こんにちは、欅並子です。
今週の重賞は、天皇賞(春)と青葉賞、この2つだけですね。
今日は土曜日に行われる青葉賞のお話を先にしようかと思っていたのですが、天皇賞(春)の枠順のほうが先に発表されたので、わたしも先に天皇賞(春)の話をしていきたいと思います。
天皇賞(春)、通称・春天なんて言われてますけど、最近「はるてん」なんて呼んでる人あんまりいない気がする。気のせいか?
まあ、わたしブログではこんなに競馬の話をしてますけど、リアルで競馬の話をできる相手は家族以外にいないので、単に世間のことを知らないだけかもしれません。
天皇賞といえば、わたしが競馬を見始めた1990年代頃は、3歳クラシック競走などと同じで外国産馬が出走できないレースでした。
外国産馬が出走できなかったのは1972年から1999年までのこと。
2000年には外国産馬も2頭まで出走することが認められるようになり、さらに2005年には天皇賞が国際競走となったため外国産馬の出走制限は撤廃。外国調教馬も5頭まで出走可能になりました。2007年からは、外国調教馬の出走可能頭数が9頭にまで拡大しました。
このレースの正式名称は「天皇賞」で、春秋2回行って回数も一緒にカウントしています。年に2回行われる競走は、昔はほかにもあったようですが、今ではこの天皇賞だけになりました。
秋の天皇賞の距離が2,000メートルに短縮された1984年からはどっちの天皇賞かわかりやすくするために天皇賞(春)・天皇賞(秋)とカッコ付きで呼ばれるようになりました。
ここ2年は、京都競馬場改修工事のために阪神競馬場で行われてきた天皇賞(春)ですが、今年ついにまた京都競馬場に舞台を戻して開催されます。
過去のデータを振り返って確認するにも、今年は舞台が違ってすこし難しい気がしますが、とりあえず普通に過去10年のデータから見た傾向を確認していきたいと思います。
- 4番人気以内
- 前走4着以内
- 前走日経賞・阪神大賞典・大阪杯組
このような馬の3着以内率が高くなっているようです。
では、今年の出走馬から注目馬を確認していきましょう。
※天皇賞(春)(G1) オッズ | 2023年4月30日 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容をもとに記事を書いています。
ボルドグフーシュ
予想オッズ単勝10.2倍、4番人気です。
わたしの好き馬・ボルちゃんです。
正直、タイトルホルダーに勝てるかどうかはよくわかんないですね。
でも、最近思うんですけど、やっぱり好き馬なはどこまでも信じて買った方が、勝っても負けても清々しいですよね。だから、今回はこの馬がわたしの本命です。
今回、7枠13番を引きました。この馬がここまで外枠を引いたのも珍しいですね。
前走・阪神大賞典で1枠1番っていうのはちょっと極端で、ほんとはもっと外の方が良かったのではという感じがしていたので、今回、外目の枠からスタートで新しい一面が見られるのではないかと期待している部分でもあります。
結構出遅れが多い馬なんですが、前走は上手に出ましたね。鞍上はその前走から引き続き川田騎手です。
タイトルホルダー
予想オッズ単勝1.7倍、1番人気です。
わたしが注目しなくても、みんなが注目している一番人気ですね。
タイトルホルダーは日経賞で実際に目の前で鉄板の逃げ切り勝ちを見せられたので、今回も基本的には逆らうつもりはございません。(日経賞では逆らって痛い目見た人)
トップに上げた画像は、3月25日(土)の日経賞の時に撮影したものです。
この後、わたしは「なんかおとなしくて迫力ないなあ」などと言って、タイトルホルダーが入った馬券を1円も買いませんでした。(あらまあ)
もう既に誰かが言ってるとは思うんですが、天皇賞(春)の歴代勝ち馬を見ていると、2013・2014年フェノーメノが連覇、1年飛んで2015・2016年キタサンブラックが連覇、また1年飛んで2018・2019年フィエールマンが連覇、という流れで、2020年ワールドプレミア、2021年タイトルホルダーと来ています。昨年タイトルホルダーが勝ったことで、2023年のタイトルホルダーが連覇をする型ができあがってリーチの状態です。
昨年は8枠16番という外枠からの勝利でしたが、今回は2枠3番と打って変わって内枠からの発走になります。あ、お姉さんのメロディーレーンちゃんと同枠ですね。
シルヴァーソニック
予想オッズ単勝18.6倍、6番人気です。
去年のことを思い出すと、よくここまで帰ってきたなあと思うんですよね。
それも、年末のステイヤーズステークスと、サウジアラビアに遠征してレッドシーターフHを連勝してきたんだから本当にすごい馬だと思います。
こちらのコラム読んで、ますます応援したくなっていたりします。
なんとなく最近芦毛さんの活躍がよく目に付く気がします。
オルフェーヴル産駒ですが、芦毛は母方からですね。
母の母スキーパラダイスって懐かしい。1990年代にフランスから日本に遠征してきて京王杯スプリングカップを勝った馬です。その後安田記念で5着、帰国したあとフランスでムーランドロンシャン賞(G1)を勝ちました。武豊騎手が騎乗して勝利したことで話題になりました。スキーパラダイスは、マイル戦線で活躍した馬ですね。引退後、日本で繁殖牝馬に。
そして、そのスキーパラダイスの娘にしてシルヴァーソニックの母であるエアトゥーレも、日本の中央競馬で活躍した馬ですが、戦績を見るとやっぱり芝1,200~1,600で活躍した馬なんですよね。
エアトゥーレの父がトニービンなのと、父・オルフェーヴルの組み合わせでステイヤーに出たのかな。ま、血統のことはあんまり詳しくないですけどね。
シルヴァーソニックの芦毛は、あのスキーパラダイスから来ているんだなあ、というお話でした。
もっと注目馬を挙げたいですが、ちょっと長くなってしまったのでこの辺で。
明日は青葉賞の展望を書きます。