欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

馬事公苑に行ってきました 住宅街の中にある広大な馬事文化発信地

こんにちは、欅並子です。

 

ゴールデンウイーク中のことになりますので、少し前になりますが、馬事公苑に遊びに行ってきましたのでレポートをお届けしたいと思います。

 

馬事公苑は、東京都世田谷区上用賀にある、馬事文化・馬術文化発信のための公園施設です。

運営しているのはJRAということで、競馬ブログとしてはちょっと押さえておきたい施設です。

 

馬事公苑ってどんなところ?

1940年東京オリンピックに向けて日本の馬術選手を育成する目的で開設されました。(同大会は日中戦争の影響で中止)

第二次世界大戦後の1964年東京オリンピックと、2020年東京オリンピック(2021年に開催)では、馬場馬術競技の会場として使われました。

1982年に競馬学校が開設されるまでは、ここで中央競馬の騎手の養成も行われていたんですって。

(そういえば、昔は騎手のインタビューなどで、修業時代の意味で「馬事公苑」という言葉が使われていたのを聞いたことがあります)

 

馬事公苑は、2020年東京オリンピックの開催に向けて2016年12月31日をもって一旦休園していて、昨年、2023年11月3日に、ほぼ丸7年ぶりにリニューアルオープンしました。

リニューアル後は年中無休で開苑しています。

イベントや大会などが行われていない日にも、近隣にお住まいの方たちの憩いの場として、いわゆる普通の公園として利用できる施設になっています。

 

馬事公苑って、わたしにとってはかなり謎の施設のイメージが強かったです。

普通の公園としていつでも入れる施設とはいえ、何もやっていないときに行ってもなんだか張り合いがありませんし、面白いかどうかもわかりません。

今回は、5月3日(金)~5日(日)の3日間「JRA創立70周年記念 第46回JRAホースショー」というイベントが開催されるということで、良い機会なので様子を見に散歩がてら立ち寄ってみたわけです。

 

horsmart.my.canva.site

 

馬事公苑って、どこにあるの?

公式サイトの「アクセス」によると、東急田園都市線の桜新町駅から徒歩15分とありますが、わたしはなんとなく馬事公苑=用賀だと思っていたので、用賀駅から歩きました。徒歩20分ほどかかったでしょうか。

(帰りは桜新町駅を利用しました。たしかに、用賀よりは多少近く感じました)

駅から馬事公苑まではほとんどアップダウンのない平坦な土地で、素敵な住宅街の中をひたすら歩きました。

馬事公苑までたどり着いても、入口(正門)が駅と反対側にあったもので、広大な敷地の外周をぐるっと回り込むことになりました。

馬事公苑の外周の歩道には、過去の馬術大会で優秀な成績を残した選手の名前と馬の蹄鉄があしらわれたレリーフが埋め込まれてあったりして、周囲にも馬事文化の香りを発散している感じでした。

 

 

馬事公苑、中の様子は?

正門に着きました。なかなかの賑わいです。

 

 

入るとすぐに目に付くのが、馬の母仔の像。

ちょっと逆行でわかりづらい写真になっちゃった。

 

 

この像周辺は「はらっぱ広場」となっていて、子どもたちが駆け回って遊んでいました。

 

 

メインプロムナードではキッチンカーや雑貨を扱うショップがお店を並べていました。

雑貨関係、かなり専門的な乗馬グッズなどを扱うお店もあって、さすが本場だなという感じがしました。

 

 

こちらが「メインオフィス」と名付けられた事務棟的な建物ですね。

中にはホースギャラリーや売店などがあります。

この日はイベントで、乗馬マシン体験コーナーが設けられていました。

 

 

お子さん向けかな? 大人は「やりたい!」って言いづらい雰囲気だったので見るだけです。

 

 

軽食やドリンク類の販売を行う売店。TwoDaysでしょうか(違う)

 

メインオフィスから出ると、メインアリーナで表彰式が行われていました。

この日最初の競技が終わったばかりだったようです。

 

 

ちょっとタイミングが合わず競技が見られなかったのは残念でしたが、このあと、入賞した人馬によるウイニングランが行われ、華やかでした。

乗馬のお馬さんは賢くてかわいくて、競馬場で見る馬とはまた違った魅力があります。

 

メインアリーナの背後に見えているのが、インドアアリーナという建物です。

中に入ると、こんな感じ。

警視庁騎馬隊によるデモンストレーションが行われていました。

 

 

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

 

元は、府中の東京競馬場に拠点を置いていましたが、馬事公苑のリニューアルを機に、令和5年12月からはこちらに移転し活動しているということです。

かなり混み合っていたので、2階席最後列の観客の頭の後ろからチラッと見るだけになってしまいました。

 

建物の2階部分から外に出ると、メインアリーナが見渡せるバルコニーになっていました。

 

 

表彰式が終わったメインアリーナでは、次の競技への準備のかたわら、ドレスのお姉さんを乗せた馬たちによる「ふれあいタイム」が行われていました。

 

 

メインアリーナを少し離れて歩いてみると、周回走路、つまりダートコースのトラックがありました。今日はここを走っている馬はいませんので、来場者が横断できるように開放されていました。

 

 

かなり広々して立派なコースです。競馬の練習も十分できそう。

周回走路のいわゆる「馬場内」にあたる部分はちょっとした森になっていて、森林浴が楽しめるエリアになっていました。

 

 

園内に数カ所設置されていた水飲み場。オリンピックの「レガシー」ってやつですね。

 

まとめ

あまり事前調査もせずふらっと立ち寄っただけなので軽い紹介になりましたが、馬事公苑の雰囲気、なんとなく伝わったでしょうか。

競馬と違って馬術というのはすこしとっつきにくい世界ではありますが、競走馬の引退後のキャリアとして、乗馬はなくてはならないものです。

繁殖に上がることはできなかった多くの馬たちが、引退後もしっかりと役割を持って生きていけるように、競馬ファンとしては馬術・馬事文化にも関心を持っておきたいと思いました。

 

2015年京王杯2歳ステークス優勝馬 ボールライトニング号

 

JRAのホームページを見ると、馬事公苑については紙ベースのパンフレットのようなPDFでの紹介になっていて、ややわかりづらいのはちょっと残念です。

馬事公苑のInstagramは、まだ投稿数は多くありませんが綺麗な写真で馬事公苑の魅力を伝えていますので、よかったら見てみてくださいね。

わたしもフォローしました。

 

以上、馬事公苑の様子をお伝えしました。