欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

JBC2023 大井競馬場に行ってきました。現地観戦レポート

こんにちは、欅並子です。

 

11月3日(金・祝)に開催された地方競馬の祭典、JBCを現地で観戦してきました。

今年は大井競馬場での開催。

元々は、JBCも混むんだろーなとあまり乗り気ではなかったのですが、JBCは毎年持ち回りで全国の競馬場を回るので、次に行けるのはいつになるのかわかりません。

せっかくの機会なので、思い切って行ってみることにしました。

 

混んではいるけど、案外動ける

現地には11時過ぎに到着しました。第2レースと第3レースの間ぐらいの時間。

わたしの住んでいる場所から大井競馬場は、交通機関を使って行くとかなり不便なので車で行きました。

こんなお祭りの日、朝イチから行かないと停められないかもと心配しましたが、駐車場にはまだもう少し余裕がありました。大井競馬場の駐車場って沢山入るんですね。助かりました。

駐車場は普段の開催と同じで、1日中停めて1,000円。そして入場料は100円と、良心的です。

 

駐車場から直結のゲートから入りましたが、並ぶこともなくスムーズで、入ってみると、確かに人はたくさんいるけど大混雑って感じでもない。

大井競馬場は敷地が広いのでかなりゆとりがありますね。

 

 

場内、JBC仕様で華やかに飾り付けられていてとてもいい雰囲気でした。

 

 

ゲートを入ると、背中に「祭」と書かれた法被を着たスタッフの方がリストバンドを配っていました。

景品が当たるスクラッチカードも付いてます。(削った中身は、次回来場時に使える無料入場券でした)

ちなみに、リストバンドは枠番カラーで、黒と黄色が入ってました。

 

グルメ事情はかなり厳しめ

場内、押し合いへし合いするほどの騒ぎではないですが、やっぱり混んでいるといえば混んでいます。厳しかったのは、食事関係ですね。

到着してとりあえず第3レース(11時45分発走)を見ましたが、お腹が空いたので、早めにお昼を食べておくことにしました。

その時点で既にスタンド方式のお店や外のキッチンカーなどは行列ができていたので、L-WING(メインスタンド的な建物)6階のレストランタイプのお店に行きました。

昼食ぐらいは座ってしっかり食べておかないと夕方まで体力が持たなそうだと思ったのでレストランを利用しましたが、結果としては良い判断だったと思います。

わたしが行った時には並ばず入店できてスムーズに食事をすることができましたが、食事が終わって出る頃には行列ができはじめていました。タイミング的にはギリギリセーフといったところでしょうか。

 

こういう楽しそうなキッチンカーイベントもやってて惹かれたんですけど、どのブースもずいぶんな行列になってたので諦めました。

 

 

 

ね、よさげですよね。クレープとか食べたかったけど。

そんなの並んでると、競馬見られなくなっちゃうからね。

 

ガチ勢は案外少ないのかも

キッチンカーをはじめとするグルメブースには長蛇の列ができていましたが、パドックに行ってみると、メインのG1三競走でさえ、前のレースが終わってから行ってもそれほど苦労せずに馬を見る位置に立つことができました。

前の週の天皇賞(秋)の時には、馬が見える場所を確保するために2時間前からパドックで立ちっぱなしで頑張ったのですが、そのことを思えば大井のパドックなんてユルユルです。

人はたくさんいるのですが、それほど密集していないので間を縫っていけばそこそこ前まで行けるのです。

強い馬たちが揃って、G1を3つもやるという特別な日ですが、レースをやっている最中にもグルメブースの行列は途切れることがなく、案外、馬よりグルメという人も沢山いたんだな、という感じがしました。

競馬を横目に「おー、走ってる走ってる」などと眺めながらお気に入りのグルメを楽しむという方も結構いるようです。

もちろん楽しみ方は人それぞれです。

競馬ガチ勢のわたしにとっても、楽しいお祭りでした。

 

パドックはこんな感じ

JBCレディースクラシック

 

たまたまこっち向きで撮れてたライオットガール。かわいー。(6着)

 

 

勝ったアイコはお尻が切れた写真しかなかった。残念。でも馬券は当たりました。

JBCスプリント

 

JBCスプリント優勝・園田のヒーロー、イグナイター!カッコ良かったね。

こちらもちょっとお尻切れ気味の写真だな。

 

 

わたし、本命はリメイクだったけど、馬連は当たりましたよ。

リメイク。今思うとちょっと迫力なかった気もするなあ。

 

JBCクラシック

 

JBCクラシック優勝、キングズソード。

このぐらいの時間帯になると、すっかり日が暮れてパドックでも照明が入ります。

普段は自然光でのパドックしか慣れてないので、ちょっと見方が難しいなって思いました。(外れた言い訳)

照明の下では馬体が七色に光って綺麗です。どれもこれも、みーんなすごく良く見える。

まあ、ここに出てくるような馬はみんな良い馬なのですけどね。

 

 

わたしの本命・ハリオくんは残念ながら4着でした。

 

まとめ・感想

 

大井競馬場では、10月に砂の入れ替えをしたばかり。

噂に聞いていた、オーストラリア産の白い砂。確かに白いです。

この写真の角度ではよくわかりませんが、内周のコースに以前使っていた砂がまだ残っていて、そこと比較するとよりわかりやすいです。

馬がよく映える、素敵なコースになったなーと思いました。

三連休の初日ということもあって、濃い競馬ファンよりは、レジャーを楽しむお客さんで賑わっているイメージの大井競馬場でした。

東京23区内にあるレジャースポットだからなのか、オシャレな人も多かったですし、子連れファミリーなど若い層のお客さんが目立ちました。

もう、公営競技場って感じはほとんどないですね。

 

大井競馬場は地方競馬場としては敷地が大きく広々とした競馬場ですが、大量の来場があることをそこまで見込んでいないためか、スペースはあるのになんとなく導線が悪いなという感じはしました。

キャッシュレスや、マークカードを使わない投票の仕組みがまだ導入されていないせいもあると思うのですが、マークカードを塗るスペースに困ったり、馬券発売機に行列ができて馬券購入に時間がかかってしまうのも不便に感じました。

それから、やはり飲食物が購入できる場所が今ひとつ足りていない感じはありました。お店は沢山あるけど、どこも並んでいてなかなか好きなものが買えない。

ビールが飲みたいと思って比較的空いてそうな店を探しましたが、たった1杯買うのに10分並びました。

 

と、まあいろいろありますが、たっぷり競馬を楽しんで、わたしにしては珍しく馬券がまあまあよく当たったこともあり、良い1日を過ごすことができました。

無料入場券ももらったことだし、また行こうっと。