こんにちは、欅並子です。
ジャパンカップをもって第5回東京開催が終了し、なんとなく「今年も終わった…」感でぐったりしてしまっているのですが、寝込んでいるヒマはありません。
今週は中京競馬場でダートG1のチャンピオンズカップが開催されます。
また、中山ではステイヤーズステークス（G2）、阪神ではチャレンジカップ（G3）があります。
今日はまずはG1のチャンピオンズカップについて、軽く予習してみたいと思います。
どんなレース？
チャンピオンズカップ。実はわたし、このレースのことをあまりよく知らないんですよね。ちょうど、わたしが競馬から離れていた時期にいろいろあったみたいで。
だから、とっても初歩的なところから調べていきますね。
チャンピオンズカップの前身は、2000年に国際招待競走として新設された「ジャパンカップダート」というレースです。
創設された当時は、芝のジャパンカップの前日にあたる土曜日に、東京競馬場のダート2,100メートルを舞台に開催されていました。
（年によってはジャパンカップと同じ日に行われたようなこともあったと記憶しています）
2008年からは日程を1週遅らせて12月の1週に。そして競馬場は阪神競馬場に移し、距離は1,800メートルになりました。
距離短縮の理由は諸説あるそうですが、とりあえず、阪神競馬場にはダート2,100メートルのコースがない→ダート2,000メートルはあるけどスタート地点は芝コースからになってしまう→よってダート1,800メートルを使用することになったという説を見つけました。
2008年～2013年は阪神競馬場で「ジャパンカップダート」として開催していましたが、2014年外国馬の遠征費をJRAが負担する国際「招待」競走ではなく「国際競走」になりました。同時にレース名が「チャンピオンズカップ」に変更され、右回りの阪神から左回りの中京競馬場に舞台を移して行われるようになりました。（距離は1,800メートルのまま変わらず）
レース名は変わりましたが、実施回数はジャパンカップダート時代からのカウントを引き継いで、今年第23回を迎えます。
ざっと、こんな感じの歴史があるのがチャンピオンズカップです。
どんな馬が活躍したの？
これまでの優勝馬といえば、やはりなんといってもクロフネですよね。
クロフネが優勝したのは2001年、当時3歳でした。来年はドバイだブリーダーズカップだと盛り上がりましたが、屈腱炎のためこのレースを最後に引退することになってしまいます。競走馬としては早い引退でしたが、その後、子や孫の活躍により種牡馬として歴史的な名馬になりました。
そのほか、チャンピオンズカップになった最初の年、2014年の優勝馬ホッコータルマエ。3，4歳時に挑戦したジャパンカップダートでは2年連続で3着し、5歳でついに勝利という形ですが、地方交流競走でそれまでにG1は勝ちまくっていたんですよね。6歳でももう一度チャンピオンズカップに挑戦しますが、その年は5着に終わっています。
7歳まで競走生活を続けましたが、今ではダート競走の出走馬の父としてその名前をよく見かけます。
国際招待競走としてスタートしたレースですが、ジャパンカップダート～チャンピオンズカップ通して、優勝した外国馬は1頭、2003年のフリートストリートダンサー（アメリカ馬）だけのようです。
チャンピオンズカップになってからの外国馬の参戦は、ざっと調べた限り3頭。アメリカ馬が2頭に香港馬1頭ですが、最下位かビリ2という感じで結果は思わしくありませんね。今年も、6頭のアメリカ馬が予備登録までは行っていましたが、結局1頭も来日しないことになりました。
今年はどうなる？
ダート戦線は、地方交流競走まで頭に入っていないとなかなか難しいのかなあ。
まずは、昨年優勝したテーオーケインズが、先日JBCクラシックでも勝利して当レースに臨んでおり、ダントツの一番人気になりそうです。
次がJBCクラシックで2着のクラウンプライド。
あとは、シリウスステークスで1着のジュンライトボルトも人気になりそうです。
わたしは、もしかしたら「名前がかわいい」というだけの理由でハピを応援してしまうかもしれないです。
いや、シリウスステークスの時にパドック予想で名前を挙げたら2着に来てくれて、その時から応援してるんですけどね。
かわいい名前のわりに、なかなかゴツくてカッコいいんですよ。3歳馬の勢いにも期待です。みやこステークスではちょっと残念でしたけどね。
ハピは、今のところ、6番人気ぐらいの予想になっているみたいです。
