こんにちは、欅並子です。
1つ前の記事では中山金杯のお話をしましたが、京都金杯の展望もしておきましょう。
これまで固くおさまる傾向が強かったという中山金杯に対して、京都金杯は今ひとつ上位人気馬の安定感が欠けるレースと言われています。
過去10年で1番人気が3勝しているものの馬券圏内（3着以内）に入るのは50％、2番人気は1勝もしておらず、馬券圏内でさえ30％ということなので、穴狙いが好きなわたしにはこっちの方が面白いかもしれません。
「京都」金杯と言いつつ、京都競馬場改修中のため、昨年・一昨年に続いて今年も中京競馬場で行われます。
マテンロウオリオン
予想オッズ単勝3.3倍、1番人気です。
荒れると言いつつ、いちおう1番人気は押さえておきますね。
中山金杯でマテンロウレオに横山典弘騎手が乗らないの残念だなーと思っていたのですが、横山典弘騎手は京都でマテンロウオリオンに騎乗するのですね。
同じ馬主・同じ厩舎の馬が東西で1番人気というのも結構珍しい状況です。両方勝ったりしたらお正月から大変なお祭り騒ぎですよね。
昨年はNHKマイルカップで2着してからダービーに参戦したものの、その後スワンステークス、マイルチャンピオンシップと短距離路線に戻ってきたマテンロウオリオン。
強い相手の中で揉まれてきたことを評価されての1番人気だと思いますが、果たしてどのくらい実力が付いているか？というところですよね。
アルサトワ
予想オッズ単勝22.7倍、8番人気です。
この馬、富士ステークスの時にパドックでめちゃくちゃよく見えてしまって馬券を買ったんですが、11着（7番人気）でした。
その時の敗戦コメントを探してみました。
横山武騎手(アルサトワ＝11着)「ハナに行きたかったが、今日は絡まれてしまいました。初めて乗ったが、いい馬です。でも絡まれたぶん、苦しくなった」
だそうです。今回も、前に行きたい馬はアルサトワの他にベレヌスとかいますけど、富士ステークスほどは厳しくないかも、と思ったりしています。
鞍上は、幸英明騎手。この馬は6勝していますが、そのうち5勝は幸英明騎手騎乗の時なので、相性もいいんじゃないでしょうか。
今回パドックでまた良く見えたら、もう一度ぐらい期待してみても、と思います。
プレサージュリフト
予想オッズ単勝5.3倍、3番人気です。
中山金杯は全然牝馬が勝ってないレースですが、京都金杯は過去10年で2頭牝馬の優勝馬がいます。
今回、なんでプレサージュリフトが人気なのかなあと逆に気になって調べてみたのですが、もしかしたら外国人騎手が騎乗することが関係しているのかもしれません。
2022年終盤は外国人騎手が大活躍だったから金杯も外国人騎手で！と考えたところ、京都金杯で外国人騎手が騎乗するのは、プレサージュリフトただ1頭です。
D.イーガン騎手は1月末までの短期免許を取得していて、2022年12月10日から騎乗開始しています。これまでに9勝していますが、重賞勝利はありません。
プレサージュリフトですが、かなり調教も良いようなので、必ずしも「騎手買い」というわけでもなさそうです。
芝1,600メートルといえば、昨年2月にクイーンカップで重賞勝ちがあります。このレースでは後に2冠牝馬となるスターズオンアースを下していますし、かなりの実力はあると思います。
