こんにちは、欅並子です。
昨日に引き続き、中山競馬場のレポートをお届けします。
中山競馬場のランチタイム
中山競馬場にも、食べるものを扱う店はたくさんあります。
まずは、スタンド地下1階には南と北にフードコート。
そして、スタンドのパドック側の吹き抜けを挟んだ向こう側はグルメストリートというエリアになっていて、店内で飲食できるレストランや、セルフ購入で立ち食いコーナーで食べるタイプのお店が並んでいます。
でも、近づいてみると、空き店舗がちょこちょこあって正直なところ少し寂しい感じもします。(無観客開催中に撤退してしまったのかなあ)
営業している店舗にはそれなりに行列ができます。地下のフードコートもお昼休みには大変混み合っていました。
わたしは中山競馬場にはあまり行けないので、今回の来訪は貴重な機会です。
どこで何を食べるのか非常に迷いましたが、今回食べたのはこちら。
「金久右衛門」さんのラーメン。場所は、メインスタンド1Fの37番付近、グルメストリートの一角です。
写真は、大阪ブラック(左)と、黄金中華そば(右)です。
わたしは、黄金中華そばをいただきました。
黄金中華そばは、のどぐろ&しじみを使ったスープのラーメンです。
澄んだスープは、基本あっさりしているのですが、かなり、貝(=しじみ)のだしを強く感じる濃厚な味わいです。あとは、たけのこの穂先で作られたメンマが特徴的ですね。
わたしは最近、豚骨系のコッテリしたラーメンを食べるとその後しばらく胃がもたれて弱体化するのであまり食べないようにしていたのですが、このラーメンは食べた後も弱らずに済んだのでよかったです。
こちらはセルフ型の店舗で、カウンターで商品を受け取った後は店舗裏手の立ち食いスペースで食べます。立ち食いスペースはその一帯にあるいくつかのセルフ型店舗で共通して利用するようになっているためそれなりに混んではいましたが、回転がいいので席取りなどしなくてもすぐに食べられました。
厨房施設の都合によると思われますが、容器は使い捨てのプラスチック製です。
東京競馬場だと繰り返し使える器を使っているお店がほとんどなので、その辺りは改善されると良いなあと思いました。
中山競馬場ならではの風景
ターフィー神社
中山競馬場のガイドマップ上に気になるスポットを見つけました。
それがこちら「ターフィー神社」。
場所は、メインスタンドの北の端っこ、パドック側です。
鳥居と賽銭箱ならぬ「供養箱」が設置されていて、中には神主の格好をしたターフィーのぬいぐるみが置かれています。
供養されるのは、外れ馬券。
供養箱に外れ馬券を入れて拝むと次のレースは当たるかも?
とのことです。
供養箱の中をのぞいてみると、大量のはずれ馬券が投入されていました。さすがにお賽銭は要求しないようです(笑)
わたしは最近は競馬場に行ってもPATで馬券を購入するようになったので、わたしのはずれ馬券は供養できませんでした……。
グランプリロード
ターフィー神社の近く、メインスタンド北端のコース寄りの出口から外へ出たところに「グランプリロード」と呼ばれるスポットがあります。
ここからは、レースに出走する馬がパドックからコースへ出るための通路が見られます。レース後の引き上げ所もこちらにあって、検量室の様子まで見ることができます。
前のレースに騎乗していてパドックまで行けなかったジョッキーはこの辺りで馬に騎乗します。
関係者同士で言葉をかわしているのがうっすら聞こえてくることもあって、かなり臨場感があります。
本馬場入場を終えると、誘導馬さんたちが引き上げてきました。
わー、ペルシアンナイトだ。
前は東京競馬場にいるって聞いたような気がするけど、今は中山競馬場でお仕事してるんですね。
堂々としていて、カッコ良かったです。
中山競馬場でもらったもの
Welcomeチャンス!
競馬場に行ったら必ず回す、Welcomeチャンスです。
東京開催では開幕週に行っていきなりB賞が当たって、それからサッパリ当たらなくなりましたが、開催が変わって確率がリセットされたならまた当たるかも!と期待して臨んだところ、いきなり出ました。
E賞当選です。
中山競馬場のゴール板がデザインされたオリジナルハンドタオルをいただきました。
これ、結構嬉しいです。
中山競馬場オリジナルカップ
12月3日(土)~11日(日)の間で終わってしまったキャンペーンですが、中山競馬場内で営業しているレストランおよび売店で200円以上の有料ドリンクを購入すると、オリジナルカップがもらえるというキャンペーンが行われていました。
生ビールとかを入れてくれる大きめの紙カップと同じぐらいのサイズのプラスチックカップです。
後ろ側のデザインはこんな感じ。
もちろんドリンクを飲むのにも使えそうですし、ペン立てにするのも良いかもしれません。
まとめ
中山競馬場は、直線が短い分スタンドがこぢんまりしています。パドックからコースまでの距離が近く、飲食店などの施設もコンパクトにまとまっているので、動線が良くて過ごしやすい競馬場だと言えると思います。
また、パドックやコースにいる馬と観客との距離が、東京競馬場に比べて近く感じられる設計になっていると感じました。
わたしが行ったのは重賞のない土曜日だったため、メインレースが終わるまでそれほど混み合っている感じはしませんでしたが、有馬記念など、観客が大勢集まるレースになるとちょっと窮屈に感じそうな気はします。
レースに出る馬にとっても、東京競馬場より過酷な環境になるかもしれないと思いました。左回り右回りの違いだけでなく、そういう意味で中山巧者・東京巧者というのはあるかもしれないですね。
以上、中山競馬場を満喫してきました。
遠いのであまり気軽には行けませんが、また機会があれば追加取材したいです。