こんにちは、欅並子です。
今日は祝日でした。
競馬のない休日は何して過ごしましょうか、なんて思っていたのですが。
ありました、競馬。
浦和競馬場です。
あいにくのお天気でしたが、はるばる浦和まで行ってきましたよ。
地方競馬といえば、これまでに大井と川崎には行ったことがあったのですが、浦和は初めてです。
浦和競馬場 中はどんな感じ?
入場前に、氏名と連絡先を紙に記入して提出することを求められました。
コロナ対策のアレですね。
記入した紙を係の方に手渡し、ゲートのコイン投入口に100円を投入するといよいよ中に入れます。
通路を進んで右手にパドック、左手には食べ物を販売する売店が軒を並べるエリアがあります。
まずは、パドックへ。
ちょうど第1レースに出走する馬たちが入ってくるところでした。
第1レースは12頭立てのレースです。パドックは12頭入るとちょうどいっぱいになるぐらいのこぢんまりとした広さです。
浦和競馬場は、フルゲートが11頭または12頭(距離によって異なる)なので、パドックもこのサイズで大丈夫なのです。
馬がかなり近いです。柵も低くて見やすいです。
屋根付きなので雨でも傘を畳んでゆっくり馬を見ることができました。
パドックが終わったので、コースの方へ移動します。馬たちもすぐに馬場に出てきます。
馬券はPATで購入することにしたので、わたしは馬券発売機は使いませんでした。
JRAのPATのアカウントを持っていれば、手続き不要で地方競馬のネット投票のサイトにもログインできます。
中央競馬のログイン画面とは別のところから入りますが、中身の使い方は同じ。
便利ですね。
第1レース終了。馬券は全然でした(笑)
まだ午前中ですが、ちょっとお腹が空いたので売店を見て回ることにします。
浦和競馬場のグルメ事情
競馬場のお楽しみといえばグルメです。
まずは、入場門からスタンドへ続く通路の、パドックとは反対側の辺りがちょっとした広場になっていて、そこにいくつかの売店が軒を並べています。
まずはこちらでやきとりを購入。
いろいろ種類を試したいので控えめに「ねぎま」のみ注文。1本200円。
また、生ビールもこちらで購入。生ビールは650円でした。
やきとりは注文してから目の前でオバチャンがじっくり焼いてくれます。結構のんびり時間がかります。
しっかり焼いたら、焼きたてを壺のタレにドボンと漬けて提供してくれました。
お肉がプリプリで焼き加減が絶妙。甘めのタレもめちゃくちゃ美味しかったです。
あとは、スタンドの中にもいくつか売店があります。
2号スタンド1階入ってすぐのところにある売店「里美食堂」さんのカレーが名物だという事前の情報があったので、そちらも試してみることにしました。
こちらのカレー、通称「黄色いカレー」と呼ばれる人気メニューだそうです。
サイズは、ミニカレー(450円)→半カレー(500円)→並カレー(600円)→大盛りカレー(700円)の4段階から選べます。
わたしが注文したのは一番小さいサイズのミニカレー。
食べ歩き中なので控えめに。でも、案外しっかりした量で出てきました。
スタンドの、コースがよく見える場所に里美食堂専用のテーブルがあるので、そちらでいただきます。
確かに、黄色い。
なつかしい感じがする、かなり和風な味のカレーです。
おそらく、小麦粉とカレー粉を炒めて作ったルーを鰹出汁で伸ばして作る、昔のカレーかな、と思いました。
どこかで食べたことがあるような懐かしい味、でもどこで食べたか思い出せない、そんな感じですね。
もう一度、入場門側の売店エリアへ。
写真の奥のほうにあった串揚げのお店が気になっていたのでいくつか購入してみました。
串揚げのラインナップは、鴨メンチ、ハム、マグロ、うずらの4種類でした。
その中から、わたしは鴨メンチとマグロをいただきました。
ソースとからしでいただきます。
揚げ物なのに、どちらもわりとあっさりしてて食べやすかったです。
鴨メンチは、普通の牛や合挽のメンチよりも脂が少なくて弾力がある感じ。
マグロは、イメージはちょっとパサッとしているかなと思いきや、身がふわふわ。
なかなかボリュームのあるサイズでしたが、ペロリと食べられました。
お値段ちょっとうろ覚えですが、どれも1本200円以内でした。
わたしが食べたのは以上です。
ほかには、麺類や丼もの、モツ煮込みにおでん、おにぎりとかそんな感じですかね。
あと、通路のところにテントを立てて臨時で出店しているお店がありました。
お団子や今川焼きなど甘味系を売るお店と、埼玉・東松山名物の味噌だれのやきとりを売るお店の2つでしたが、やきとりのお店はすごい行列ができていました。
わたしも味噌だれのやきとりには興味があったのですが、見ていると、焼くのに結構時間がかかるみたいで行列が全然進まない感じだったので諦めました。
浦和競馬場にはお食事処やレストランのような施設はないので、みんな、売店で買ったものをその辺で食べることになります。
買ったものを食べるためのスペースとして売店の前の通路にテーブルや椅子がちょこっと置いてあるのですが、来場している人数に対して数かなり少ないので、ほとんどの人が、買ったものを、文字通り「その辺」で食べることになるのです。
立ち食い用のテーブルもあまりないので、片手にお皿を持ったまま立って食べるか、ちょっとした段差に腰掛けて食べる感じです。
やむを得ず、飲み物のカップを地べたに置くこともありました。
メインまでいられず帰ってきてしまいました
本当は、メインの浦和記念を目当てに行ったのですが、第7Rが終わったところで帰ることにしました。
最大の理由は、「座る場所がなく、ずっと立ちっぱなしで疲れてしまった」ことです。
今日は雨が降っていたので、スタンドの外側の観覧用の椅子に座ることができなかったのがまず痛かったですね。
スタンドの屋内には、ベンチらしきものがほとんど見当たりません。
ちょこちょこと申し訳程度に置かれたベンチには全て先客がいて場所取りがしてありました。基本的にはどこにも座れないという状況。
雨に濡れていない場所を探して階段とかその辺の地べたに座るしかありません。
競馬場に着いてからずっと立ちっぱなしではさすがに体が疲れてしまって競馬を楽しむ余裕がなくなってしまいました。
ま、そのせいにするつもりもないのですが、馬券もサッパリ当たりませんでした。
馬券が少しでも当たればまたちょっとは元気が出たかと思うんですが、体はしんどいし当たらないしではせっかくの競馬場がつらいだけですからね。
ちなみに、「もしかして、ずっと立ちっぱなしになっちゃう?」って気がついてから指定席窓口に駆けつけたのですが、指定席はとっくに売り切れていました。
ちゃんと知ってる人は知ってるんですよね。指定席さえ取れていればね~。
浦和競馬場、あいにくのお天気の中でしたが、かなり多くの人出で賑わっていて、「意外と」と言っては失礼ですが、人気があるように見えました。
家族連れで遊びに来ているお客さんもたくさんいましたよ。
それだけに、もう少しくつろいで過ごせるような工夫があれば、もっと人気が出るだろうにな、とは思いました。
以上、浦和競馬のとほほな観戦記でした。
何事も経験ですよね。懲りずにまたいろんなところを見に行ってみたいと思います。