欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

アルテミスステークス2022 競馬場からのパドック予想に向けて予習します

こんにちは、欅並子です。

 

今週は天皇賞(秋)のほかにも楽しみなレースがありますね。

29日(土)には東京競馬場でアルテミスステークス(G3)が行われます。

多分わたしは土曜日に東京競馬場に行くと思うので、アルテミスステークスについてはとりあえずどんな馬が出てくるどんなレースなのか予習だけはしていきたいと思います。できれば東京競馬場から生パドック予想を更新したいなと思っています。

 

で、アルテミスステークスなんですけど、このレース、実はわたしにはあまり馴染みがないんですよね。

へー、そんな重賞あったっけ?ってぐらい。

なんでかなと思ったら2012年に新設された比較的新しいレースだからなんですね。

前身のレースがあって名前が変わったとか重賞に昇格したとかではなく、いきなり2012年に誕生した新しいレースです。

2着までの馬にジュベナイルフィリーズの優先出走権が与えられる、2歳牝馬限定の重賞です。

歴代の優勝馬を見ると、蒼々たるメンバーが名前を連ねています。

まず直近で、昨年の優勝馬・サークルオブライフと一昨年の優勝馬・ソダシはともにその後ジュベナイルフィリーズを勝っています。

その他、のちにエリザベス女王杯(2回)と大阪杯を勝つラッキーライラックや、2019年に宝塚記念・有馬記念を制して年度代表馬となるリスグラシューなどもアルテミスステークスの優勝馬です。

2020年優勝のソダシは、札幌2歳ステークスで重賞を勝ってからの参戦でしたが、昨年のサークルオブライフや2016年のリスグラシューなどは、未勝利戦を勝ち上がってからの挑戦で勝っていますから、2歳のこの時期では「過去の実績」なんてものはあまり参考にならなさそうです。

 

今週のアルテミスステークスに出走登録している11頭の中で1番人気が予想されているリバティアイランドは、7月30日に新潟で新馬戦勝ちがあるのみですが、なんと、予想オッズ1.5倍です。

そこまでの人気を背負う理由は、まずは良血なのもあるのですが、どうやらそのメイクデビュー新潟での走りが凄かったらしいです。調教もすごいらしいです。

それから、2番人気予想のラヴェルも、7月10日に小倉で新馬勝ちした1勝馬ですね。

なんで2番人気かって、この仔ったら、ナミュールの半妹なんですね。

ナミュールと言えば、先日の秋華賞で2着と健闘したあのナミュールさんです。

秋華賞ではわたしの本命でした。ちょっとこれは応援したい感じです。

その他、登録馬の戦績をざっと確認してみましたが、ほとんどの馬が1勝馬で、2勝しているのはミシシッピテソーロだけですね。そのミシシッピテソーロは3番人気と予想されています。

 

……と、ここで頭をよぎるのは、つい先日行われたサウジアラビアRCのことです。

サウジアラビアRCは、10月8日(土)に東京・芝1,600mで行われた2歳限定のG3で、こちらは出走馬全てが牡馬によって行われた競走でしたが、アルテミスステークスとサウジアラビアRC、似た空気を感じますね。

サウジアラビアRCでは、単勝1.4倍の1番人気だったノッキングポイントは4着に敗れました。ノッキングポイントも、良血のうえ新馬戦で大差勝ちという強い印象を残した馬でした。

勝ったのは2番人気のドルチェモア。桜花賞馬アユサンの仔という良血馬で、こちらも新馬勝ちからの参戦でしたね。

まー、2歳戦の単勝1倍台ほどアテにならないものはないですよね。それで何度痛い目に遭ってきたことか。

「こりゃわからん」というのが正直なところです。

2歳戦の予想は苦手なので、今週のアルテミスステークス、買うかどうかちょっと迷ってしまいますが、とりあえずせっかく競馬場に行って目の前で見る予定なので、予習してみました。

あとは、パドックで馬を見てから考えます。