こんにちは、欅並子です。
今週はJRAのG1はお休みですが、アメリカでブリーダーズカップ、そして国内では地方競馬のお祭り、JBCが開催されます。
10月28日(土)、天皇賞(秋)の前日のことですが、東京競馬場に行ったら正門近くの特設テントに沢山のひとの行列がありました。JBCのPR活動として、先着でレトルトカレーを配布していたようです。わたしはそれほどレトルトカレーが欲しくはなかったので並びませんでしたが、チラシはもらいました。
今年のJBCは大井競馬場での開催です。東京競馬場に来ているお客様の大多数にとって大井は行動圏内ですからPR効果は大きいと思います。
JBCってどんな催し?
毎年10月末または11月初頭に1日で開催される地方競馬の祭典です。
今年は11月3日(金・祝)に開催。
1日の間に3つのG1(Jpn1)と1つのG3(Jpn3)が行われます。
アメリカのブリーダーズカップに範をとって2001年に創設されたもので、当初JBCスプリントとJBCクラシックの2つのJpn1競走が施行されていましたが、2011年より、ダート牝馬路線の競走としてJBCレディスクラシックが追加されました。
さらに、2020年には北海道2歳優駿を発展させJBC2歳優駿(Jpn3)を新設し、JBC競走として2歳馬の競走を実施することになりました。
2020年からのJBC2歳優駿はJpn1の3競走とは別に毎年門別競馬場で行われ、JBCは同日に2場で開催される祭典となりました。
元々は「ジャパンブリーダーズカップ」の意味でJBCとするハズでしたが、本家からのクレームを受けて「ブリーダーズカップ」という呼称は使えないことになり、JBCは、「ジャパンブリーディングファームズカップ」の頭文字を取った名称ということになりました。
今は、JBCが正式名称として使われていますが、英語表記のロゴマークなどに「Japan breeding farms' cup」との表示を見ることができます。
基本的にはアメリカのブリーダーズカップと同じで、全国の競馬場で毎年持ち回り開催されていて、JRAに属さない地方競馬の競馬場で行われるのが原則ですが、2018年にはJRAの京都競馬場でも開催されています。
どんなレースが行われるの? 開催概要について
1日のうちでG1(Jpn1)レースが3つと、2歳限定G3(Jpn3)1つをまとめてJBCです。
発走時間とレースの内容は下記の通りです。
大井競馬場
9R 15時20分 JBCレディスクラシック(G1) ダ1,800m 3歳上・牝
10R 16時00分 JBCスプリント(G1) ダ1,200m 3歳上
11R 17時00分 JBCクラシック(G1) ダ2,000m 3歳上
門別競馬場
11R 16時30分 JBC2歳優駿(G3) ダ1,800m 2歳
大井競馬場の入場について
今年の春のことでしたか、何の下調べもせずに某地方競馬場へ当日突撃して「当日入場券は発売しておりません」と門前払いを食らってしまった間抜けは、このわたしです。
(競馬場近くのらら○ーとで買い物して帰りました)
JBCもそうなんでしょ?と思って調べてみましたが、なんと、JBC当日の大井競馬場は、制限無しで入場可能とのこと。
指定席はすでに完売とのことですが、入場するだけなら、その場で入場料を払えば大丈夫なようです。へー。時代は変わった。
詳しい案内はこちらをご覧ください。
テレビ中継について
地上波だと、TOKYO MXのM2チャンネルというマルチチャンネル放送で見られます。
でも、受信可能地域は限られますよね。
BSフジなら、BS入ってるお家なら全国で視聴できますね。
グリーンチャンネルでも生中継を行いますが、無料放送ではありません。(14時00分~18時00分)
その他、動画配信などでいくつも視聴方法がありますね。
代表的なのは、BSフジのYouTubeチャンネルになるでしょうか。リンクを貼っておきますね。
以上、JBCについて調べてみました。
ちょうど中央競馬のレースがない11月3日、祝日の午後~夕方です。JRA所属の有力馬も多数出走予定で盛り上がりそうですね。