こんにちは、欅並子です。
今週は、土曜日に東京競馬場で東京スポーツ杯2歳ステークス、日曜日には京都競馬場でマイルチャンピオンシップが行われます。先週は重賞が4つもあったので、なんだか少なく感じますが、少しホッとしている自分もいたりして。
レースが多すぎると2歳戦から割愛してしまうことが多かったですが、今週は久しぶりに2歳戦について触れて行きたいと思います。
東京スポーツ杯2歳ステークスは、1996年に重賞(G3)に昇格し、1997年から今の名前になったレースです。2021年からはG2に格上げ。
1966年の創設から1968年までは東京3歳ステークス、1969年から1996年までは府中3歳ステークスと呼ばれていました。
創設時の施行距離は芝1,400メートルでしたが、1984年に芝1,800メートルに改められ、現在に至っています。
ここまで行われてきた2歳重賞はマイルまでの距離ばかりでしたが、この東京スポーツ杯2歳ステークスは1,800、来週行われる予定の京都2歳ステークスは2,000と、少し距離を伸ばしたレースが始まります。
年末のG1ホープフルステークスを見据えた戦いということになってきますね。
過去10年のデータから好走馬の条件を確認してみると、
- これまでに4着以下に敗れていない
- 前走の上がりタイムが2位以内
- 内枠有利
こんな感じです。
わたしは数字を覚えたり、数字だけ見て速いとか遅いとかを実感するのがどうも苦手なのでタイムの話は避けてきたのですが、いつまでもそういうことを言っているわけにもいかないのであえて触れてみます。
上がりタイムというのは、レースの最後の3ハロン(600メートル)を走るのにかかった時間ですね。正確には「推定」とカッコ書きされます。
前走の上がりタイムが2位以内、というのは、前走の成績表を見て、そこに出走していた馬たちの中で、上から2番目以上のラストスパートができた馬、ということですね。必ずしも勝っているとは限らないわけですが。
これ、結構確認するの大変じゃないですかね。まだ頭数少ないからいいですけど。
さあ、では今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※東京スポーツ杯2歳S(G2) オッズ | 2023年11月18日 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に記事を書いています。
シャンパンマーク
予想オッズ単勝6.2倍、4番人気です。
この馬の新馬戦は、現地で見ました。(外したけど)
オークス馬ユーバーレーベンの弟・マイネルレグルスが1番人気に推される中、シャンパンカラーは2番人気でしたが完勝でした。
この馬は、今年のNHKマイルカップを勝ったシャンパンカラーの弟ですね。
兄はマイルで能力を発揮しましたが、こちらは芝2,000メートルの新馬勝ちから当レース出走ですから少しタイプが違うようです。
前走の上がり33.1はすごい末脚です。(覚えたので早速使ってみる)
ファーヴェント
予想オッズ単勝6.1倍、3番人気です。
8月の新潟芝1,800メートルでデビューした馬で、シャンパンマークと同じく1勝馬です。
こちらも33秒台の上がりを記録していて優秀ですね。
1歳上の半姉に、サーマルソアリング。今年の春まで未勝利勝ちのみの1勝馬でしたが、夏にダートに転向してから3連勝中。そんなお姉さんです。
新馬しか走ってないのであまり語れる材料がないですね…。
シュトラウス
予想オッズ単勝2.9倍、1番人気です。
前走サウジアラビアRCでは2番人気、3着でした。
このレースは、もともと人気上位3頭での争いという前評判で行われたレースで、前評判通り1〜3番人気の3頭が1〜3着を独占する結果になりました。
シュトラウスはこのレースでの上がりタイムが着順通りの3位ですが、34.3と、今回の出走馬の中では速い方です。
今回は、前走から200メートルの距離延長になりますがどうでしょうか。
正直言うと、この馬が1番人気になるとは思ってませんでした。メンバーのほとんどが1勝馬で重賞出走経験がある馬が少ないからでしょうかね。
以上、注目馬3頭挙げました。
今回はタイムのことを少し勉強したのでタイムを中心に考えてみました。この予想がうまくいったら今後も頑張ってタイムのこともわかるようになろうと思います。