こんにちは、欅並子です。
東京シティ競馬・大井競馬場。行ったことありますか?
東京都が主催する地方競馬ですね。
競馬にあまり馴染みがない主婦仲間にチラッとわたし競馬が好きなんだよねなんて話をすると、
「競馬? 昔、大井競馬場には行ったことあるよ!」
って言ってくれる人はけっこういます。
「わたしがよく見るのは中央競馬で、大井競馬場はちょっと違うところがやってるんだけどね」
と一応は言ってみるものの、わたしもそれ以上の詳しい話をする気はなくて「ふーん、そうなんだ」で終わってしまうお話です。
そんな大井競馬場へ、わたしも久しぶりに遊びに行ってみました。
先月の祝日(天皇誕生日)のことです。せっかく行ってみたのでレポートしますね。
大井競馬場へは車で。駐車場は1日停め放題で1,000円です。入場料は100円。
どちらも中央競馬の半額ですね。安い。
駐車場から直接入場できる門は閉鎖されており、正門のある古い建物の裏手の通路を通って正面へまわる形に誘導されました。
この日が特別だったのかいつもそうなのかはわかりませんが、係の方が入口のところに仮設の机を出して、入場料を直接回収しつつ検温を行っていました。
正門から入るとすぐにハイセイコーの像がお出迎え。
ヒトが一緒に写るとわかりやすいかもしれないのですが、よくある銅像とは違ってかなり大きな像です。等身大…ではないかもしれませんが。
まずはパドックへ。
当ブログでは、地方競馬の競馬場をご紹介するのは、浦和・川崎に次いで3つ目ですが、さすが東京シティ競馬、パドックが大きくて立派です。
馬がちゃんと名前入りゼッケンを付けているのも、地方競馬では珍しいのではないでしょうか。
綺麗な映像が映る大型モニターも完備です。
パドックの逆側へ回ってみます。
向こうに見える建物は、L-WINGと呼ばれるスタンドです。とても新しくて綺麗な建物ですが、かつて1号スタンドがあった場所に2003年に新築された建物です。
L-WING、G-FRONT、4号スタンドと3つあるスタンドの中ではこの建物がメインスタンドと言っていいでしょう。
飲食店なども多数入居していて、ここの中にいれば競馬場で必要なことが全てできてしまいます。
グッズショップ「Champions TCK」の前には、TCK公式キャラクターのうまたせ君の大きなぬいぐるみを置いたフォトスポットが。
まだ寒い時期だったので、マフラー巻いてますね。
この子、JRAでいえばターフィー的な存在なので、であちこちの掲示物に使われているのですが……
目つきがアレなので、よからぬ勧誘をしているように見えてしまいます。(全然普通のこと言ってます)
ちなみに、うまたせくんと一緒にいる女の子は、ウマタセーヌちゃんです。公式で「彼女」とされていいます。
そう、TCK大井競馬場って、なんだかとってもデートスポットなのでした。
こんなオシャレなクラフトビールのお店もありました。
テーブル付きのベンチなども場内にたくさんあって、ゆっくり座って過ごすことができました。
わたしが行ったのは昼間開催の日でしたが、もう少し暖かくなってくると、ナイターのトゥインクル開催というのが行われるのですね。
昔3号スタンドがあったという場所は、UMILE SQUAREという広場になっています。
日の光の下で見ると、なんだか変な木がある不思議なエリアですが、こちらも夜になってライトアップされると綺麗なんだろうと思います。
場内はかなり広くて、あちこち見て回っているとだんだん何をしに来たのかわからなくなってきたので、コースの方へ移動してみましょう。
これまでに見た地方競馬場の中でも群を抜いた規模の競馬場で、中央競馬の競馬場にも負けていません。
ダートコースのみですが3~4コーナーにかけて内・外2コースに分かれており、外コースのゴール前直線は386メートルあります。
たとえば、中山競馬場だったら芝コースでも最後の直線は310メートルですから、全然負けてないどころか広いぐらいなんですね。
そのためか、大井のレースは案外差しが決まりますし、馬券的に波乱が起きやすいと言われております。
直線コースの入口に設けられた写真撮影用のスペースには、カメラを構えたファンの方たちがたくさんいました。
砂埃を上げて直線へと進入してくる馬たちの姿は迫力がありますね。
地方競馬に行くとだいたいそうなのですが、この日も馬券的には散々でした。
のんびり昼頃から行ったのにメインレースの前に帰ってしまいましたが、ゆったり過ごせて気持ちの良い競馬場でした。
いつか、機会があればトゥインクル開催にも行ってみたいです。
でも、デートスポットだし、イメージキャラクターの菜々緒さんみたいに綺麗にして行かなきゃいけないのかなと思うと、わたしなんかはちょっと気後れしてしまいそうです。