人気を占めているのが今年のマイルチャンピオンシップです。

また、過去にマイルチャンピオンシップで好走したことがある馬はまた好走することが多く、昨年2着だったシュネルマイスターがこの中ではちょっとリードしているかなというところです。

気になるのは、やはり前走のスプリンターズステークスの9着ですね。大敗といっていいでしょう。

スプリンターズステークスの時、わたしはパドックをテレビで見ていて、シュネルマイスターがすごく良いと思って馬券もしっかり買っちゃったんですけどね。

レース後の談話では、「距離があわなかったのではないか」と言われていました。

今回もニュースを拾い読みしてみると、どうやら「この馬にはマイルが一番合っている」って話になってるようです。

今回の鞍上は、C.ルメール騎手。

相変わらず今年のG1で1番人気が勝てない現象は続いていますが、唯一その流れを吹き飛ばして、天皇賞(秋)を1番人気のイクイノックスで勝利したのはC.ルメール騎手でしたね。

この馬に関しては、前回パドックで痛い目見てるといえば見てるのですが、おかげさまで、あの頃よりはわたしも予習を頑張るようになってきました。

改めて、シュネルマイスターを見極める戦いに挑みます。