こんにちは、欅並子です。
今日は有馬記念の注目馬について検討したいと思います。
有馬記念に出走する馬は、全部「注目馬」と言って良いと思うので、その中からピックアップするのは忍びないですね。
とはいえ、とりあえず予想サイトの人気順も押さえつつ、いくつか見ていきたいと思います。
※有馬記念(G1) オッズ | 2022年12月25日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらを参考に記事を書いています。
本日12月22日現在の内容で書いていますので、オッズは全然変わると思います。
イクイノックス
予想オッズ単勝2.4倍、1番人気です。
ファン投票は第3位。3歳馬の中では最高位になりますね。
そりゃもう、天皇賞（秋）素晴らしかったですからね。見た目も美しく、雄大な走りをする馬です。本当にこの馬は今年の主役だなという感じがします。
デビューからずっと大事に乗り続けているC.ルメール騎手が有馬でも鞍上を務めるということで、何の心配もない感じです。
ただ、非常に個人的な感想ですが、わたしはあんまりこの馬に思い入れが沸かないんですよねえ…。
ひとつには、レースを使った数が極端に少ない事が挙げられるかと思います。
2歳のうちはデビュー戦のほかに東京スポーツ杯2歳ステークスを勝って終了。3歳になってからは、皐月賞・ダービー・天皇賞（秋）とG1にしか出ていません。
なんつーか、効率良すぎてなんかちょっと……って思いませんか？わたしだけ？（笑）
ジェラルディーナ
予想オッズ単勝7.1倍、3番人気です。
有馬記念といえば「牝馬が勝てないレース」ですよね。
少なくとも、わたしが競馬を見始めた1990年代後半では「常識」のように言われていました。現在に至るまで、歴代の牝馬の勝ち馬は7頭。
ただ、2019年・2020年と2年連続で牝馬が優勝していますので、少し「牝馬が勝てない」イメージは薄れているかもしれませんね。
それから、誰もがよく知っている通り、ジェラルディーナの母・ジェンティルドンナは2014年の優勝馬です。
ジェラルディーナは、効率良すぎるイクイノックス君とは真逆ともいえる経歴を歩んできた「苦労人」でもあって、応援したい気持ちは強いです。
この秋、中山・阪神と右回り＆小回りの競馬場で2連勝してきている点はすごく良いなあと思っています。
パドックでうるさい馬は買わない主義のわたしですが、必ずしもそれが当てはまらない馬もいるんだということをこの馬から学びました。
ジェラルディーナがパドックでどれだけ暴れて周りの馬をビビらせるのか密かに注目しています（笑）
ボルドグフーシュ
予想オッズ単勝12.6倍、6番人気です。
好きなんですよ、ボルちゃん。（神戸新聞杯の頃から「ボルちゃん」呼びです。）
ほんとこの馬はかわいいです。時々トレセンでの様子が映像や写真で流れてきますが、毎回、機嫌良さそうに「ふんふん」と歩いていて、写真ではドヤ顔をしっかりキメてきます。
非根幹距離と言われる芝2,500メートルが舞台の有馬記念では、やっぱり少し長距離適性が必要となってくると思いますが、菊花賞での好走はよい材料だと思っています。
ただ、ボルドグフーシュは重賞未勝利。重賞未勝利から有馬記念を勝った馬は、まだ1頭もいないんですって。マジか。
まあ、有馬記念ってそういうレースですもんね。逆に言えば重賞未勝利でよく出走できたよねってことです。
わたしもファン投票ではボルちゃんに入れましたが、重賞未勝利でも結構人気がある馬なんですね。
ほかに注目ポイントとしては、やはり、鞍上が神戸新聞杯・菊花賞の吉田隼人騎手から福永祐一騎手に乗り替わりになるというところでしょうか。
福永祐一騎手といえば、まもなく引退することが決まっています。
この有馬を勝てば「8大競走制覇」になるそうで、これがラストチャンス。
つまり、逆に言えば、福永騎手はまだ有馬記念を勝ったことがないということです。
すごいドラマが起きるのが有馬記念ですが、有馬未勝利の福永騎手がテン乗りか…と少し心配だったりもします。
まもなく枠順の公開抽選会が始まりますね。
枠順がわかったらまた少し違った話もできそうです。とりあえず今日の所は3頭挙げてお話ししました。
明日も引き続き注目馬について書きますので、よかったら見に来てくださいね。
