こんにちは、欅並子です。
今週3つの重賞の中で、最も気になるレース、京都記念のお話をしましょう。
枠順が発表になりました。人気馬が外の方に集まっている感じですね。
軽く調べてみたところ、阪神競馬場の芝2,200メートルは内枠外枠でそれほど有利不利の差ないようで、とりあえず極端な内よりは中くらいから外にかけてがちょうどいいかなという感じの傾向が感じられるデータになっていました。
先日書いた予習編の記事のおさらいをしておくと、ここ10年のデータでは
- 前走がG1
- 4歳か5歳
- 6番人気(謎)
こういう馬が有利とされております。
それを踏まえて、注目馬、いってみましょう。
※京都記念(G2) オッズ | 2023年2月12日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
こちらの内容をもとに記事を書いています。
ドウデュース
予想オッズ単勝2.1倍、1番人気です。
このレースを一気に「目玉レース」にしてしまった主役のうちの1頭です。
8枠12番とはまた外を引いたものですが、先述のとおり、このコースは外もそんなに悪くないと思います。
フランスでの2戦、特に凱旋門賞での大敗をどう捉えるかがポイントですね。
「本来強い馬が何かの拍子で大敗するとプライドが傷ついて走らなくなることがある」という説を時々見かけることがあって、それがどこまで根拠のある話なのかはわかりませんが、ドウデュースについてそのように心配する声も聞かれます。
netkeibaの有料会員だけが見られる動画なのでご紹介していいもんかどうかなんですけど、わたしはこの、元厩務員記者の田井さんの馬体診断が結構好きでよく見ています。
その中でドウデュースについては「目の輝き」を根拠に「精神的な影響はなさそう」というようなことをおっしゃってましたね。
競馬場に来てどういう様子を見せるかというのも大事だと思ってます。パドックはしっかり見たいと思います。
ドウでもいいですが、この馬の話をしていたら日本語入力がおかしな変換を覚えてしまいました。ドウしましょうw
エフフォーリア
7枠10番。予想オッズ単勝3.9倍、2番人気です。
有馬記念の時、わたしはこの馬は違うだろうと思って外して買いました。それで正解だったのですが、今回はどうでしょうか。
わたし自身がこの馬の一番良い時を知らないもので、馬券から外すことにあまりためらいは感じないのですが、オッズを見るとやはりそうは思えない方が多いように見受けられますね。
有馬記念の時に比べれば、ずいぶん「良くなっている」という情報が増えているように思います。本来の力が出せるなら、やっぱり一番強いのはこの馬なのかもしれません。
ユニコーンライオン
5枠6番。予想オッズ単勝13.1倍、6番人気です。
あくまでも現時点での予想オッズの話ですが、6番人気が謎に勝ちやすいというデータに触れた以上は、この馬のことを注目しないわけにはいきません。
でも、戦績を見ると結構振れ幅が大きくて、なかなか信頼が置きにくい感じですよね。前走がG1(ジャパンカップ)という条件には当てはまりますが、年齢的には7歳馬なのでちょっと条件からはずれます。
正直6番人気でさえなければ「注目馬」に入れなかったかも知れない。
わたしはワイドに穴馬を入れたい派ではありますが、6番人気だと「穴」としてもギリギリだしね。うーん。
逃げ馬ですが、このメンバーだとアフリカンゴールドやキングオブドラゴンあたりと競ってしんどいことになりそうな予感。
インプレス
予想オッズ単勝32.1倍、8番人気です。
明けて4歳で、重賞初挑戦。出走馬の中で唯一の重賞初挑戦ということで、「上がり馬」といえばこの馬だけです。
相手を考えるといきなり勝つのは厳しいかなと思いつつ、連勝して条件から抜けてきた勢いを買いたい気持ちもあります。
昨年春に青葉賞に出走するはずが、熱発で回避。秋から復帰してなんとかここまで来ました。
戦績を見ると7戦4勝、そのうち3勝を阪神競馬場で挙げています。3勝とも距離は芝2,400メートルですね。200メートルの距離短縮がどう響くか。
あんまりキャリアが多くない馬は考える材料が少なくて難しいですが、パドックでどんな様子か見るのが楽しみです。
京都記念は気になる馬が多くてなかなか書き切れないですね。
本当は、プラダリアとかウインマイティーも気になってますが、注目馬として挙げるのは以上です。