こんにちは、欅並子です。
この秋は10月から11月にかけて行われた東京第4回・第5回開催も、昨日のジャパンカップをもって終了となりました。
ジャパンカップは締めくくりにふさわしい素晴らしいレースでしたね。
会場もたくさんの人出で賑わって、お祭りのような盛り上がりでした。
そんな楽しかった1日を、個人的な目線のレポートで振り返りたいと思います。
入場から、中の様子
ジャパンカップの日は、入場券の当日発売はなく、指定席と入場券の事前予約をした人しか入場することができません。
わたしは予約した入場券で入場しました。
入場「券」といっても、スマホで予約サイトを開いてQRコードを表示するタイプのものです。
ネット予約の入場券は、入場開始時間を15分ごとに区切って販売されています。分散して入場させることによって、入場待ち列ができてしまわないための措置ですね。
わたしが持っていたのは、8時45分から入場OKの入場券で、競馬場に到着したのが9時ちょうどぐらいでしたのですぐに入場することができました。
入口ではテーマパークで見かけるような簡単な荷物検査がありました。その奥で検温、そしてスマホ画面上にある入場券のQRコードの読み取り。
普段は荷物検査などありませんから、今日は特別ってことですね。
入場するとちょうど1Rに出走する馬がパドックで周回していたので、普通に馬券を買ってレースを見ることにします。
まだ早い時間だというのに、結構な人の数です。入場券予約は午後のわりと遅い時間まで割り当てがありましたので、きっとこれからもっと人が増えるはず。いったいどんなことになっちゃうのでしょう。
普通の日なら、指定席券を持っていない人でもスマートシートのあるスタンドの通路は歩けるようになっているのですが、この日はきちんとチェーンで囲みがしてあって、チケットを持っている人しかそのエリアに入れないようになってました。
ちょっと不便。
ボジョレー・ヌーヴォーのふるまい
10月に東京開催が始まった時から配布されていた「東京競馬場グルメマップ」というパンフレットにはこういう予告が掲載されていました。
このことはずいぶん前から楽しみにしていまして、先日書いたワインフェスのレポートの中でも触れています。
当日、初回の配布時間が10時ちょうどからということなので、少し早めの9時50分頃にローズガーデンへ行ってみることにしました。
おお、先週まではいなかったロンジンの馬がいる。
さらに近づいてみると、ふるまいの待機列が既にできていました。配布10分前の時点で50~60名ほどの行列になっていました。
わたしが並んでから、後ろにさらに倍ほどの行列ができて、最終的にはおそらく150人ほどが並んだでしょうか?
でも、こんなに並んでもまだ正門のところで担当者の方が「こちらで、ボジョレー・ヌーヴォーのふるまいを行います!どうぞ、こちらです!」なんて声をかけて回っていたので、きっと用意した数量には余裕があるんだろうなーって感じはしました。
いざ配布が始まると列はサクサク進み、すぐにワインをもらうことができました。
1杯の量は、フェスで購入したワインを入れてくれるグラスの半分ぐらいですね。
ワインを受け取ったらローズガーデンの中へ。ベンチが空いていたのでゆっくり座って飲むことができました。
なんて優雅なひととき! お天気が良くて最高のジャパンカップデーです。
なんといっても、JRAのおごりで飲む酒はウマい。ごちそうさまでした。
陸上自衛隊中央音楽隊による昼の演奏会
ワインのあと、早めの昼食を済ませて向かったのは、ウイナーズサークル。
ウイナーズサークルで、陸上自衛隊中央音楽隊による昼の演奏会が行われるということで、早めに行って近くで待機することにしました。
人の頭の間からなんとか見える位置を確保することができました。
演奏会では、競馬ファンにおなじみの曲を3曲ほど演奏してくれました。
中には、懐かしくてたまらない曲もありましたよ。
気がついてからあわてて動画を撮り始めたので途中からですが…。
この曲は「Theme of SUPER KEIBA,from '95 to '07」という曲なのですが、フジテレビ系列で日曜日に放映されていた競馬中継「スーパー競馬」内で1995年~2007年の間、G1の本馬場入場の際に流されていたBGMです。
これって、ちょうどわたしが競馬を見始めた年から使われてたんだ!と知ってさらに胸熱です。懐かしいわけだ~。
素敵な演奏を聴けて大満足です。
陸上自衛隊中央音楽隊は、この後ジャパンカップのファンファーレを生演奏します。
障害コース開放
演奏会のあとは、地下通路を通って内馬場へ。
障害コースの一部エリアが開放されるということで行ってみました。
竹柵障害~。(多分)
生け垣障害~。(多分)
小さい方のターフビジョン前から大きい方のターフビジョンの端ぐらいまでの範囲が開放されていました。
最近では、天皇賞(秋)の日にも開放されていたようで、G1開催の時にこういうことはちょこちょこやっているそうなのですが、それでも、あまりG1の日に競馬場に行かないわたしには貴重な経験です。
ジャパンカップのレース終了までこちらのエリアでレースを観覧することができるということで、ここにシートを敷いて居場所を定める方たちの姿もありました。
わたしはジャパンカップはパドックを見てから観戦したいので、スタンドに戻ります。
ジャパンカップ観戦
ひとしきり見て回ったあとは、元のスタンドに戻ってレースを見ることにしました。
といっても、午後になると観客の数も増え、だんだんスムーズに歩き回ることができなくなってきました。
いつものように、パドックを見てスタンドへ移動してレースを見てまた次のレースのパドックへ、という動きをするのは難しそうだったので、ジャパンカップの4つ前ぐらいからはパドックから動かず待機することにしました。
多くの人がそうしてパドックで滞留していたため、携帯の電波が繋がりにくくなる症状が起きていました。
ジャパンカップ恐るべし。
そうして、待ちに待って迎えたジャパンカップのパドック。
大体前から3列目ぐらいで、前の人の頭の間からですがなんとか馬たちの姿を見ることができました。
わたしの立ち位置からは、このぐらいの写真しか撮れませんでしたが、ヴェラアズール。
ほんと、あなたはダントツで1番輝いてた!おめでとう。
前の人の頭にピント合っちゃってて残念だけど、グランドグローリーさん。
ダントツ1位のかわいさでした。(馬券は買わなかったけど)
そんなこんなでレース観戦。
ゴール板からはかなり遠いですが、メモリアル60スタンドの前まで行くと意外と余裕を持って見られるスペースがありました。ちょうどそこに小さい方のターフビジョンもあって見やすかったです。
そして、ここがちょうど芝2,400メートルのスタート地点だったので、ゲート入りを目の前で見ることができました。(行き当たりばったり)
ジャパンカップは12R。夕日に照らされて、なんだか幻想的な風景になってきました。生演奏のファンファーレに、胸が高鳴ります。
現場にいると、お客さんの歓声、最後の直線で馬たちが駆け抜けて行く地響き、感じられるものはたくさんありますが、レースについては、やっぱり、家でテレビで見るほうがよくわかりますよね。
わーわー言ってるうちにレースは終わり、少し審議などもありつつ確定。
レースの詳細がわかったのは家に帰ってからです。そんなもんよね。
レースの後は日が暮れそうな芝コースでたっぷりと表彰式を行っていました。
珍しくジャパンカップが最終12Rで行われたのは、表彰式のためだったのですね。
ジャパンカップデーは、いろんなことがいつもと違う、特別な1日でした。
久しぶりのG1観戦で、また新しい思い出ができました。
これはこれで楽しいけど、やっぱり普段着の競馬場が好きだなーと思ったり。
今度からはまた空いてる土曜日に来よう~と思いました(笑)