アイビスサマーダッシュ2023　新潟の1000直が舞台の名物レース

こんにちは、欅並子です。

今週は日曜日に重賞が2つ予定されています。

1つは、新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ（G3）、もう一つは、札幌競馬場で行われるクイーンステークス（G3）です。

今日は、アイビスサマーダッシュのお話をしたいと思います。

アイビスサマーダッシュは2001年に新潟競馬場に芝1,000メートルの直線コースが整備されたときに創設されたレースです。

2005年までは8月の後半に開催されていましたが、2006年からは新潟の夏開催の開幕週に開催されるようになり、同年よりサマースプリントシリーズに組み込まれるようになりました。

「アイビス」とは新潟県の県鳥であるトキの英語名です。新潟競馬場のスタンドには「アイビススタンド」という愛称が付けられており、「アイビス」が新潟競馬場の象徴となっていることがわかります。

このレースは2001年から昨年までの22回の歴史の中で牝馬の優勝が15回と、牝馬の勝率が高くなっていることでも知られていて、中でも2005年～2011年にかけて牝馬が7連勝していて、これはJRAの牝馬限定戦ではない重賞競走における牝馬の最多連勝記録だそうです。

また、2020年から昨年まで牝馬が3連勝中です。

そんなアイビスサマーダッシュの過去10年のデータ分析によると、

1番人気
外枠
前走、韋駄天ステークスとスプリント重賞からの参戦

こういう馬の3着以内率が高いようです。

1番人気の馬は過去10年で7勝・2着2回と圧倒的な成績を誇っています。（たった1回連対を外したのは、昨年の出来事ですね）ただし、2017年以降は8番人気以下の馬が3着以内に入って高配当を演出しており、必ずしも「固い」とも言えない傾向があります。

また、外枠有利というのはこのコース自体の傾向でもあり、過去10年の6番人気以下で馬券に絡んだ穴馬のほとんどは、6枠から8枠の馬だったとのことです。

では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。

※アイビスサマーＤ(G3) オッズ | 2023年7月30日新潟11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

予想オッズの情報はこちらのサイトを参考にしています。

ファイアダンサー

予想オッズ単勝12.7倍、3番人気です。

スプリント重賞から参戦する馬がいないので、韋駄天ステークスを一旦重視しようかな、ということと、やはりこのレース強い牝馬からということで、こちらの馬に注目してみました。

前走・韋駄天ステークスで2着です。この馬は、まだ3勝クラスを勝ち上がっていない中、初めて参戦したオープン競走・韋駄天ステークスで2着という好成績を残しました。その、韋駄天ステークス1着のメディーヴァルも今回出走予定なのですが、6番人気とやや人気を下げています。というのも韋駄天ステークス（5月21日）の後にダートや芝の1,200メートルのレースに出走して凡走しており、その成績が嫌われたものと思われます。

勝負づけという点では難しいですが、初めての1,000直で9番人気ながら激走したファイアダンサーの方が期待感が持てそうという判断ですかね。

ちなみに、この韋駄天ステークスの時、ファイアダンサーはこのコースでは不利と言われる1枠1番での発走でした。1枠1番でも連対できるんですね。

って、あ、思い出した。

わたし1,000直なら外枠でしょ～ってことで、パドックも見ないで7-7、7-8、8-8の枠連を雑に買ってました。見事にハズレ、しかも1枠1番にやられてホント馬券下手くそだなってガッカリしたレースでした。