こんにちは、欅並子です。
今週日曜日、新潟競馬場で行われる新潟大賞典。
出走馬、なかなか気になる顔ぶれが揃っているので楽しみです。
今週はNHKマイルカップに行くので、裏の新潟のパドック予想はできないかもしれませんが、とりあえずレースの予習だけはしっかりしておきたいと思います。
新潟大賞典が創設されたのは、1979年のこと。この経緯を調べてみたらちょっと面白い。
1967年から福島競馬場で開催されていた「福島大賞典」というレースがあったのですが、1978年は福島競馬場の馬場改修工事のため、代わりに新潟競馬場「新潟ステークス(第12回福島大賞典)」というレースが行われました。
それを機に、福島大賞典は廃止され(え、廃止?!)、翌1979年からは福島大賞典の機能を引き継いだレースがそのまま新潟競馬場で「新潟大賞典」として行われるようになりました。
創設時は、福島大賞典時代からの距離をそのまま受け継いで芝2,000メートルの競走として行われ、一度は芝2,200メートルに延長されたりもしましたが、現在はまた芝2,000メートルに落ち着いています。
新潟競馬場の芝外回り・2,000メートルというコースは、2コーナー奥の引き込み線からまっすぐスタートしてバックストレッチを走り、3コーナー・4コーナーでUの字に曲がって直線に入る、いわゆる「ワンターン」の独特な形をしています。2,000メートルでワンターンのレースなんてほかにはないですよね。
そして、ゴール前の直線は658.7メートル。ながーーい!
そんな新潟大賞典は、ハンデ戦です。
過去10年のデータに見られる傾向についても確認しておきましょう。
- 1番人気が16連敗中
- 前走5着以内
- 速い上がりを使える馬(上がり3ハロンのタイムが上位3位以内)
だそうです。
過去10年で見ると、1番人気だけでなく2番人気の馬も優勝しておらず、10回中5回は6番人気以下の馬が勝っています。やばー。
というわけで、今年の注目馬を検討してみましょう。
※新潟大賞典(G3) オッズ | 2023年5月7日 新潟11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を元に記事を書いています。
カラテ
予想オッズ単勝11.1倍、5番人気です。
去年の9月、新潟記念でわたしの競馬復帰(?)を単勝2,200円で祝ってくれたカラテくんです。
天皇賞(秋)もジャパンカップも応援したけど、残念ながら、さすがにそこまでは力が及ばなかったようです。それ以来休養していたのでどうしているかなーって思ってたけど、またレースで名前を聞くことができて嬉しいです。
昨年の今頃はまだマイラーとして走っていましたが、今年は中距離路線の重賞ウイナーとしてがんばっていくということですね。楽しみです。
ただ、気になることといえば、やはり、斤量59.0キロのトップハンデを背負うというところでしょうかね。
アイコンテーラー
予想オッズ単勝11.2倍、6番人気です。
愛知杯のパドック予想で▲を付けて、2着に来たのが印象深かった馬。その時は7番人気の穴馬だったので、なにげに自慢です。
愛知杯は斤量53.0キロでしたが、今回は斤量54.0キロです。
牝馬限定戦で走った時より1キロ重くなっていますね。まあ、重賞で2着したんだもんね。といっても、このメンバーの中では最軽量です。
1月の愛知杯以来の出走なので、こちらも久々。楽しみですね。
あ、ここまで書いてから気がついたけど、この馬、抽選対象のようです。もしかしたら出走できないかも…。出走できればかなりいい線いくと思うんだけど。
ハヤヤッコ
予想オッズ単勝14.6倍、8番人気です。
道悪で頑張るイメージは、昨年の函館記念を勝った時のイメージですかね。
G1への挑戦はしばらくありませんが、戦績を見てみると、かなり強い馬と当たりながら手堅く走ってきたタイプのように感じます。
金鯱賞が8番人気で4着はかなり健闘したと思います。金鯱賞を勝ったプログノーシスは海外G1でもご活躍ですもんね。
斤量58.5キロが少し気になるといえば気になるかな。
7歳で33戦6勝。これまでいろんな騎手を背にたくさん走ってきましたが、今回の鞍上・丸山元気騎手は、意外にも初騎乗なんですね。
以上、新潟大賞典は3頭注目馬を確認しました。
運良くパドックをみられたら予想もアップしますが、今回はNHKマイルカップ優先でやります。