こんにちは、欅並子です。
イクイノックス引退の報を受けてちょっとガクッときている欅並子です。
イクイノックスは、わたしにとっては「好き馬」とはまた違うのですが、彼の存在が、競馬を見て競馬を語る際の大きな楽しみの一つであったことは間違いありません。
いなくなるのは、ただただ寂しいです。もっと見たかった。
もちろん、イクイノックスはこれからも父馬として競馬界に影響を与え続けていくのでしょうし、その先にはもっと大きな楽しみもあるでしょう。
今はただ「ありがとう」しかないですね。競馬に戻ってきてすぐにイクイノックスのような馬を見ることができて幸せでした。
さてさて!では元気出していきましょう。
今週もまだまだ続く秋のG1シリーズ。今週は日曜日に中京競馬場でチャンピオンズカップ(G1)が開催されます。
チャンピオンズカップは2000年創設のジャパンカップダートを前身とするダートのG1競走です。
ジャパンカップダートは、東京競馬場のダート2,100メートルで行われるレースでした。ジャパンカップダートは2007年まではジャパンカップの前日に行われていましたが、アメリカ・ブリーダーズカップに出走した馬が本競走に出走するには日程が厳しいため、2008年からは実施時期を今の時期に繰り下げ、競馬場も阪神競馬場に変更して行われるようになりました。
元は芝のジャパンカップと同じく国際招待競走であったジャパンカップダートですが、2014年からは国際招待制が廃止され、中京競馬場・ダート1800mを舞台に行われる「チャンピオンズカップ」へリニューアルされました。
レース名は変わりましたが、回数のカウントはジャパンカップダートから引き継いで通算されているため、今回が第24回となります。
では、阪神ダ1,800メートルで行われた2013年を含む過去10年のデータから好走馬の条件を確認していきましょう。
- 3歳馬、または5、6歳馬
- 内枠が有利
- 前走が国内G2・Jpn2以上
このような内容です。
馬齢については、7歳以上の馬があまり好走しないのと合わせて、何故か4歳馬だけが不振という結果になっているようです。
また、「内枠有利」についてですが、14~16枠に入った馬は、人気にかかわらず、過去10年で1頭も3着以内に来ていないということは頭においておくべきでしょう。
では、この内容を踏まえて今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※チャンピオンズC(G1) オッズ | 2023年12月3日 中京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に記事を書いています。
レモンポップ
8枠15番 予想オッズ単勝5.2倍、2番人気です。
この馬も、好き馬の1頭。通称・レモたん(勝手に呼んでいる)
レモンポップという名前に似合わぬゴツい馬格の持ち主ですが、どこか愛嬌があるかわいい馬です。ドバイでの大敗からどうなることやらと心配していましたが、前走、マイルチャンピオンシップ南部杯で圧倒的な強さを見せつけてくれました。
しかし、ここでは2番人気。
みんなが心配なのは、やはり距離の問題でしょう。レモンポップは1,600メートルまでしか走ったことがありません。
ちなみに、大敗したドバイゴールデンシャヒーンは1,200メートルのレース。
もしかしたら、マイルか1,400しかあかんタイプなのかもしれません。
それでも、今年のダート王として頂点に立つためにはここに挑戦しないわけにはいかないということでしょうか。
南部杯の強さを思えば、あと200ぐらいどうってことない気もするのですが、1,800こそが得意という強い馬も出てきますから簡単にはいかないかなと思います。
内枠有利とされているチャンピオンズカップで大外枠を引いてしまったのも痛いところではあります。
セラフィックコール
7枠12番 予想オッズ単勝3.3倍、1番人気です。
通称・セラコ(勝手に)
前走・みやこステークス、めちゃくちゃ強かったですよね。無敗の5連勝。
毎回ゲートで出遅れながら、最後はむちゃくちゃな走りで飛んでくる。単に強いと言うより、見ているだけで面白い、でもちょっと危なっかしい馬です。
なんとなく、レモンポップが1番人気でセラフィックコールは2番人気かと思っていましたが、思ったより人気者だったようです。
今回ついにG1ですが、また同じようにブイブイ走って何事もなく勝ってしまうのでしょうか。
内枠有利とされていますが、やや外目の枠を引いてしまったのがどう出るか。
アイコンテーラー
8枠14番 予想オッズ単勝10.8倍、3番人気です。
通称・アイコ(勝手に)
ブログを始めて丸1年過ぎました。
当初は「ダートはちょっとわかんないな」とずっと遠慮していましたが、気がつけば愛称で呼びたい馬がこんなにいるぐらい、ダート戦線にも詳しくなりました。
アイコンテーラーは、JBCの日には勝つところを現地で直接見てきました。
個人的には、今年の初めに行われた愛知杯(芝のレースでした)のパドック予想で▲を付け、7番人気ながら2着に好走して的中をプレゼントしてくれた馬でもあり、ダート転向後の大活躍もずっと嬉しい気持ちで見ていました。
ここは相手がかなり強くはなりますが、ダート1,800メートルのG1勝ちってこの馬だけでは?
ここは勢いも含めて、買いでいいと思います。
ただ、この馬も外枠ですねえ。気になってる馬みんな外。
メイショウハリオ
2枠2番 予想オッズ単勝17.0倍、8番人気です。
JBCクラシックでは、わたしの本命はこの馬でした。
4着には伸びてきましたが、1番人気を裏切る形となったためか、今回かなり人気を落としていますね。でも、8番人気っていうのは人気落としすぎですよね。
JBCクラシックの敗因は「砂の質が合わなかったのかも」と書かれているのを見ました。砂と言えばアレです、オーストラリアから持って来たとかいうあの白い砂。
前に大井で勝った帝王賞の時とは違う砂だったんですよね。
中京競馬場といえば、前回走ったのは2022年5月の平安ステークスまで遡ります。(結果は3着)
そして、その前は2021年のチャンピオンズカップ(7着)ですね。
中京競馬場ではあまり良い成績を残しているわけではないのがちょっと苦しいところですが、今回、内枠を引いたのはプラス材料ですね。2021年のチャンピオンズカップは8枠15番でしたからね。
むしろ、人気どころが大外枠に固まってしまった今回こそ、メイショウハリオにとってはチャンスと言っても良いかもしれません。
ちなみに、枠枠言ってますが、「チャンピオンズカップ」になってからの9回分の結果を開いてみたところ、8枠は優勝どころか3着以内に1回も来てないですね。7枠は、2着3着はありますが1着はありません。これまでで一番外の優勝馬は、2020年の6枠11番チュウワウィザードです。
以上、チャンピオンズカップの注目馬でした。いつもは注目馬3頭ですが、今回は4頭挙げました。楽しみですね。