こんにちは、欅並子です。
早いもので、12月も残り半分になりました。暖かい日が多いせいか、あんまり年末って感じがしないですね。
今週は、土曜日に中山競馬場で牝馬限定のハンデ重賞・ターコイズステークス、日曜日には阪神競馬場で2歳マイル王決定戦・朝日杯フューチュリティステークスが開催されます。
今日は、ターコイズステークスの展望を書いていきたいと思います。
ターコイズステークスは、2015年に新設された牝馬限定のハンデ重賞です。
1982年~2014年の間、ターコイズステークスという名前で行われていた牝馬限定オープンのハンデ戦が、「牝馬の出走機会を拡大する」という目的で2015年に重賞に昇格したものです。
2015年から、中山競馬場の芝1,600メートルを舞台に開催されています。
ターコイズは、12月の誕生石・トルコ石のこと。
そうそう、わたしは12月生まれなんでトルコ石が12月の誕生石だってこと、子どもの頃から知ってるんですけど、誕生石がトルコ石ってなんかガッカリじゃないですかね。
ほかの月の誕生石がダイヤモンドとかサファイアとかルビーとかある中で、よりによってトルコ石って!って思ったものです。
トルコ石に罪はないですけど、他の月と比べてなんか地味すぎて嫌でした。
ちなみに、誕生石って色々あるみたいで、ラピスラズリやタンザナイトなんかも12月の誕生石とされているようです。
そういえば、ターコイズステークスの裏で行われる阪神競馬場の土曜メイン(11R)は、タンザナイトステークス(OP)ですね。
ラピスラズリステークスというレースもあります。今年は12月3日(日)にチャンピオンズカップの裏で行われた中山のメインでしたね。(3歳以上OPのリステッド競走です)
このレースが重賞になった2015年から、ちょこちょこ高配当が飛び出すレースとして知られています。まあ、牝馬のハンデ戦ってだけでそのヤバ味はなんとなくわかります。そんなことを言って穴馬を探してもなかなかヒットしたためしがないのですが、懲りずに今回もしっかり考えていきたいと思います。
2015年からの過去8年のデータから3着以内馬の条件を確認してみましょう。
- G1からの臨戦馬がやや優勢
- 前走の着順、G1,G2の場合は不問、G3以下の場合は上位
- リピーターに注意
こんな感じですね。
過去8年では前走でG1を使われていた馬が4勝しています。しかし、そのG1での競走成績は8着以下だった馬ばかり。ただし、それらの馬は同年に行われた重賞で勝利経験がありました。
つまり、「G1の厚い壁に跳ね返されたけど、G3だったら負けないぜ」みたいなそんな感じってことですかね。
たった8年なので、全部結果を見てみました。
1~3番人気が1~3着を占める固い決着になった年もあるにはありますが、3着以内に2桁人気の馬が入ってる年もちょこちょこありますね。
すごいのは、2015年に行われた第1回。1着・11番人気、2着・16番人気、3着・15番人気での決着でした。
では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※ターコイズステークス(G3) オッズ | 2023年12月16日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
ミスニューヨーク
予想オッズ単勝11.7倍、6番人気です。
リピーターと言えばこの馬ですよね。昨年、一昨年の優勝馬です。
今年はG1への出走はありませんでした。成績はそれほど良くはありませんが、前走の京王杯オータムハンデでは3着に好走しましたし、調子は悪くないかもしれません。
斤量は、昨年より1.5キロアップの56.5キロです。
3着までかなと思いつつですが、パドックで元気そうなら入れてみたい1頭です。
サウンドビバーチェ
予想オッズ単勝7.8倍、2番人気です。
いつまでも言われたくないでしょうが、昨年の秋華賞のパドックで印をつけたのに、放馬されたのは忘れられない思い出です。
その後、阪神牝馬ステークスを勝って「やっぱ強いんじゃん!」ってなったサウンドビバーチェ。
前走・ヴィクトリアマイル5着から。G1はさすがに厳しかったかもしれないですが、あのメンバーで5着の成績は優秀です。中山競馬場では紫苑ステークスの2着があり、コース適性も問題なさそうです。
斤量は56キロ。ミスニューヨークに続いて2番目の重いハンデになりました。
フィアスプライド
予想オッズ単勝15.3倍、9番人気です。
リピーターというなら、昨年3着のこの馬も悪くない気がします。抽選をくぐり抜けて出走が決まりましたが、鞍上がルメール騎手です。
まさか9番人気のまま当日までいってしまうことはないかと思いますが、それでもルメール騎手にしてはいい配当で買えるんじゃないでしょうか。
先週の阪神ジュベナイルフィリーズでもルメールさんの馬を買えなかったことでだいぶ後悔したので、今回はできれば外したくないなという気持ちで一杯です。
前走・府中牝馬ステークス(G3)4着からです。4着なら「上位」と言っていいでしょう。
オッズの動きを気にしつつですが、注目したいと思います。
以上、ターコイズステークスの注目馬3頭挙げました。