こんにちは、欅並子です。
5月中旬から下旬にかけての競馬場レポートをなかなか書けずにいたのですが、やっと時間ができました。
今回は、東京競馬場のローズフェスタについてお届けします。
終わってしまったイベントですが、来年以降の参考になれば！
開催日：
2023年5月13日（土）～14日（日）
2023年5月20日（土）～21日（日）
ヴィクトリアマイルとオークスという、牝馬G1開催が続く時期に合わせて行われた、どちらかというと女性向けのイベントです。
正門脇のローズガーデンを中心に、フラワーアーティストによるワークショップ、おしゃれ雑貨・お花屋さんなどが出店するマルシェ、そして景品がもらえるスタンプラリーなどの催しが用意されていました。
普段はあまり競馬場に来ることのない層も呼び込もうという気概も感じさせるイベントです。
ちょうどこの時期は東京競馬場のローズガーデンも最盛期。
こんなに美しいローズガーデンを、競馬ファンだけのものにしておくのはもったいないぐらいですものね。
というわけで、わたしもまずはヴィクトリアマイル当日の6月14日（日）、スタンプラリーに参加するべく会場に突撃してみたわけなのですが。
午前の時点でスタンプラリーの景品「オリジナルトートバッグ」は予定数が終了してしまっていました。
残念。
というわけで、この日はスタンプラリーへの参加を諦め、ローズガーデンやマルシェの様子を見て回るだけに。
バラを盛ったワゴンのフォトスポット。
生花やドライフラワーを扱う素敵なお店。
こちらは、東京調布市などで雑貨屋やカフェを営んでいる手紙舎さんのブース。
競馬場内とは思えないかわいさです。
マルシェの商品は、基本的には馬とは関係がない、一般のおしゃれアイテムが中心でした。
「わー、かわいー」と言いつつ、何も買えないわたし。
日を改めて、翌週、オークス前日の土曜日に再び東京競馬場へ。
朝一番にローズガーデン前のテントに行ったら、この日は無事スタンプラリーに参加することができました。さすが土曜日。
スタンプラリーでは、競馬場内3カ所のチェックポイントをまわってスタンプを集めます。
スタンプ1はローズガーデンの中、スタンプ2は馬場内、スタンプ3はフジビュースタンドのセンターコート。馬場内っていうのがポイントですよね。なかなかの距離を歩きます。
3つのスタンプを集めてローズガーデン前の本部テントに戻ると、最後のスタンプと景品のトートバッグをもらうことができました。
スタンプはシンプルな線画ですが、馬とバラが美しく描かれていて、とっても素敵です。このスタンプが売ってたら買いたかった。
景品はこちら。
ゴールで押してもらったスタンプと同じデザインがプリントされたトートバッグです。
これはかわいい。
牝馬限定の大レースに合わせて競馬場が女性向けのイベントをするというのは、わたしが知る限りでもだいぶん昔からやっていたことですね。
わたしがまだ関西にいた30年近く前は、桜花賞やエリザベス女王杯当日が「レディースデー」と称して女性の入場料が優遇されたり、ノベルティが配られたりしていました。
今は「レディースデー」のような方式の施策ではなく、イベントのカラーでなんとなく雰囲気作りをするという形にシフトしたようですね。
ヴィクトリアマイル当日は、やはり女性客が多く、競馬場内がすこしいつもと違う雰囲気でした。なんといっても、やはりソダシの人気が大きくて、バッグなどにソダシのマスコットを付けている人、白い耳付き帽を被っている人などをたくさん見かけました。
あとは、服装を前身白で固めている人。これもソダシ推しの作法だということに途中で気がついて面白かったですね。
ソダシに会いたくて集まった女性たち、それから、もしかしたらそういう女性たちが連れてきた競馬初心者のお友だちもいたかもしれない。
そこへぶつけた女性向けイベントはどんな風にうつったでしょうか。
また、マルシェの出店者やワークショップ講師のファンなど、競馬にあまり馴染みのない層の方がローズフェスタのためにわざわざ足を運んだ可能性もありますね。そういった方たちに、「競馬場って案外女の人いるんだな」と思わせる効果ももしかしたらあったかもしれないですね。
なにより、この時期のローズガーデンは、バラが咲き乱れて本当に見事でした。
季節問わず競馬場ばっか行ってお花を愛でる機会が少ないわたしのような競馬民にも、バラの美しさを教えてくれる素敵なイベントでした。
