セントライト記念2023　皐月賞馬も参戦して盛り上がりそうな菊花賞トライアル

こんにちは、欅並子です。

今週末の競馬は3日間開催。

その最終日である9月18日（月・祝）には、中山競馬場でセントライト記念（G2）が開催されます。

今日はセントライト記念について見ていきたいと思います。

セントライト記念は1947年に創設されたレースです。

史上初の三冠馬であるセントライトを記念して作られたレース。セントライトが三冠馬になったのは1941年のことですから、まだまだ現役馬としての記憶が新しいうちに作られたレースだったんですね。

創設当初は東京競馬場の芝2,400メートルを舞台に行われるレースでしたが、何度かの開催場や距離の変更を経て、1980年からは、中山競馬場・芝2,200mで行われるようになり、現在に至ります。

このレースは菊花賞トライアル。上位3着までの馬に菊花賞優先出走権が与えられます。

菊花賞トライアルですが、ここを勝って菊花賞馬になった馬といえば、2015年のキタサンブラックまで遡ります。でも、優勝馬ではありませんが、昨年このレースで2着だったアスクビクターモアはのちに菊花賞馬になりました。

それでは、過去10年のデータから好走馬の条件を確認してみましょう。

こんな感じになっているようです。

トライアルなので、現時点で少々実績が足りなくてもなんとか菊花賞に出たいなあという馬こそ良い結果を残したいところですが、案外、ダービーには出られていたり、もう既に3勝できていたりする馬が良い結果を残しがちなのは、ちょっぴり世知辛い感じがします。（データなのでそんなもんです）

では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。

こちらの内容を参考に記事を書いています。

予想オッズ単勝1.7倍、1番人気です。

そりゃあね。

皐月賞1着・ダービー2着のこの馬がこんなところで負けているわけにはいかないでしょう。とは、思います。

距離は皐月賞よりも1ハロンだけ長いものの、同じ中山競馬場で行われるセントライト記念では、皐月賞馬が活躍する印象があります。

2016年のディーマジェスティとか、2014年のイスラボニータとかね。

ソールオリエンスといえば、皐月賞を勝った時点で騎手が「本当に強くなるのは秋になってからだと思っていた」というコメントを残していたのが印象的でした。

わたしなんかは皐月賞でもダービーでも「なんだか幼い」と言ってこの馬に印を付けられなかったお間抜けさんなのですが、久しぶりのパドックで、ソールオリエンスにどんな印象を持つのか楽しみです。

予想オッズ単勝6.9倍、2番人気です。

わたしは、ラジオNIKKEI賞のパドック予想でこの馬を本命にしました（1番人気3着）。

単勝オッズが2倍を切る人気だったのに3着というのは、この馬にとってはどっちかというと不本意な結果だったのではないかなと思ったりしますけどね。

5戦2勝で、ダービーにも出走しておらず、データ的にはちょっとしんどめの成績かなと思います。5回走って一度も馬券圏外になったことはない馬ですが、ちょっと2番人気はどうかな？と思ってしまう部分はあります。

ソールオリエンスとは新馬戦で戦った仲。（ソールが1着、レーベンが2着）

「よっ、久しぶり！」なんて親しげにソールオリエンスに声をかけるも、「え、誰だっけ」と言われてしまうレーベンスティールを想像しました。

予想オッズ単勝17.0倍、7番人気です。

上がり馬っぽい馬を1頭入れてみます。

今年の1月にデビューし、3戦目で未勝利を勝ち上がってそのまま3連勝中。前走は古馬相手に戦った2勝クラス・西部日刊スポーツ杯です。ちなみに、その時の2着馬は同じく3歳馬・セブンマジシャン。

今回もまた一緒に走りますが、ウィズユアドリームの方が前走勝っているにもかかわらず、セブンマジシャンの方がちょっとだけ人気を集めそうです。

わたし自身も、ホープフルステークス～スプリングステークスあたりまではセブンマジシャンを応援していたほうなのですが、さすがにこのクラスでも勝てなかったのかと思うとちょっと。

で、セブンマジシャンの話ばっかりになりましたが、とにかく、今回は休養明けの馬も多い中で、夏の間しっかり走ってきたという魅力を買ってウィズユアドリームに注目して見ることにしました。

以上、注目馬3頭挙げました。

ソールオリエンスが主役なのはまあ当然として、あとはなかなか選ぶのが難しい感じです。がんばってパドック見ようと思います。

東西とも牡馬牝馬の三冠トライアルということで楽しみな週末ですね。