こんにちは、欅並子です。
今日は昨日に引き続き、サウジカップデーのお話をしていきたいと思います。
レースの概要と出走馬
昨日は、ネオムターフカップ、1351ターフスプリント、レッドシーターフHについて書きました。今日は残り3つのレースについて確認していきます。
第6レース サウジダービー(G3)
ダート1,600メートルで行われる、3歳馬限定のレースです。
日本馬は、下記の4頭が出走予定です。
- コンティノアール・牡3
- デルマソトガケ・牡3
- エコロアレス・牡3
- フロムダスク・牡3
デルマソトガケは、昨年12月に行われた全日本2歳優駿優勝馬で、12月中にはすでにサウジ遠征を表明していました。
フロムダスクはデビュー以来、芝のレースのみで使われてきました。京王杯2歳ステークスで11番人気ながら2着に来たのが印象的でしたね。その後朝日杯フューチュリティステークスでは16着と大敗しましたが1月末のクロッカスステークス(L)では3着に入りました(ただし1番人気)。ダート初挑戦、しかも海外ということで、正直ちょっとわかんないな~ってところですかね。
コンティノアールはキャリア3戦で2勝。11月以来の出走。3戦はすべてダートで11月に行われた、もちの木賞(1勝クラス)では勝ったデルマソトガケにハナ差の2着でした。
エコロアレスは、4戦2勝馬。昨年のJBC2歳優駿で2着があります。前走は芝のレースを使っていますが9着に終わっています。
昨年のサウジダービーはパインハーストという米国の馬が優勝。日本馬は2着・セキフウ、3着コンシリエーレという結果に終わっています。
第7レース リヤドダートスプリント(G3)
ダート1,200メートルで行われるレースです。
リヤドは、サウジアラビアの首都ですね。本大会の舞台であるキングアブドゥルアジーズ競馬場も首都・リヤドの郊外にあります。
日本からの出走馬は下記の4頭です。
- ダンシングプリンス・牡7
- ジャスティン・牡7
- リメイク・牡4
- リュウノユキナ・牡8
昨年11月に行われたJCBスプリント(G1)の1着・ダンシングプリンスと2着・リュウノユキナが揃って出走します。
ダンシングプリンスは昨年のリヤドダートスプリント優勝馬。
リュウノユキナはJBCスプリントの後12月にカペラステークス(G3)に出走し、またも2着。その時の1着が、これまた当レースに出走するリメイクです。
同じカペラステークスで3着だったのがジャスティン。一昨年、2021年のリヤドダートスプリントに出走していて、その時は6着でした。
第8レース サウジカップ(G1)
ついにメインレース、サウジカップにたどり着きました。
サウジカップはダート1,800メートルで行われるレースです。
日本からは下記の6頭が出走します。
- カフェファラオ・牡6
- クラウンプライド・牡4
- ジオグリフ・牡4
- ジュンライトボルト・牡6
- パンサラッサ・牡6
- ヴァンドギャルド・牡7
中心は、昨年のフェブラリーステークス覇者のカフェファラオでしょう。昨年10月に盛岡で行われたマイルチャンピオンシップを勝って以来の出走になります。
JRAのダートG1優勝馬はもう1頭、昨年のチャンピオンズカップを勝ったジュンライトボルト。そして同レース2着のクラウンプライドもいます。
昨年の皐月賞馬・ジオグリフは前走香港カップから引き続いての海外遠征になりますがこれがダート初挑戦です。
そして、芝の中距離路線で活躍してきた6歳馬・パンサラッサもこちらに参戦してきました。
パンサラッサも芝初挑戦かと思いきや、これまで走った24戦のうち1回だけダートを使ったことがあるんですね。その1回とは2020年に行われた師走ステークス(L)ですが、1番人気に推されましたが11着に敗れていますね。
ヴァンドギャルドは元々ネオムターフ(芝2,100メートル)に招待されていましたが、サウジカップにも選出されたためこちらを受諾したとのこと。ヴァンドギャルドも7歳にして初めてのダート挑戦ですが、やはりせっかく出るならG3よりG1。
1着賞金1,000万ドル(1ドル=130円換算で13億円)は夢がありますよね。
過去3回のサウジカップでは、まだ日本馬の優勝はありません。昨年はマルシュロレーヌ6着、テーオーケインズ8着という結果に終わっています。
以上、各レースと出走馬について確認しました。
サウジカップデーの馬券発売はありませんので、ただ「結果を楽しみにするだけ」ではありますが、豪華重賞が1日でまとめて開催されるお祭りはやはり注目度が高いですね。
日本馬の活躍に期待が高まりますね。
ただ、時間が時間なので、多分わたしはリアルタイムで観戦することはできなさそうです(笑)