あけましておめでとうございます。欅並子です。
お正月、いかがおすごしでしょうか。
当ブログも、金杯ぐらいまではのんびりお休みしようかな、なんて思ってましたが、昨日、元日からいきなり川崎競馬場に行ってしまったのでレポートを書くことにしました。
地方競馬といえば先日浦和競馬場に行って以来です。
川崎競馬場ってどんなところでしょうか?
川崎競馬場、入場について
川崎競馬場は、重賞開催日と1月1日・2日はネットで入場券(または指定席券)を予約した人しか入場できません。
それを知らずに突撃してしまったので入口でちょこっと足止めを食らってしまいました。
でも、到着した時点でまだ入場者数に余裕があったため、その場でスマホを操作してチケットを購入することができました。
入場料が100円なのはふだんと同じです。
チケット購入は外部の「チケットペイ」というサービス経由で購入します。
住所氏名などの個人情報の入力や電話番号認証、クレジットカード情報の入力などを経てユーザー登録を行わなければならないので結構手間です。
できればお出かけ前にやっておくのが便利です。
馬場内の半分は駐車場、半分は芝生の広場になっています。
馬場内の駐車場に車を停めました。午後からの来場でしたが、駐車場の台数にもまだ余裕がありました。
馬場内のちょうど中間地点にある入場ゲートへ。先ほどネットで購入したチケットのQRコードを端末にかざして入場します。
駐車場は、入場時にゲートのところで500円を支払います。
係の方から「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれて「ありません」と答えると、こんなカードをくれました。
枠内に★のマークが4つ埋まると次の来場時の駐車料金が無料になる、とのこと。
つまり、5回に1回無料で駐車できるということですね。
しかし、このカード、どこにも川崎競馬場って書いてないのな。
おそらくもう次いつ行くかわかんない自分にとっては、取っといても一体何の駐車場だかわかんなくなりそうです。(とりあえず裏に川崎競馬場って書いておきましたw)
場内の様子は、こんな感じ
「川崎ドリームビジョン」と呼ばれる大型のモニターは向こう正面に設置されています。内馬場から見ると、なかなかの大迫力です。
川崎競馬場は平べったい形をしているので、向こう正面に置いてあってもスタンドからでもよく見えます。
地下道を通ってスタンドへ移動。
スタンドは1号と2号の2棟あって、1号は1980年代から使用されている旧館、2号は1997年竣工・2016年にリニューアルされたという新館です。
1号スタンドは古い建物ですが、規模が大きくゴール板前にあることから、こちらがメインスタンドとして扱われているようです。
1号スタンド3階には「ケンタッキーラウンジ」という特別なエリアがあります。
建物の一部、内装をオシャレにリノベーションしています。
こちらは指定席なので、別料金で指定席券を購入した人しか入場できません。入口のところからちょっと中を覗かせてもらいました。
屋内席が1,000円、屋外席が1,500円です。
この日、わたしが到着した時には既にケンタッキーラウンジだけでなく全ての指定席が完売でした。人気があるんですね。居心地良さそうですもんね。
そうかと思うと、このケンタッキーラウンジのひとつ下のフロアはこんな感じ。めちゃくちゃレトロ。
調べたところ、どうやらこれも「レトロ風リノベ」だったらしいんですけど、建物がマジに古いので、いまひとつ冗談になってない感じがします。
しかも、「万券通り」は閉鎖中でした(笑)
1号スタンド裏手にはパドック。スタンドの2階バルコニーからもよく見えます。
間近で見るとこんな感じ。
わりと広々としたパドックなので、馬たちの間隔もゆったり、観客と馬との距離もまあまあありますね。
2号スタンドに行ってみます。2016年リニューアルということで新しくて綺麗な建物ですが、こちらは馬券の発売機も休止されていたりして、競馬場の施設としては微妙に機能していない感じでした。
トイレは綺麗だったのでこちらをよく利用させてもらいました。
「ロジータホール」と呼ばれるエリア。
椅子がたくさん並べられていて、前方には大型モニターがありますが、大型モニターは映像を映しておらず、ただの待合室のようになっています。
グッズ売り場の一角「インフォメーションカウンター」的な机でロジータの名前を冠したクラフトビールも売られていました。
ロジータとは、1980年代に大活躍した川崎競馬の牝馬ですね。わたしも名前ぐらいは知っています。
それからもうひとつ、川崎競馬にとって大事な存在である、佐々木竹見騎手の展示コーナーもありました。
2号スタンドの1階は、そんな「メモリアル」色の強いエリアです。
馬場の様子
パドックが終わって本馬場入場。わたしも馬場の方へ移動します。
誘導馬さんったら、和装のコスプレしてる。かわいー!
誘導馬に乗っている方も袴姿でかわいいです。
次のレースでは、また別の誘導馬さんのコスプレも見られました。
うさぎの耳付けてる~。かわいー!
しかも、お尻の方見てください。うさぎの丸いしっぽもついています。
馬ってうさぎのコスプレ似合うのねえ。
草食動物同士、なんか近しいものがあるのでしょうか。
川崎競馬場では、ファンサービスとして誘導馬のコスプレにも力を入れて(?)いるようですよ。
地方競馬らしく、馬の走路はかなり観客の立ち位置から近くて、目の前を通り過ぎていく馬たちのゼッケン番号までよく見えます。
ゴール板近くは、大きなカメラを抱えている方がたくさん陣取っていました。
競馬場グルメのこと
いつも競馬場グルメを楽しんでいるわたしにとっては、飲食の充実度が低いことは少し残念でした。
パドック横の馬王というお店に並んでチキンフライと生ビールをいただきましたが、結構長い行列ができていて購入出来るまで結構時間がかかってしまいました。
(ちなみに生ビールは600円でした)
というのも、本来、店舗の数はもっとあるのですが、営業していたのはこれだけなので、各店舗に行列ができていて、「パッと買ってサッと食べる」というのが難しい。
今回は昼食を家で済ませてから出かけたのでおやつで済みましたが、ちゃんと食事をしなきゃいけなかったらちょっと大変だったかもなと思いました。
馬王さんの看板ですが、やきそばの「激辛」ってどんなんでしょうね。あと、謎のグルメ「大判」。これも気になります。
気になったけど、無難に済ませたくてチキンフライを食べてしまったわたしです。
まとめ・感想
川崎競馬場は、もちろん「いかにもベテラン」という感じの観客も多いですが、意外と、全体的に年齢層の若いお客さんが多いように見受けられました。
女性の姿もかなりありましたし、小さいお子さんを含む家族連れもたくさんいます。
お天気も良くのんびりした空気感の競馬日和でした。
馬場内の芝生にシートを敷いてのんびり過ごしている方はたくさんいましたが、スタンド側の場内にはあまりゆっくり座れるスペースというものがなくて、ちょっと居場所に困るシーンもありました。やはり、地方競馬をゆっくり見たいなら指定席が必須だなあとも思いました。
だからというわけでもないのですが、地方競馬に行くと、わたしの予想はだいたいうまく行きません。やっぱり地方競馬には地方独特の法則みたいなものがあるのでしょうね。それがわかってないから、わたしの予想はただの当てずっぽうになってしまうのかもしれません。
それでも、先日浦和に行ったときのような丸坊主ではなかったので、まだ良かったかなって感じです。
2023年年始の川崎競馬は、1月1日~4日・6日に開催しています。
5日と7・8・9日の土日祝はJRAの開催がありますから、ちょうどそこを外して行われる形です。やろうと思えば9日まで毎日競馬できますね。