欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

中山競馬場グルメグランプリ2023で1位のラーメンを食べてみました

こんにちは、欅並子です。

 

3月25日(土)、天候雨の予報にもめげず中山競馬場へ。

いつもなら張り切って第1レースを目指して向かうところ、いろいろあって普段より1時間ほど出遅れ気味の出発になってしまい、さらに首都高の渋滞も手伝って11時頃の到着になってしまいました。

雨が降っていたこともあって、さすがにこの時間の到着ではメインスタンド2FのUP-seatも満席。ただ、貼り紙によると馬場内のUP-seatにはまだ若干残席があるとのことだったので、急いで馬場内へ。なんとか無事に席を確保することができました。

 

個人的には、馬場内ってレースを観戦するには不便だし、いつもなんとなくひっそりした雰囲気で、競馬場に来た臨場感に欠ける場所だと思って敬遠していたんですが。

ただし、今回は馬場内にひとつ用事があったので、ある意味ちょうど良い機会ではありました。

 

その「用事」とは?

中山競馬場グルメグランプリ2023でお食事部門第1位に輝いたラーメンを食べることです。

 

 

お店はこちら、「福麺」さんです。

第1位受賞ということで、大きな看板も出ていますね。

メインスタンドとJR船橋法典駅をつなぐ長い地下通路の途中にある馬場内エリア、入口を入って右手奥に進んだところにこのお店はあります。

以前はこのお店の並びにもうひとつ店舗があったようですが、そちらは現在は閉鎖されており、今では馬場内エリアで唯一の食事を提供するお店になっています。

(馬場内に飲食を扱うお店はあと2つありますが、どちらも軽食・ドリンクのお店なのです)

福「麺」というだけあって、看板メニューはラーメンですね。グランプリ受賞の「うま塩らーめん」のほかに、味噌・醤油も食べられます。

ただ、カレーも同じぐらい大きな看板を出してアピールしているし、おつまみ・ドリンクもしっかりと取り扱っているし、で、わりと「なんでもあり」な感じですね。

隣のお店もやっていないので、目の前のイートスペース(立ち食い)は独占状態。すっかり馬場内の大食堂的存在になっているのでした。

お昼には少し早い11時過ぎに行きましたが、さすが人気店のためか、既に短い行列ができていました。

前に並んでいた人の注文内容をそれとなく眺めてみましたが、やはりグランプリ効果で「うま塩らーめん」を注文する人が多いですね。

わたしも、多少カレーに惹かれつつ、ここは意識を強く持ってうま塩ラーメンをいただきました。お値段、700円(税込)です。

 

 

注文の際に、にんにくと青唐辛子を入れて良いかどうか聞かれます。

わたしはどちらもちょっと苦手なので、どちらもナシでお願いしました。

同行者は、両方アリで。「アリ」の写真はこちら。

 

 

チャーシューの上に刻みニンニク。スープの部分にパラッとかかっている小さな緑のやつが青唐辛子ですが、たったこれだけなのに結構辛かったそうです。

しっかりとした魚介の出汁が効いたスープに、もっちり太めの麺がしっかり絡んで、アッサリだけど満足感が高いラーメンでした。

魚介のスープには日替わりの「隠し味」を使っているようで、この日は、夜光貝とカメノテを「隠し味」として使用しているとの表示がされていました。

カメノテも貝の一種ですかね?

なんか、そういう「貝!」って感じの濃い~お出汁が出ているスープでした。

量もちょうどよくて、いいお昼ご飯になりました。

 

メインスタンドにある数あるお店を差し置いて、馬場内の奥でひっそりやってるお店が受賞するなんて、かなりの実力ですよね。

ところで、福麺(ふくめん)というお店の名前は覆面=馬のメンコと掛けているのかなー。関係ないか~。

 

中山競馬場グルメグランプリ2023の結果はJRAのサイトで確認できます。

 

www.jra.go.jp

 

わたしが投票した品物はどちらもランクインしませんでした(残念)

スイーツ・スナック部門でも馬場内にあるお店「Good Luck」さんの「G1焼き」が第3位にランクインしており、案外わたしが思うより馬場内って人気があるんだなーと思いました。

G1焼きは、東京競馬場でもおなじみですよね。(お店の名前は違いますが、多分同じものでしょう)

「福麺」さんは中山競馬場にしかないようですが、その他に入賞したお店は東京競馬場でも営業しているので、今後の参考にしたいです。