こんにちは、欅並子です。
今週はG1・大阪杯がありますね。
昨年の秋からずっと競馬を見てきたわたしにとっては、見たい馬たちが勢揃いした豪華なレースになりそうで、楽しみです。
では、今日もレースの歴史から確認していきましょう。
大阪杯は、1957年に「大阪盃競走」として創設されました。その後、1964年に「サンケイ大阪杯」に改称され、1989年からは「産経大阪杯」になりました。
そうそう、昔は産経大阪杯だったよね。1990年代後半の競馬に親しんだ身としては、「産経大阪杯」っていう呼び名が非常にしっくりきます。
創設当初は阪神競馬場の芝1,800メートルのレースでしたが、1972年からは芝2,000メートルに。開催時期が現在と同じ桜花賞の1週前に設定されたのは1981年からです。
2017年にG1に昇格し、レース名から”産経”が取れ、単に「大阪杯」という名前になりました。
2014年から2016年の間はこのレースの1着馬に天皇賞（春）の優先出走権が与えられていましたが、G1に昇格した2017年にその制度は廃止になりました。
そりゃ、G1なのになんかのステップレースになるなんて、おかしいですもんねｗ
まだG1に昇格してから日が浅い大阪杯ですが、G2だった時代から、優勝馬にはG1級の蒼々たるメンバーが名前を連ねています。2014年キズナ、2013年オルフェーヴル、古くはメジロマックイーンやトウカイテイオーなど。
G1に昇格した最初の年の優勝馬はキタサンブラックでしたね。
では、G1に昇格してからの6年間のデータで、「来そうな」馬を探してみたいと思います。
- 前走が同年のG2
- 5歳以下、牝馬も好成績
- G1で3着以内に入ったことがある
こんな感じになっております。
では、今年の注目馬を確認していきましょう。
※大阪杯(G1) オッズ | 2023年4月2日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容を参考に記事を書いています。
ヒシイグアス
予想オッズ単勝4.8倍、3番人気です。
上位の人気がかなり拮抗していて、この記事を書いている3月31日（金）午前の時点で予想単勝オッズが5番人気まで10倍台以下になっていますので、まだまだわかりませんが、とりあえず現在3番人気のヒシイグアス。
昨年はこのレース、4着でした。この後に出走した宝塚記念で2着して、帰りの輸送中に深刻な熱中症に見舞われ、一時は重篤な状態にまで陥るという不運がありました。
今年2月に行われた中山記念（G2）で鮮やかな復活を果たし、ファンを喜ばせましたね。
わたしはいにしえのヒシ馬ファンなもので、さわやかな青白の勝負服の騎手を背に躍動する黒い馬体を見ると、無条件で胸が熱くなってしまいます。
中山記念の時は久々ということもあってそれほど人気になりませんでしたが、今回も1番人気にはならなさそうです。わたしは、馬券的にもひそかに良い感じだと思ってますよ。鞍上は、中山記念から引き続き松山弘平騎手。中山記念、めっちゃ上手でしたからね～。続投、嬉しいです。
今回は、あの宝塚記念以来の関西輸送。まだ春先の時期ですので熱中症の心配はないかもしれませんが、とにかく無事に行って帰って来ることを祈っています。
ジャックドール
予想オッズ単勝3.9倍、2番人気です。
へー、ジャックドールの方がヒシイグアスより上なんだ！というのはちょっと驚きです。
昨年の秋のG1や海外遠征では、大きな結果が残せまなかったジャックドールの、今年最初のレースになります。
わたしの天皇賞（秋）のパドック予想ではジャックドールが本命だったんですよね…。香港カップでもやっぱりパドックで見て「こりゃ勝つかもしれんな」って思っちゃいました。
これら2つの結果を受けて思うのは、「この馬って、パドック映えがするんだよなあ」ということだったりします。
わたし、こういうキラキラの栗毛の馬も大好きなんですよねえ。
今回はパンサラッサもいませんし、他にハナを強引に取りに来るような馬もいなさそうなので、気持ち良く逃げることができれば、何かいいことあるかもしれません。
そんな期待の2番人気なのでしょうかね。
ジェラルディーナ
予想オッズ単勝5.5倍、4番人気です。
昨年、オールカマー（G2)を快勝してからの、エリザベス女王杯優勝、有馬記念でも3着と大健闘で充実の秋になりましたね。
予想オッズは4番人気ですが、netkeibaの予想では◎がいくつも付いてて、プロ的にはこっちが本命なのかな？って感じの評価になっています。
パドックではいつも大暴れで周りの馬をビビらせているジェラさま。
わたしの基本のパドック予想のやり方では絶対に印を付けられない馬なのですが、もうわかっているので大丈夫。逆におとなしく歩いていたらそっちの方が心配してしまうかもしれません。
馬体写真を見ると、ちょっと冬毛モサ子なんだよなあ。
まあ、牝馬なのでそんなに心配することないかなとは思いますが。そろそろ春なので、もうちょっとサッパリするといいな。
まあ、わたしもまだちょっと寒くてついつい毛糸の靴下を履いしまいますから、気持ちはわかりますけどね。
スターズオンアース
予想オッズ単勝3.7倍、1番人気です。
人気が割れているとはいえ、1番人気。
わたしは昨年秋から競馬をちゃんと見始めたので、それ以前に大活躍して秋におとなしかった馬を評価するのがちょっと苦手です。まあ「おとなしかった」ゆーても、骨折明けぶっつけで出た秋華賞で3着なんですから、スゴいことです。
パドック予想でスターズオンアースの名前を挙げなかったわたしが悪い。
同じ牝馬でも、馬体写真を比べるとジェラルディーナより断然こちらのほうが毛艶がいいですし、迫力がありますね。人気になるのもわかります。
牝馬も健闘するといわれる大阪杯なので、もしかしたらここで復活というのもあるかもしれません。
あとは、ちょっと人気が下のほうの馬でいえば、「負ける気がしない」と強気のコメントが出ていたマリアエレーナ、京都記念でドウデュースの3馬身半差ながら2着に健闘したマテンロウレオ、AJCC優勝のノースブリッジなどが気になっています。
さすがG1、楽しみです。
今週はおそらくテレビ観戦です。じっくり楽しみたいと思います。
