こんにちは、欅並子です。
今週末、JRAでは中山記念(G2)と阪急杯(G3)、2つの重賞が予定されていますが、25日(土)の深夜から未明にかけて、サウジアラビアで「サウジカップデー」が開催されます。
1ヶ月ほど前にある程度の情報で予習は済ませていますが、出走馬の変更があったりしたので改めてまとめておきたいと思います。
サウジカップのテレビ中継と発走時間について
昨年同様、グリーンチャンネルで無料放送を行います。
放送時間は、2月25日(土)23:00~27:00です。
レースごとの発走予定時刻は下記の通りです。
23:05 ネオムターフカップ(G3・芝2,100m)
23:45 1351ターフスプリント(G3・芝1,351m)
24:25 レッドシーターフH(G3・芝3,000m)
25:05 サウジダービー(G3・ダ1,600m)
25:45 リヤドダートスプリント(G3・ダ1,200m)
26:35 サウジカップ(G1・ダ1,800m)
だいたい40分おきに発走。メインレースの前だけは間隔を50分取ってありますね。
レースの概要と出走馬
メインレース・サウジカップ(G1)と7つの前座競走で構成されている「サウジカップデー」。
1R・ジョッキークラブローカルハンデキャップはサウジアラビア調教馬限定レースで、2R・オバイヤアラビアンクラシックは純血アラブ馬限定レースのため、日本馬を含む外国馬の出走はありません。
グリーンチャンネルの中継も3Rから始まります。
昨年はこの2つのレースを途中で挟んで行っていたため放送時間も間に休憩を挟む2部構成になっていたのですが、今年は順番を整理したようですね。
運営側が海外のテレビ中継に配慮してくれたのかもしれません。
第3レース ネオムターフカップ(G3)
デアリングタクトが参戦を予定していましたが、その後「左前脚の歩様の乱れ」ということで出走を回避したことがニュースになっていました。
日本からこのレースに出走を表明していたのは本馬のみだったので、このレースは日本馬の出走なしということになりました。
昨年は日本から参戦したオーソリティが優勝しました。
第4レース 1351ターフスプリント(G3)
芝1,351mで行われるレースです。
なんでそんな中途半端な距離なのか。「1351」という数字に何か大事な意味でもあるのかな?と考えてしまいますよね。
調べてみると「サウジアラビア建国の年・西暦1932年は、イスラム暦では1351年である」という情報が見つかりました。まあ、おそらくそれが由来でしょうね。
日本馬は、下記の4頭が出走予定です。
- バスラットレオン・牡5
- ラウダシオン・牡6
- レシステンシア・牝5
- ソングライン・牝5
いずれも、海外遠征の経験がある馬ばかりですね。
ラウダシオンとソングラインは昨年もこのレースに出走し、ソングラインが優勝しています。中でも、ソングラインは昨年のこのレースの優勝馬でもあり、期待がかかります。
レシステンシアは昨年暮れの香港スプリント13着からの巻き返し。
第5レース レッドシーターフH(G3)
芝3,000メートルのレースです。
レッドシーというのは、アラビア半島とアフリカ大陸北東部に囲まれた紅海のことでしょうね。サウジアラビアの国土も、西側は紅海に面しています。
日本馬は下記の2頭が出走を予定しています。
- シルヴァーソニック 牡7
- エヒト 牡6
シルヴァーソニックは7歳ながら初めての海外遠征ですね。芝3,000はまさにお得意の距離なので期待できます。
エヒトも海外初挑戦。こちらは中距離馬のイメージなので、この距離はちょっと長いような気もしますが、過去には1勝クラスですが芝2,600メートルでの勝利もあります。
昨年は、日本馬の参戦は1頭で、ステイフーリッシュが7歳でこのレースを優勝しています。
長くなってきましたので、一旦ここで締めましょう。
続きはまた明日書きます。