こんにちは、欅並子です。
宝塚記念が終わって、開催競馬場がすべてローカル場所へ移りました。しばらくわたしの競馬場通いもお休みです。これから9月までは、グリーンチャンネルでメインレースを中心に追っていく2ヶ月になりそうです。
今週予定されている重賞は、福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(G3)と、中京競馬場で行われるCBC賞(G3)の2つです。
今日は、ラジオNIKKEI賞のお話をしていきたいと思います。
ラジオNIKKEI賞の前身は、中山4歳ステークスという名称で、皐月賞の前哨戦として行われていたレースで、創設は1952年という歴史のあるレースです。(レース名にある4歳とは、現在の3歳のことですね)
1954年からは、現在と同じ、春のクラシックシーズンが終わった6月下旬~7月初頭に行われるようになります。
1955年~1967年の間は、このレースの出走資格に「除東京優駿競走の勝馬」と書かれており、つまり、日本ダービーを優勝した馬は、このレースに出られなかったということです。そのことから、このレースは敗者復活戦的な意味で「残念ダービー」と俗に呼ばれるようになり、その規定がなくなった後もしばらくそのイメージは残りました。
(わたしが競馬を見始めた1990年代後半でも、「残念ダービー」って言われていた記憶がありますよ)
このレースの舞台が福島競馬場の芝1,800メートルになったのは、1979年から。その頃は「ラジオたんぱ賞」という名前でしたが、ラジオたんぱがラジオNIKKEIになったことから、レース名も2006年からは「ラジオNIKKEI賞」となり現在に至ります。
ラジオNIKKEI賞の過去10年のデータから、好走しそうな馬の条件を確認してみましょう。
- 斤量56キロ~52キロの馬
- 牡馬優勢
- 前走が、プリンシパルS・青葉賞・皐月賞
こういう馬の活躍が目立つということです。
それでは、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※ラジオNIKKEI賞(G3) オッズ | 2023年7月2日 福島11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
予想オッズなどはこちらを参考に書いています。
ウヴァロヴァイト
予想オッズ単勝9.6倍、3番人気です。
3番人気だけど9.6倍。結構人気が割れているんですね。
この馬は牝馬なので、いきなりデータから外れているんですけど、結構前から応援しているので今回も注目してしまいます。
気になるポイントとしては、やっぱり名前。
ウヴァロヴァイトという名前の中に含まれる「ウ」量の多さにおののきますよね。JRA公式サイトによると、名前の由来は「ガーネットの一種」とのこと。つまり、宝石の名前ですね。
今年2月のクイーンカップに出走した際、わたしはこの馬に2番手の印を付けたんですが、直線で不利があって10着。かなり嫌な感じの不利だったので、走るの嫌になっちゃわないかなあなんてちょっと心配していたのですが、休養を挟んで4月のスイートピーステークスで見事に優勝してその心配を吹き飛ばしてくれました。
スイートピーステークスでオークスの優先出走権を勝ち取ったものの、レース間隔を考慮してオークスには出走せず、こちらへ駒を進めたとのこと。
斤量は55キロ。ちょっと重いですかねえ。どうなんだろう。
レーベンスティール
予想オッズ単勝3.2倍、1番人気です。
前走、5月14日の3歳1勝クラスを東京競馬場で見ていました。レーベンスティールは単勝1.6倍の一番人気で後続に5馬身差を付けて圧勝しました。
馬券反省会的な話をすると、わたしはこの馬を「怪しい1番人気」と決めつけて、6番人気の馬の単勝馬券(41.7倍)を握りしめておりました。結果は4着(ダメじゃん)
さらに掘り起こしてみると、その前の3月25日に中山競馬場で行われた3歳1勝クラスも現地で見ていたことがわかりました。このときわたしは馬連で4頭BOXを買っていたんですが、1番人気だったレーベンスティールをその4頭に入れていません。このとき、レーベンスティールは勝ちませんでしたが、2着には入ったので、馬券はハズレです。
どちらも、パドックを見て馬券を検討しています。おそらくわたしはこの馬をパドックで見てもピンと来ないんだと思います。
この反省を踏まえると……。今週日曜日のわたしに贈る言葉は「いいから、買っとけ」ですかね。
グラニット
予想オッズ単勝13.0倍、5番人気です。
どうしても、この馬がまだ2歳の時に見たサウジアラビアRCで大逃げ2着のイメージが残っています。その後、重賞やG1ばかり走り続けてなかなか結果が出ていませんね。
実はこの馬ってまだ1勝馬なので、自己条件で走ってみてはという気がしなくもないのですが、重賞2着があるおかげで、斤量は55キロと一人前の重さを背負うことになりました。
データ的に言えば、前走が皐月賞という条件は当てはまっています。
あとは、福島競馬場の芝1,800メートルという舞台は、ちょうど1年前にこの馬が2歳未勝利を勝った思い出の舞台でもあります。
その時も逃げ切り勝ちですね。
未勝利戦とは相手の強さが格段に違いますが、上手く逃げられればもしかしたらがある馬だと思います。
以上、注目馬3頭確認しました。