欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

競馬場を楽しもう 東京競馬場わくわくグルメ特集

こんにちは、欅並子です。

 

今週は、G1がないのでここ最近の取材で溜まった競馬場でのあれこれを少しずつ放出していきたいと思います。

今日は、東京競馬場のグルメ情報です。

 

東京競馬場、生ビールの相場

競馬場内の生ビールの価格は、ほぼ全ての店で足並みを揃えています。

2022年10月末現在で、生ビール1杯700円でした。

パークウインズで楽しんでいた時には、600円だったのですが、10月8日に東京第4回の開催が始まると、多くの店が価格表示板にペラッと貼り紙をして700円に値上げをしたのでした。

生ビール1杯700円。ずいぶん高くなったなあとは感じます。

まあ、いろんな物価が上がってますからね。しかたないですね。

そんななか、東京競馬場に1軒、生ビールを相場より200円も安く売るお店があるのをご存知でしょうか。

それが、メモリアル60スタンド2Fにある「戸松」さんです。

 

 

メモリアル60スタンドの東の端です。

外から直接建物に入れるエスカレーターを上がって左、ターフィーショップの裏手あたりにあります。

 

 

プレミアムモルツ、400円。

この写真を撮ったときはまだパークウインズでしたので、ほかのお店の生ビールは600円でした。先日見たら、やはり戸松さんの生ビールも500円になってました。

 

 

というわけで、生ビールと唐揚げ、フライドポテトをいただきます。

プレミアムモルツ、美味しいです。唐揚げ、ポテトも丁寧な手作りの味がして美味しいです。

比較対象がないのでわかりづらいのですが、ビールのカップはたぶんほかのお店のものより小さいです。よそのお店は大抵おがわじゅりさんイラストのJRA-VANの広告入りのカップで出てきますが、こちらはプレモルオリジナルのカップです。

ぶっちゃけ、それが安さの秘密なのでしょうが、個人的には普通のお店の生ビールってちょっと多いかもと思っているので、小さめのカップで値段を安く出してくれるのは嬉しいです。

 

「東京競馬場グルメ」でたびたび言及される人気の蕎麦

「東京競馬場 グルメ」で調べると、よく名前が出てくるのが「馬そば 深大寺」さんです。競馬好きのお笑い芸人・ジャングルポケットの斎藤さんのYouTube動画などでも紹介されていました。

わたしは足繁く東京競馬場に通いながら、お蕎麦は一度も食べたことがなかったので、先日初めて行ってみました。

 

 

場所は、フジビュースタンド4階、25番柱付近です。このお店の裏はたこ焼きチェーン「銀だこ」がありますね。

今回は、かきあげそばをいただきました。470円。

 

 

出てきた蕎麦をみて一言。「東京の蕎麦!」ですね。

わたしは関西出身なので、この、いかにも関東風の黒いお出汁には若干腰が引けてしまいました。

食べてみると、お味は見た目ほどしょっぱくはないです。お出汁を吸ったかきあげも美味しくて、あっという間に食べてしまいました。

慣れてくると、後からいろいろ具をトッピングしたり、楽しみ方がいろいろあるみたいです。

人気店らしく、お昼時にはかなり混むようですが、かなり新しいタイプのタッチパネル食券販売機が導入されていて行列は効率化されているようです。電子マネーも使えます。

 

パドック脇、いつも行列ができる店

こちらもよく東京競馬場グルメで言及される店。

ずいぶん老舗ですね。わたしがまだ関西在住で、たまーに遠征してきてた頃からありましたもんね。

つまりフジビュースタンドができるよりも前からこのお店はあったということですね。

 

 

お店の名前は「G1焼き」

改めて気がつきましたけど、お店の名前が看板メニューの商品名そのままなんですね。

ずいぶん前から存在は知ってましたが、よく考えてみたらここで買って食べるのは今回が初めてだと思います。

 

 

看板メニューのG1焼きと、モツ串の白・赤を各1本、そして生ビール(700円)です。

あ、ここの店の生ビールはプラスチックカップですね。そういうパターンもあるのか。

G1焼きというのは、いわゆる今川焼き、関西人なら「御座候」と呼ぶアレです。味はあんこ・カスタードの2種類です。お値段は、170円。

しかし、今回頼んだのは、普通のG1焼きではなく「プレミアムG1焼き」です。1つ200円。

プレミアムは、期間限定のマロンクリーム味。カスタードクリームの中に栗のペースト、さらにまるごとの栗がゴロッと1つ入っていました。さすがプレミアム。

モツ串は、1本220円。これまたネットで調べるとオススメしている人がたくさんいたので、一度は食べてみんといかんなーと思って食べました。

写真奥の、ちょっと黒っぽいのが「赤」、手前の大きいのが「白」ですね。お店のカウンターに七味が備え付けてあって、先に買った人がみんな慣れた手つきでふりかけていってたのでわたしも真似してかけました。

わたしはもともとあまりモツを食べる習慣がなくて、モツ自体初めてだったかも。

味がよく染みててなかなかおいしいのですが、一切れのサイズがわたしにはちょっと大きくて。

弾力があって、前歯でちょっと噛み切ってちょうどよいサイズで口に入れるということができないので、がんばって一切れをそのまま頬張ります。

しかし、口の中でもなかなか咀嚼が進まず、もう少しでモツに溺れるところでした。

なかなか飲み込めなくていつまでも噛んでなきゃいけない感じなんですが、そうこうしてるウチに、やだもうレース始まっちゃうじゃない!ってなって、かなり焦りました。

個人的には、もう少し小さめにカットしてあると嬉しいのになーと思いました。

G1焼きのお店の近くにいると、店の前のゴミ箱にひっきりなしにこのモツの白いトレーが捨てられていきます。

この店、いつも行列ができてますが、ひょっとしたらG1焼きじゃなくてモツ串目当ての人が多いんでしょうか?

 

さてさて、まだもっと紹介したいお店はありますが、長くなってきましたので今日は一旦ここまで。

また後日あらためて第2回「わくわくグルメ特集」を開催したいと思います。