欅並子の馬ウマ日記

競馬歴28年で、東京競馬場が主戦の競馬ライター、欅並子(けやきなみこ)がいろいろ書いてます。競馬予想、競馬文化にまつわるいろいろな出来事を、私目線でレポートします。競馬って、馬券を当てる以外にもいろいろ楽しいこと、ありますよね!(馬券も当てたいけどね)ほぼ毎日更新。

毎日王冠2022 わたしがサリオスを買わない理由とは

こんにちは、欅並子です。

 

木曜日になりましたので、そろそろ今週のレースに思いを馳せていきたいところ。

仮の出馬表が本日16時に公開されましたね。(枠順は前日の朝に発表です)

それでは、今日は、毎日王冠(G2)のお話で、わたしがサリオスを買わない理由について書いて見たいと思います。

 

毎日王冠は、G1馬を含む有力馬が多数出走することから、例年スーパーG2とも呼ばれるレースですね。今年も登録馬10頭のうち4頭がG1馬です。

当ブログでは「今年のG1競走は、全て1番人気の馬が未勝利である」という話をちょくちょくしていますが、わたしは今週の毎日王冠にもこの法則が当てはまるのではないかと睨んでいます。

とあるサイトの予想オッズを確認してみたところ、1番人気はサリオスとなっていましたね。

サリオスを買うのやめようかな、と思ったまず1つめの理由はこれです。

 

次に、騎手です。

今回、サリオスには松山弘平騎手が騎乗することになっています。

松山騎手とのコンビは過去に3走あるのですが、あまり成績が良くありません。

過去の成績を見ていると、レーン騎手に乗ってもらいたい感じですが、今はレーン騎手は日本にいないので仕方ないですよね。

一方、一昨年に毎日王冠を勝ったときに騎乗したルメール騎手は、今回はキングストンボーイに騎乗する予定だという。

なんでかなーって調べたら「へー、結構いろいろあったんだな」っていう過去の話が出てきました。サリオスがどうこうじゃなく、いろいろあってルメール騎手はキングストンボーイを選んだと思われるので、ルメール騎手に選ばれなかったということ自体をもってマイナスに見るつもりはありません。

ただ、松山騎手との組み合わせってどうかしら?

というのが、サリオスを買うのやめようかなと思った2つめの理由です。

 

今回「サリオスを買わない」宣言をするのは、ちゃんと理屈をつけておかないとパドックで過大評価をしてしまう可能性があるからです。

わたしのパドックの予想で最近問題になっているのは、G1への出走が常連になっている、いわゆる「格」が高い馬を過大評価してしまいがちというところです。

その戒めとして、あえて名指しで買わない宣言をしておくこととしました。

 

それでは、ここからは、「買うのをやめる理由」ではなく、とりあえず調べてみた事実についても書いておきます。

まず、馬場について。今週末の東京の天気予報は

8日(土)曇り時々晴れ

9日(日)曇り時々晴れ

となっています。

わたしは東京競馬場から車で1時間ほどのところに住んでいますが、こちらは昨日からわりとしっかり目の雨が降り続いています。

本日6日(木)の時点で雨、明日も雨の予報となっていますが、もし土曜日朝から一旦お天気が回復すれば、日曜メインの時間は良馬場で迎えることができるのではないかと思っています。

内枠外枠、どちらが有利?という点については、昨年の同じ日の結果だけ見るとどちらも差がない印象でした。

こればっかりは、今年の様子を見ないといけませんので、一旦保留にしますが、10頭立てのレースですから例え外を引いてもそんなに大外って感じにはならなさそうですよね。

 

あともうひとつ、毎日王冠といえばここ3年は続けて3歳馬が勝利しています。(一昨年サリオスが優勝したときも3歳でした)しかし、今年は珍しく3歳馬の登録がありませんので、その法則を当てはめることはできません。

ただ、なんとなくですが、出走回数がそれほど多くない若々しい馬に勝機があるのではないかと考えるのも面白いかもしれません。

 

以上、毎日王冠についてわたしはこのように考えてみました。

基本的には、あまり先入観を持たずにパドックを見て買うのが本来のわたしの買い方なのですが、今週のレースについてあれこれ考えながら待つのも楽しいし、いろいろしゃべりたいし、なかなか加減が難しいものですね。