こんにちは、欅並子です。
2024年がやってきました。新年あけましておめでとうございます。
今年も、欅並子と当サイトをよろしくお願いいたします。
今年の元日も、川崎競馬場に行ってきました。
かわいい干支コスの誘導馬さんの写真が撮れたので、新年最初の扉絵にしました。
新年最初の更新は、昨年の振り返りからスタートしたいと思います。
当サイトでは、毎週重賞競走の予想を公開しています。
まず、平日の間にその週の週末に行われる重賞競走のレース概要や、過去に行われた結果のデータ分析を軽くチェック。出走予定馬の中から注目馬を3~4頭ピックアップして展望記事を書きます。
そして、レース当日にはテレビまたは現地でパドックをチェックして、最終的な予想を公開【パドック予想】という記事で紹介しています。
予想の印は、◎○▲の3つだけ。
平日の展望記事で注目馬として挙げた馬から選ぶ時もあれば、パドックで見て、その場でいいなと感じた馬に印を付けることもあります。
展望記事で注目馬にしていたのにパドックの後に無印に変えて後悔することもあれば、展望記事の注目馬にそのまま印を打ってしまったことを後悔することもあり。
展望とパドック予想の2本立てで予想を組み立てて行くのは、自分でやっててなかなかスリリングで面白いので、これからもこのやり方を続けていこうと思っています。
わたしの予想を人様にお伝えしてそれを参考にしてもらおうなんておこがましいことを考えたことは一度もないです。
ただ、自分のためにやっている感じです。
展望記事を書くために、レースの概要や出走馬についてよく調べて、注目馬として名前を挙げるための根拠を探すことは、自分の競馬経験値を上げるのに役に立つと思っています。
パドック予想は、そうして事前に考えたことを踏まつつ当日実際に馬を見て、最終的にどの馬に印を付けたのか記録を残すためのものです。
予想を置きっぱなし、ではなく感想や反省を書いているのも、自分のためです。
今日明日読み返して面白いものではないけれど、競馬には、時間が経ってから「あの日のあのレース」のことが急に重大な意味を持つようになることがよくあります。
そうなってから思い出そうとしても難しいので、レースがあったその日のうちに、思った事を簡単でもいいので書き残しておこう、ということで続けています。
まあ、そうは言っても全部のレースを追うことは不可能なので重賞だけですけどね。
それに、必ずしも自分が書き残した文章の中に、その重大な意味のあるエピソードが含まれている確率もあんまり高くはないんですが。
ただ、その時自分はどういうことを考えていたかということを後から振り返ることができるのは面白いものです。
わたしはそういう風に競馬を楽しんでいます。
そんな感じで、2023年は1年通して毎週競馬を見続けて、可能な限り予想して記録を残してきました。
その蓄積を元に、自分の予想って実際のところどのくらい当たっているのか、客観的な数字として確認できたら面白いかなと思って、お正月休みののんびりした時間を使って、【欅並子スタッツ】を算出してみました。
昨年の【パドック予想】アップ数
全99レース
(一部、パドックを見られず予想だけアップしていたものも含む)
わたしの数え方が間違っていなければ、昨年JRAの重賞(障害除く、平地のみ)は129レースでした。
わたしは、昨年JRAで行われた重賞のうち76%の予想をサイトで公開したわけです。なかなかのものですね。
最近は、基本的には現地パドックで見るかテレビ中継を見られるレース以外の予想を公開しなくなったので、2024年はいくらかアップ数が少なくなるかもしれません。
◎○▲の印を付けた馬が、1~3着以内に入った数
3頭:4レース
2頭:38レース
1頭:45レース
0頭:12レース
意外にも、全外しのレースって少ないですね。全体の12%。
ちなみに、全外しをした12レース中、3レースが12月に集中していました。しかも、そのうちの一つが大事な大事な有馬記念だったということでショックが大きかったのですが、年間成績で言えば、88%のレースで予想した馬が馬券に絡んだということになります。そんなに落ち込まなくても良いんだと思いました。
3頭ワイドボックスで購入した場合の収支・回収率
わたしはワイド派(BOX買い)です。
もし、99レース全てをパドック予想の通りにワイドボックスで購入した場合の収支・回収率はごらんの通り。
購入金額 300円×99レース=29,700円
的中金額 31,000円
↓
収支:1,300円プラス
回収率:104%
実際のところ、いくらパドック予想で印を付けても、人気の組み合わせでワイド1.2倍なんて配当を見てしまうとバカバカしくて買えなくなり、予想とは違う穴馬に走ったりしてしまっている(結果外れるw)ので、この通りの収支にはなっていません。
多分マイナスです。
…あれ、本末転倒?
わたしが自分の予想通りに買えば、プラスです。(重賞に限ってですが)
調べてみるまで気がついていませんでした。なんだ、欅並子偉いじゃん。
といっても、104%です。お金のことだけ言うなら、銀行にでも預けとけって感じですね。
ただ、馬が走るのを楽しんでちょびっとお金が増えているのだから、銀行に預けているよりも数倍良いことではないでしょうか。
的中したワイドの最高配当は?
ワイド3点BOXで購入した場合、指名馬2頭来て1点のみ的中か、3頭来て3点とも当たる2種類のケースがあります。
ワイドが的中したレースは全部で42レース。この中で最も配当が高かったワイドはこちら。
2023年7月9日 G3七夕賞 4,030円
優勝したのはセイウンハーデス(2番人気)で、3着・ホウオウエミーズ(13番人気)とのワイドが的中しました。ありがたや。
このレースは、2着に9番人気のククナが入ったことでさらにワイドの配当が高くなりました。
予想した全重賞の中で最も回収金額が大きかったのも、この七夕賞です。
(2番目は3点とも当たった京都記念で、2,320円でした。)
トリガミだったレースは?
トリガミを怖れて自分のパドック予想通りに買えないことが結構あるのですが、印通りにBOX買いした場合にトリガミになったレースは全部で10レースでした。
案外、少ない。固めに買っても当たれば損することは少ないのです。
せっかく当たったのに最も損をした、というレースは、
10月7日 G3サウジアラビアロイヤルC
投資額300円・払い戻し110円で、収支-190円でした。
予想した馬が3頭とも来た4レースって何?
2月12日 G2京都記念
3月19日 G2阪神大賞典
4月16日 G3アンタレスS
11月5日 G2アルゼンチン共和国杯
この中で、印と着順が一致したレースはゼロです。
従って、わたしの予想で三連単1点勝負するのはやめておいた方がよさそうです。
では、三連複だとどうでしょう。3頭とも来た4つのレースの三連複の配当は下記の通り。
京都記念 3,470円
阪神大賞典 1,360円
アンタレスS 1,660円
アルゼンチン共和国杯 5,600円
計12,090
となっています。
全てのレースで三連複1点100円を買い続けた場合、投資額9,900円で配当合計が12,090円ですから、収支は2,190円プラス(回収率は122%)になります。
ということは、自分の予想を信じて三連複を買っても良かったということですね。
ただ、年に4回しか当たらないのは、ちょっと心が折れそうです。
ちなみに、アルゼンチン共和国杯は3着が同着になったため、複勝、ワイドと三連複の当選本数が増えました。
まとめ・感想
毎週重賞競走の出走馬から3頭名前を挙げて発表している【パドック予想】。
実際のところどのくらい当たってるのか外れているのか自分でも気になっていたので、調べてみてスッキリしました。
予想の通りにワイドBOXを買い続けてほぼトントンというのは、全然悪くはないですが、まあハッキリ言って夢はないですね。
でも、家計に負担をかけず1年通して楽しめるレジャーとしてはかなり優秀だということがわかったので、これからも安心して競馬を続けようと思います。
ずっと通して競馬の予想をやっていて思うのは、これは研鑽によって上手くなる類いのモンではないな、ということです。
どんなに反省しても、毎回パターンを変えて予想外がやってくるし、裏をかこうと思ったら表、正面から行ったら真後ろから結果がやってくるのが競馬です。
ただ、続けていくほどに予想の仕方や、レース結果の受け止め方に深みが出てくるのは面白いなと思います。
今年も東西金杯から予想をアップしていきます。よかったら見に来てくださいね。