欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

日経賞2023・毎日杯2023・マーチステークス2023・高松宮記念2023についてまとめて展望します

こんにちは、欅並子です。

 

今週は都合により、22日(水)~24日(金)の間ブログの更新をお休みします。

いつもはだいたいそのぐらいの日数を使って展望記事を書いていて、それを元に土日にパドック予想をしていますので、何の予習もなく週末に突入するのはなんとなく不安な気がします。

ということで、まだ火曜日ですが、今週末行われるG1・高松宮記念と、3つの重賞について駆け足でサッと触れてからお休みに入りたいと思います。

 

3月25日(土)

日経賞(G2)

中山競馬場の芝2,500メートルで行われる、4歳以上のレースです。

天皇賞・春を大目標とする馬たちが前哨戦として使って来るレースですね。このレースで1着になった馬には、天皇賞・春への優先出走権が与えられます。

最大の注目馬は、タイトルホルダーですね。

タイトルホルダーは昨年ここを勝ってから天皇賞・春と宝塚記念を連勝しました。凱旋門賞と、帰国後出走した有馬記念は結果が奮わず、今回はその巻き返しが掛かっています。

ほかには、昨年の菊花賞馬・アスクビクターモアやエリザベス女王杯2着以来のライラックなど、4歳勢にも期待が集まっています。

 

毎日杯(G3)

阪神競馬場の芝1,800メートルで行われる、3歳馬によるレースです。

皐月賞へは中2週のローテーションになるため、ここからは、ダービーかNHKマイルカップへ直行する馬が多いようです。

2021年のダービー馬・シャフリヤールは、ここを勝ってダービーに臨みました。

今回の注目馬は、ホープフルステークス3着のキングズレイン、京成杯で最低人気ながら2着に健闘したオメガリッチマンなど。昨年の2歳重賞で人気を集めながら結果が出せなかった、ノッキングポイントやフェイトなどの名前もあります。

 

3月26日(日)

マーチステークス(G3)

中山競馬場のダート1,800メートルで行われる4歳以上のハンデ戦です。

昨年このレースを優勝したメイショウハリオはその後、帝王賞を勝ってG1馬になりました。

今回は、わたしが応援している馬・ハピが出走するので嬉しいです。

ハピは、昨年秋のダート重賞戦線で3歳馬ながら大健闘していました。昨年は、重賞を勝つところまでは至らなかったですが、休養明け、どのくらい成長しているのかも気になりますね。

たくさんの馬がドバイに行っていることもあって、ハピにとっては重賞初勝利のチャンスかもしれないですね。頑張って欲しいです。

ほかには、サンライズホープやハヤブサナンデクンなどの名前もありますね。

 

高松宮記念(G1)

3月26日(日)は中京競馬場で行われる唯一のG1競走、高松宮記念があります。

芝1,200メートルのスプリント戦です。

高松宮記念は、元々は高松宮杯という名前で、夏の中京開催で行われる芝2,000メートルのG2競走でした。

1996年に中央競馬の短距離競走体系の改善・整備が行われ、その際に開催時期を5月に移し距離は芝1,200メートルに短縮、G1に格上げされました。

いわゆるローカル場所で行われるG1競走はこれが初めてであり、現在に至るまで唯一のレースです。

1998年に、レース名を「高松宮記念」に変更。2000年には開催時期が今と同じ3月になりました。

今回の注目馬は、今年1月に行われたシルクロードステークスで1着のナムラクレア、2月の終わりに行われた阪急杯で1着のアグリ、3月初めに行われたオーシャンステークスで1着のヴェントヴォーチェなど。

今年に入ってから行われた短距離のステップレースで勝ってきた馬が順調に駒を進めてきた形でなかなか良いメンバーだと思います。

昨年の優勝馬・ナランフレグも出走する予定です。

先ほど挙げた3つの短距離重賞からは2着の馬も参戦しています。案外、この2着馬たちのオッズが伸びていないので、穴を狙うならこの辺かなと思ったりしています。

 

以上駆け足ですが、今週末のレースについて確認しました。

ブログの更新は、25日(土)・26日(日)のパドック予想から復活する予定です。

週末、またよろしくお願いします。