欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

エリザベス女王杯2022 気になる馬を挙げていきます(後編)

こんにちは、欅並子です。

 

エリザベス女王杯の正式な出馬表が発表されましたね。今年は18頭フルゲートでの争いになりました。こんなにたくさん強い女の子いたの!って感じです。

牝馬の戦いは華やかでワクワクしますね。

昨日に引き続き、エリザベス女王杯の気になる馬について考えてみます。

 

エリザベス女王杯(G1) オッズ | 2022年11月13日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

を参考に記事を書いています。

 

スタニングローズ

予想オッズは単勝4.6倍、2番人気です。

スタニングローズが1番人気になるのかと思ってましたが、とりあえず参考にしているサイトの予想オッズでは、デアリングタクトが1番人気とされています。

わたしは、秋華賞を展望したときにスタニングローズに目を付けることができませんでした。あのときはスターズオンアースの取捨で頭がいっぱいだったのと、ナミュールを本命にしたことで満足していたからです。

そういえば、スタニングローズとナミュールは同じ厩舎の所属なのですが、2頭は日頃から仲良しさんだという話を見かけました。

秋華賞でこの2頭は同じ4枠の7番と8番で、並んで発走して1着と2着になりました。今回は5枠10番と6枠11番で帽子の色こそ違いますが、またもやお隣同士での発走となります。スタニングローズが内でナミュールが外なのも前回と同じ。

パドックで並んで歩く時は、スタニングローズが前を歩き、ナミュールがその後ろを歩く形になります。同僚の馬が一緒だとリラックスして走れるとかあるんですかね~。

それはさておき、やっぱり「勢い」という意味では出走馬の中ではスタニングローズが一番かなという気がします。

あとは、パドックで元気があるかどうか。注目したいと思います。

 

デアリングタクト

予想オッズは単勝4.0倍、1番人気です。

三冠を決めた2020年の秋華賞以来、勝ちから遠のいていますが、この馬の復活を望んでいる人は多いと思います。だからこその、1番人気予想ですね。

ジェンティルドンナやアーモンドアイのように牝馬三冠を取ったあともバリバリと一線で活躍し続ける馬がいる一方で、アパパネやスティルインラブのように三冠の後はなかなか勝ちに恵まれなくなってしまう馬もいます。

デアリングタクトは、どちらに分類されるのでしょうか?エリザベス女王杯は真価が問われるレースになるでしょうね。

オールカマーの時は、パドックでは絶対に無視出来ない風格と迫力を感じたので本命にしたのですが、レースになってみるとあまり手応えが良くないまま6着に終わってしまいました。

今回はどんな様子で出てくるのでしょうか。わたしはちゃんとデアリングタクトを見極めることができるでしょうか。

 

ウインマイティー

予想単勝オッズ22.9倍、11番人気です。

穴馬、ウインマイティーです。

穴馬を言うつもりもなかったのですが、予想オッズ見たらそうだったので仕方ありません。

Instagramを見ていると、よくウインマイティーの写真が流れてくるのですが、なんかめちゃくちゃかわいいんですよね、この子ったら。

写真を撮られるのが大好きだとか、トレセンでめっちゃ牡馬にモテるとか、レースにはあまり関係がないこぼれ話がよく聞こえてくるウインマイティーです。

6月のマーメイドステークスで重賞初勝利をおさめてから、10月には京都大賞典で牡馬相手に3着と好走していて、勢いはありそうです。

前走の京都大賞典もそうですが、オークスで3着とかもありますし、2,200メートルという距離はこなせると思います。

京都大賞典でウインマイティーに先着した馬がまだ次走を走ってないので、どれほどのレベルのレースだったのかあんまりわかってないので難しいところはありますが。

 

イズジョーノキセキ

予想オッズ12.7倍、6番人気です。

府中牝馬ステークスを12番人気で勝ってみんなを驚かせたイズジョーノキセキです。6月に3勝クラスを勝ってからの府中牝馬ステークス連勝で、こちらもかなり勢いに乗っている馬といえると思います。

府中牝馬ステークスが、21戦目にして初めての重賞制覇でしたが、エリザベス女王杯には昨年も出走して5着ですから、力のある馬ですよね。

前走騎乗していた岩田康誠ジョッキーが騎乗停止中のため乗り替わりですが、そこに、たまたま空いてた(?)ルメールさんが乗ってくれるというのも、なんかすごい引きだなという気がします。

非常に個人的ですが、わたしには「名前がロマンチックでない牝馬を軽視しがち」という悪いクセがあって、今回もイズジョーノキセキさんのことをちょっとスルーしそうになっていたのですが、そういうのって、後悔することが多いんですよ。

今回はちゃんと注目馬に入れることができました。

パドックでも、ぼんやりしないでちゃんと見ます。

 

以上、エリザベス女王杯2022の気になる馬(後編)でした。

今日も3頭に絞るつもりだったのですが、どうしても気になったので4頭挙げました。

いよいよ週末。エリザベス女王杯、楽しみましょう。