スプリングステークス2023　皐月賞優先出走を賭けた最終便

こんにちは、欅並子です。

今週末の展望をやっていこうと思っていますが、ここで心配なニュースが。

労働者の権利ですのでやむを得ないことではありますが。

まだこの記事を書いている時点で、スト回避の報は出ていません。どうなることやら。

…と、思っていたら、書いている途中に速報出ました。

競馬、やるそうです。

ではでは、スプリングステークスの展望をしていきたいと思います。

スプリングステークスは、3月19日（日）に中山競馬場の芝1,800メートルで行われる3歳限定戦。皐月賞のステップレースとして、上位3着までの馬に皐月賞への優先出走権が与えられます。なんと、1990年までは上位5頭まで優先出走権がもらえてたとか。

1952年の創設当初は東京競馬場で開催されるレースでしたが、1960年以降は中山の芝1,800メートルで定着しました。

寄贈賞を提供するのはフジテレビ。フジテレビの競馬中継では、「フジテレビ賞スプリングステークス」と常にフルネーム呼びされますね。

この日は、本馬場入場の際の場内アナウンスをフジテレビのアナウンサーが担当し、曲もフジテレビ「みんなのKEIBA」のメインテーマ曲が使用される、と、Wikipediaには書かれています。へー、そうだったんだ。

スプリングステークスといえば、種牡馬・ブラックタイドの唯一の重賞勝ちのレースでですね。（2004年優勝）

ブラックタイドは、ディープインパクトの全兄ということで種牡馬入りし、キタサンブラックという偉大な馬を送り出しました。

キタサンブラックもまた、2015年にスプリングステークスを優勝しています。

今回のスプリングステークスにはキタサンブラックの産駒は出走していませんが、同じ世代ではソールオリエンスが既に皐月賞に名乗りを上げていますね。

そんなスプリングステークスの傾向を、データで確認してみましょう。

過去10年のデータから、3着以内に来る可能性の高い馬の条件は下記の通り。

ということは、つまり、わりと固い予想でいいのかな、って気がしますね。

それでは、この情報も踏まえつつ、注目馬を確認していきましょう。

こちらの内容を参考に記事を書いています。

予想オッズ単勝2.2倍、1番人気です。

どうしましょうかね、この子は。

ホープフルステークスでは3番人気に推されながら6着、その後京成杯でも1番人気ながら3着。

京成杯ではわたしもこの馬を本命にしていたので覚えていますよ。

4コーナー出口で不利を受けて、最後届かなかったレースでした。でも、追い上げた脚は素晴らしかったので、やはり運が無かったなあという感想でした。

ここで無念を晴らすことができるのでしょうか。

京成杯は同じ中山競馬場のレースですが、距離は芝2,000メートルだったので、今回は200メートル短縮になります。実はこの馬は、新馬は芝1,800でしたが、その後はずっと芝2,000メートルを使ってきたんですね。中山か阪神、すべて右回りコースでした。

鞍上は、前走のC.ルメール騎手から戸崎圭太騎手に乗り替わりです。

予想オッズ単勝3.7倍、2番人気です。

2戦2勝、まだ負けてないこの馬が2番人気になっています。

2勝の内訳は、新馬とセントポーリア賞（1勝クラス）ですね。重賞はこれが初めてです。

実績馬が中心と言われているスプリングステークスですが、今年の出走馬の中には、あまり「実績馬」って感じの馬が揃っていないのですよね。「重賞に出走した」というだけならたくさんいるのですが、連対、好走っていう馬があまりいないんですね。

だから、1勝クラスでも勝ち方が強かったというこの馬に期待が集まるんでしょうね。

予想オッズ単勝52.9倍、10番人気です。

例年、重賞連対経験のある馬が中心になると言われるこのレースですが、実は今年の出走馬の中には重賞連対経験のある馬ってあんまりいなくて、グラニットかオールパルフェか、ぐらいなんですよね。

この馬は、昨年のサウジアラビアRC（G3）で2着した時に、東京競馬場であわやの大逃げを見てしまったので、その後の成績が振るわず人気を落としても、つい「本当は強いんじゃないか」って目で見てしまうんですよね。

1枠1番はとても良い枠だと思いますけどね。馬柱を見ていると、ほかにも前へ行きたそうな馬はいっぱいいますよね。その筆頭が、デイリー杯2歳S（G2）優勝のオールパルフェだったりするんですが。

本来は、オールパルフェを注目馬にするところですが、1～3番人気だけで話をしてもつまらないので、あえてグラニットを注目馬としました。

以上、スプリングステークスの注目馬を確認しました。

なんとか競馬やるそうなんで、頑張って阪神大賞典の展望も書かなきゃ。